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(回答先: ドビュッシー 歌劇「ペレアスとメリザンド」 投稿者 中川隆 日時 2020 年 1 月 21 日 00:14:00)
モーリス・ラヴェル 『亡き王女のためのパヴァーヌ』
ラヴェル 自作自演 1922
Ravel "Pavane pour une infante défunte" 1922 piano roll
Ravel at the piano playing his composition "Pavane pour une infante défunte"/"Pavane for a Dead Princess" in 1922. It was imprinted onto a piano roll, and then long after his death it was played back and recorded, which is why the sound is so clear. The tempo and dynamics were not altered in this process. Of course we cannot know what happened on the day that he performed it, but for those suggesting that he did not play it, or that he played it differently, you would be wrong.
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Dutoit/Montreal - Ravel: Pavane pour une infante defunte 1983年
Orchestre Symphonique de Montreal / Charles Dutoit
デュトワ モントリオール交響楽団 1983年
録音状態は良い。まろやかで、暖かい音色として溶解しており、耽溺した雰囲気で演奏される。
「そ〜らふぁみ れ〜みふぁ ふぁみみ〜 し〜どらそ ふぁ〜そら らしそふぁみ〜」
「ふぁそ そらふぁみふぁ〜 らふぁみふぁ〜」
テンポは 遅め。ホルンの音色が少し渋くて、奥にひっこんだ感じだし、巧いかと言われたら、う〜ん。巧いわけじゃなさそう。小さく吹かれているので、濁った音色って感じがするのだ。
録音状態によるのかもしれないが、総体的に、どこか、ぼんやりしている。
このぼんやり感に、やられてしまう感じがする。
マルティノン盤のような明晰さが感じられないし、各楽器の音は、あまり綺麗に届いてこない。
しかし、全体的に靄がかかっているというか、オブラートがかぶさっているというか、乳白色的な色で間接照明的に、対象が浮かび上がっていて、その雰囲気にやられる。
なんだか、テンポも遅めで、ぼや〜っとしているのを後押ししている感じがする。これが、良いのかも。
ハープの音色も、ぼんやり。オーボエの音色やフルートの音色ぐらいが、はっきり聞き取れるぐらいで、弦も、弱々しく、でれ〜っとしており、うすぼんやり、耽溺型である。
って言っても、緊張感が皆無というわけでもなく、深く、息の長いフレーズを描いてくる。
輪郭が浮かび上がるわけでも、音色がカラフルでもなく、フレーズに張りがあるわけでもなく。
中庸的に、とろり〜としたところが、う〜ん。まあ。良いのだろうなあ。
この楽曲だと、眠りモードに入りやすい。
マルティノン盤が、各楽器の音色が、はっきりしており、輪郭が綺麗に描かれている。ただ、ちょっぴり線が強めと感じるかもしれない。マルティノン盤が素材を生かした料理だとしたら、そうねえ。デュトワ盤は、煮込み料理かなあ。
デュトワ盤は、全てが溶解してて、ぼわ〜とした雰囲気で描かれている。響きも暖かく、透き通った響きとは違って、濁りがあり、とろとろのシチューのようだ。これは、全く違うアプローチだと思う。
う〜ん。同じ曲で、こうも違うかねえ。
ワタシ的には、このデュトワ盤の各楽器の音が、固有の響きとして形がなくなるほど溶解させられちゃって、特に旋律を盛り上げるわけでもなく、ぼーっと、うすぼんやり〜した雰囲気に仕上げてくるところに、う〜ん、すげっと、唸ってしまった。
この溶解テクニックは、すごい。あらゆる金属(もちろん各楽器の音の例えだが)を溶かしちゃうみたいだ。
雰囲気のみを楽しむ。雰囲気に浸るという時には、デュトワ盤は良いのだろうと思う。
で、テンポは幾分遅めと思ったのだが、クレジットを見ると6分35秒だ。
速めと感じたマルティノン盤が、6分32秒。
あれっ。これだけの差異だったのか。ワタシの耳ってダメだねえ、あちゃちゃ。
http://www3.kcn.ne.jp/~mamama/02-orchestra/ravel-pavane.htm
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Ravel: Pavane pour une infante défunte, Cluytens (1962)
André Cluytens (1905-1967), Conductor
Paris Conservatoire Orchestra
Rec. 26-27 September & 2-3 October 1962, at Salle Wagram, in Paris
クリュイタンス パリ音楽院管弦楽団 1962年
録音状態は良い。代表的な名盤なので、時代とともにリマスタリングされている。
まったり、ふくよかで優美。
昔から続く、名盤とされているものである。
約6分〜7分程度の楽曲だが、いつまでも続いて欲しいと願いたくなるような、大変優美で、少し悲しそうな曲である。
「そ〜〜らふぁみ〜れ〜みふぁ ふぁみみ〜 し〜〜どらそ ふぁ〜そら らしそふぁみ〜」
「ふぁそ そらふぁみふぁ〜 らふぁみふぁ〜 し〜・・・・」
クリュイタンス盤は、昔からの名盤として有名である。聴いてみて、確かにっ。と大いに頷かされる。
ゆったりしており、音の厚みもあり、まろやかに響く。
冒頭のホルンの柔らかい響きは、まるでオブラートに包まれた感じだし、ソフトフォーカス的な感じがする。
マルティノン盤だと、もう少し輪郭が明瞭なのだが、クリュイタンス盤は、ほんわかした雰囲気につつまれて、いつまでも、ふわ〜っとしていたい気持ちにさせられる。
ホルンの旋律に耳がどうしても行ってしまうが、弦が、そっと奥でつま弾いている。
で、ハープの音色も綺麗だ。グリッサンドという、パラパラパラ〜っという音色が奥ゆかしい。
「そ〜ら〜 そらし み〜れ〜 (ふぁどふぁ)そら〜みふぁそ どしそ〜」
オーボエのフレーズが、更に穏やかに、静かにフレーズを出してくるが、そのまま弦に引き継がれていく。
主題が、ホルンから木管に引き継がれるわけだが、クリュイタンス盤では、このあくまでの穏やかで、幅のある響きが流れてくる。
各楽器の音色は、今となっては、ちょっと古めかしいし、巧いかと言われたら。う〜ん。今やどうでしょ。
で、オケは厚みのある音色か。と言われたら、う〜ん。どうでしょ。
これまた、そうでもないような気がする。
各パートの響きも、音色も、響きも、多少細い気がする。 音色に艶がある。とも言い難いし。
でも、これは、やっぱ録音かな〜。現在の録音技術だったら、もっと明瞭になるので、どう変化するかワカラナイ。でもこの楽曲は、雰囲気で聞かされちゃう名盤だと思う。やっぱり。 雰囲気で聴いちゃいますねぇ。
最初に言ったソフトフォーカス的な面は、この楽曲には似合っているのかもしれません。
http://www3.kcn.ne.jp/~mamama/02-orchestra/ravel-pavane.htm
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Ravel: Pavane pour une infante défunte, Cluytens PCO, Tokyo1964
André Cluytens conducting, Orchestre de la Société des Concerts du Conservatoire, Tokyo Bunka Kaikan, 7th May, 1964, Live Recording (Stereo Version).
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Ravel: "Pavane for a Dead Princess", Cluytens / Orchestre ... Conservatoire Paris, 1950, restored
指揮 アンドレ・クリュイタンス
演奏 パリ音楽院管弦楽団
ホルン ルシアン・テヴェ
録音 1950年1月17日、パリ、シャンゼリゼ劇場
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Ravel: Pavane pour une infante défunte, Giulini & The Phil (1966)
Carlo Maria Giulini (1914-2005), Conductor
New Philharmonia Orchestra
Rec. 17-18 May 1966, at Abbey Road Studio, in London
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Ravel - Pavane pour une Infante Defunte - giulini
Philharmonia Orchestra
℗ 1986 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin
ジュリーニ コンセルトヘボウ 1994年
Carlo Maria Giulini Amsterdam Concertgebouw Orchestr
録音状態は良い。息のながい、緩やかで、とろみ感のある代表的な耽美的な演奏だ。この演奏だと、もはや別世界へ逝っちゃう。
晩年のジュリーニさんの演奏で、とっても遅い。遅いが、大変美しいフレージングで、息の長い美しい演奏である。
演奏時間は、7分50秒というクレジットとなっている。(マルティノン盤は6分32秒)
とにかく、冒頭からのホルンが、柔らかくて、くすんだ和音を醸しだしている。
「そぉ〜〜らふぁみ れぇ〜みふぁふぁみみ しぃ〜〜どらそ ふぁ〜そららしそふぁ みぃ〜ふぁそ そふぁみふぁ〜」
息継ぎ場所がわからないほど、長くて、緩やかに続く、穏やかなフレージングだ。
特に、どこかで膨らませているというような、音の膨らみ感、フレージングではないと思うのだが、一定に保たれた音の持続音っていうのか、ほぉ〜〜っという膨らみが、とにかく持続する。
弦の響きは、奥まっており、リズムを形成しているわけでなく、ポンっという弾んだ感覚が埋もれている。
えー 弦の響きが聞こえないなあ〜って、きっと、他盤だと文句言っちゃうところなのだが、なぜか、このとろみ感覚に、やられてしまう。
中間以降、フルートが入ってくる場面からは、いっそうテンポが落ちて、ぐぐーっと、まろやかさを蓄えている。このフルートは、すっきり系で、いたずらに音を膨らませず、結構、淡々とした感じで吹かれる。
木管群が、明晰な線を描き出すので、総体的に、べたっとした演奏に陥っていないのだと思う。
ホント、木管は、綺麗に浮かび上がってきており、ノビのある、語尾までの膨らみ感がたまりません。
あとは、 寄り添ってくるハープのグリッサンドが目立つぐらいで、低弦の響きも奥まってしまって、弦は、どこへ行ってしまったのでしょう〜というほど、聞こえてこない。
推進力もない完全な耽溺型だ。だけど、ついつい、引き込まれてしまう語り口だ。
ジュリーニさんの最晩年の演奏は、超遅いというイメージがこびりついているが、「亡き王女のパヴァーヌ」を聴くと〜 これは、はまってしまう。別格扱いって感じになるだろうか。演奏ともかく、 思わず目頭が、じわーっと熱くなってきてしまって。
うるうる〜っ。 あーっ これ自分のお葬式にかけて〜っという方おられても、ハイ、不思議ではございません。(笑)
つづけて流れてくる「マ・メール・ロワ」も絶品です。陶酔しきってくださいませ。
http://www3.kcn.ne.jp/~mamama/02-orchestra/ravel-pavane.htm
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Maurice Ravel - Pavane pour une infante défunte - Samson François
サンソン・フランソワ 1966年〜67年
Samson Francois
録音状態は、まずまず。
伝説的なピアニストとして有名だし、洒脱のきいた、オシャレな感じがする。
1966年〜67年の録音なので、ちょっと古いのだが、まずまずの録音状態である。
昔から名盤と言われているので、ラヴェルを聴くとなると、まあ筆頭という盤になるんだろうが〜
亡き王女のパヴァーヌについては、まあ。普通ってところ。
ちょっぴり退廃的で、ジャズっぽく、クラシックの範疇に収まらない演奏で、お酒も女も、タバコも大好き。どーも型に、はまったというよりは、型破りっぽい、破天荒型の方だったらしい。・・・という、伝説的なピアニストだったようである。
もっとも、ワタシ自身は、ご本人の演奏も聴いていないし、LPも持ってなかったし、どっかの本の受け売りの知識である。70年に64歳で亡くなっておられるので、さっぱり、ご縁がなかったのだが、ワタシより年長の方なら、愛聴盤として、聴いておられるのだろう。
今聴いても、楽しげなパラパラとした演奏で、素人には、即興的な演奏だな〜としか、感じないのだけど、素人が聴いても、より自由度が高く、のびやかで〜
気ままに弾いているように聞こえ、なかなかにオツである。ちょいと開放的な気分になれる。
ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら、「フランソワの演奏は他の演奏家とは一線を画す独特なもので、非常に個性的であるため、ピアノを演奏をする人の範とはなり難い。それでも、フランソワの演奏は文化的価値の高いものであるため、没後も何度も版を重ねてCDが発売されている。」と書いてあった。
文化的価値ウンヌンまでは、よく解らないのだけど〜
穏やかな「亡き王女のパヴァーヌ」よりは、鏡や感傷的なワルツのような、華やかで、しなやか、飛び跳ねるような躍動感のある曲の方が面白く聴けるのではないだろうか。
こんなことを言っちゃ〜まずいのだろうが、夜、カフェバーなどで、お酒を傾けて聴くには、うってつけ。
演奏の崩し方が、なんとも言えない色香があって〜 ひとことで言うと、洒脱。
他の盤とは、やっぱ、ひと味も、ふた味も違うので、比べようもない別格盤なんだろうな。
まっ パヴァーヌだけでなく、このラヴェルを聴いていていると、ひとりごち〜てしまって。
休み前の夜に聴くと気怠い雰囲気が、自室に漂ってきてしまって、ついお酒が飲みたくなってしまう。
ラヴェル ピアノ曲全集 サンソン・フランソワ
1 亡き王女のためのパヴァーヌ
2 高雅にして感傷的なワルツ 8曲
3 前奏曲
4 水の戯れ
5 ハイドンの名によるメヌエット
6 鏡 5曲
7 シャブリエ風に
8 ボロディン風に
9 夜のガスパール 3曲
10 ソナチネ
11 クープランの墓 6曲
12 古風なメヌエット
http://www3.kcn.ne.jp/~mamama/06-solo/ravel-pavane-pour-une-infante-defunte.htm
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Richter - Ravel - Pavane pour une infante défunte
Live recording, 1954
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Pavane pour une infante défunte, M. 19 (Live)
Sviatoslav Richter
Sviatoslav Richter Archives, Vol. 10: Carnegie Hall 1960 (Live)
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Walter Gieseking - Ravel: Pavane Pour Une Infante Defunte (Rec.1954)
Walter Wilhelm Gieseking (1895-1956), Piano
Rec. 10-12 & 14-17 December 1954, No.3 Studio, Abbey Road, in London
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Ravel / Julian Bream, 1960: Pavane Pour Une Infante Defunte - First US Recording
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『亡き王女のためのパヴァーヌ』(フランス語: Pavane pour une infante défunte)は、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1899年に作曲したピアノ曲、および1910年にラヴェル自身が編曲した管弦楽曲。
『逝ける王女のためのパヴァーヌ』や『死せる王女のためのパヴァーヌ』などとも訳される。
パヴァーヌとは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパの宮廷で普及していた舞踏のことである。
原題の infante défunte は文字どおりには「死んだインファンタ(スペインの王女の称号)」を意味し、韻を踏んだ表現が選ばれている。ラヴェルによると、この題名は「亡くなった王女の葬送の哀歌」ではなく、「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」だとしている[1]。よって、日本語の表記においても、「亡き王女」と表現すると、死んだ王女という意味が強くなるため、あえて漢字を使わずに「なき王女」と表記することもある。
この古風な曲は、歴史上の特定の王女に捧げて作られたものではなく、スペインにおける風習や情緒に対するノスタルジアを表現したものであり、こうした表現はラヴェルによる他の作品(例えば『スペイン狂詩曲』や『ボレロ』)や、あるいはドビュッシーやアルベニスといった同年代の作曲家の作品にも見られる。諸説あるが、ラヴェルがルーヴル美術館を訪れた時にあった、17世紀スペインの宮廷画家ディエゴ・ベラスケスが描いたマルガリータ王女の肖像画からインスピレーションを得て作曲した、とされる[2]。
ベラスケスが描いたマルガリータ王女の肖像画
https://ja.wikipedia.org/wiki/亡き王女のためのパヴァーヌ#/media/ファイル:Retrato_de_la_infanta_Margarita_(4),_by_Diego_Velázquez.jpg
ピアノ曲はパリ音楽院在学中に作曲した初期を代表する傑作であり、ラヴェルの代表曲の1つと言える。
ラヴェルはこの曲を自身のパトロンであるポリニャック公爵夫人に捧げ、1902年4月5日、スペインのピアニスト、リカルド・ビニェスによって初演された[3]。この曲は世間からは評価を受けたが、ラヴェルの周りの音楽家からはあまり評価されなかった。ラヴェル自身もこの曲に対して、「大胆さに欠ける」、「シャブリエの過度の影響」[4]、「かなり貧弱な形式」と批判的なコメントを行っている。[5]その後行われた演奏もテンポが遅く、だらけたものであった。ある演奏会が行われた際、ラヴェルがこの曲を演奏したピアニストに対し、演奏後に「これは『王女のための亡きパヴァーヌ』ではなく『亡き王女のためのパヴァーヌ』であるのだ」と指摘したこともあった。
曲はト長調で4分の4拍子、速度記号はラン(Lent, 四分音符=54)である(後年、ラヴェル自身が録音した演奏により、54-70と幅が持たされている)。2つのエピソードを挟んだ小ロンド形式(単純ロンド形式)を取り、A-B-A-C-Aという構成をしている。
優雅でラヴェルらしい繊細さを持つ美しい小品であり、ピアノ版、ラヴェル自身の編曲による管弦楽版の他にも、多くの編曲者によりピアノと独奏楽器のデュオ、弦楽合奏など様々に編曲され、コンサート、リサイタルの曲目やアンコールとしてしばしば取り上げられる。
オーケストラ版
オーケストラ版は、1910年にラヴェル自身が編曲し、1911年に初演された[6]。演奏時間はおおむね6分半から7分程度である。「管弦楽の魔術師」の異名に恥じない華麗な編曲であるが、『ボレロ』や『左手のためのピアノ協奏曲』から連想されるような大規模な管弦楽編成ではなく、むしろ『クープランの墓』(これもピアノ曲の編曲である)などに近い小規模な編成であり、旋律美と知名度に加えて、難度もあまり高くないため、演奏会のプログラムやアンコールピースとして取り上げられる機会も多い。
編成
フルート 2 ホルン 2 (in G) ティンパニ 第1ヴァイオリン ●
オーボエ 1 トランペット 他 第2ヴァイオリン ●
クラリネット 2 他 ヴィオラ ●
ファゴット 2 チェロ ●
他 コントラバス ●
その他 ハープあるいはピアノ
オーケストレーション
ピアノ版と曲の構成自体は同一であるが、オーケストレーションは次のようになされている。
ロンド主題と言えるA部は、提示の段階では弦楽器のピッチカートに乗り、ホルンのソロで奏でられる。B部ではロ短調に転調し、オーボエにより新たなエピソードが出現する。1度目の再現では主旋律が木管楽器に移り、最初よりも更に穏やかな印象を与える。フルートで提示されて始まるC部ではト短調になり、可憐ながらもやや落ち着きのない音楽。後半ではハープのグリッサンドや高音域が効果的に使われている。ト短調で弱々しく終わった後の2度目の再現では、ハープの分散和音に乗ってフルートとヴァイオリンで旋律が奏され、最後は最弱音で消え入るように終わる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A1%E3%81%8D%E7%8E%8B%E5%A5%B3%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%8C
- ビゼー 『アルルの女』 中川隆 2020/2/18 13:42:30
(0)
- ビゼー 『カルメン』 中川隆 2020/2/18 13:15:38
(8)
- サン=サーンス 『動物の謝肉祭 白鳥』 中川隆 2020/2/18 17:27:34
(7)
- ガブリエル・フォーレ 『夢の中に』 中川隆 2020/2/18 21:15:30
(6)
- セザール・フランク 『前奏曲・コラールとフーガ 』 中川隆 2020/2/19 20:42:10
(5)
- ベルリオーズ 『幻想交響曲』 中川隆 2020/2/19 22:26:22
(4)
- プーランク オーボエとピアノのためのソナタ FP185 中川隆 2020/2/21 14:33:28
(3)
- マスネ 『エレジー』 中川隆 2020/3/06 10:27:59
(0)
- ジュール・マスネ 『タイスの瞑想曲』 中川隆 2020/3/05 19:07:24
(1)
- メシアン 『世の終わりのための四重奏曲』 中川隆 2020/3/21 17:29:31
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- プーランク オーボエとピアノのためのソナタ FP185 中川隆 2020/2/21 14:33:28
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- ベルリオーズ 『幻想交響曲』 中川隆 2020/2/19 22:26:22
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- セザール・フランク 『前奏曲・コラールとフーガ 』 中川隆 2020/2/19 20:42:10
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- ガブリエル・フォーレ 『夢の中に』 中川隆 2020/2/18 21:15:30
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- サン=サーンス 『動物の謝肉祭 白鳥』 中川隆 2020/2/18 17:27:34
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