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(回答先: 『アメリカの大崩壊と最期』著者Xを読んで 投稿者 あっしら 日時 2002 年 7 月 05 日 13:37:39)
あっしらさん、この本を読んで感想をいただきありがとうございます。どなたかと意見交換をしたいとおもっていましたので。わたしもいくつか感想を寄せたいのですが、あっしらさんは著者は日本人で新左翼系運動経験者がアメリカ人をよそおって書いたものではないか、と推測されています。これは慎重な判断が要するところと思われ、失礼ながらこの推測はやや早計に過ぎるのではないか、との印象です。今書く時間がないので、後でその理由を書きたいと思っています。
結論からいえば、やはり、アラビア語の知識をもつアメリカ人で、しかし中東系(人脈をもつ)で、キリスト教の環境で育ったもの、すなわちレバニーズ=レバノン系アメリカ人か、あるいは、やはりEURO-AMERICA系のアメリカ人か、どちらかではないか、という印象をもっています。(アメリカ国内の)アラビア語メディア)からしかえられない細緻な情報が盛り込まれているとみられ、日本国内の日本語/英語情報空間ではとてもリアルタイムに得られないタイプの情報が印象的です。たとえば、ムスリム世界のCNNといわれるアルジャジーラ放送ですが、アメリカ国内のムスリム系の人びとはケーブルで見ることができます。ただし、アラビア語のみです。
アメリカ新左翼系情報が豊富であり、かつ出版社のセンセーショナリズムな性格という2点に目を奪われ予断をもたれていると思われます。どちらにしても慎重な判断が必要なところか、と。