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保坂修司「奴隷制度の復活は、国際社会の中には入らないと宣言しているのと同じで、組織を引き締める狙いも…」/今夜のN9  
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/452.html
投稿者 仁王像 日時 2014 年 10 月 15 日 22:04:25: jdZgmZ21Prm8E
 

(今夜のN9から)

≪奴隷制復活を宣言「イスラム国」の狙いは≫
 すでにイラク北部の女性や子供を売っているとインターネット上で明らかにしている。奴隷となったヤジディ教徒らは戦闘員たちによって売られている。人権団体は、ヤジディ教徒の若い少女が売買やイスラム国の戦闘員と強制的に結婚させられているとしている。
 なぜ、イスラム国は奴隷制を復活させたのだろうか。
 保坂修司理事(日本エネ研)「世界中から批判されてもイスラムの法律を守るんだと、イスラム法の中で奴隷制度が認められているのであれば、それをきちんと復活させるというアピールだと思う」
 その上でアメリカ軍などの空爆に対抗して組織を引き締める狙いがあるという。
 保坂「アメリカを中心とする反イスラム国の包囲網が軍事的にできつつある。そういう中でメンバーの中にもある程度動揺が広がっている可能性がある。それに対する引き締めの部分、踏み絵みたいなものもあると思う」

 そのイスラム国は、米軍の空爆にもかかわらず一段と攻勢を強めている。バグダット周辺では、イスラム国やイスラム国を支援するグループによる爆弾テロが続発、13日には少なくとも30人が、14日にはイラクの元内務副大臣を含む21人が死亡した。さらにトルコとの国境に近いアイン・アルアラブでは市の約4割を制圧した模様である。
 アメリカは軍事作戦に関与している22か国のの軍のトップらによる作戦会議を開催。イスラム国の壊滅に向けた今後の軍事行動を協議した。
 オバマ大統領「我々はイスラム国の壊滅に向け団結しており今後も空爆を続ける」
 奴隷制を復活させなおも攻勢を強めるイスラム国、今後はどう出るのか。
 保坂「奴隷制度を復活させるということは、もはや国際社会の中には入らないと宣言しているのと同じで、こういう形で理論武装していくとか、空爆の及ばない地域で地上戦で戦うとか、そういう形に展開するのではないか」
 国際社会への挑発なのだろうか。挑発を続けた挙げ句地上戦に持ち込んで泥沼化させてしまおうという狙いなのだろうか。  

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コメント
 
01. 2014年10月15日 23:13:00 : 6OiWT1Ay9g
おかげでウクライナが普通にみえるよ

02. 2014年10月16日 10:21:50 : LBtbDXFoS6
マスコミに載らない海外記事より
不安定化工作-エネルギー戦争における、アメリカの武器
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/--6f4c.html

(引用開始)----------------------

エネルギー戦争とシリア: 地中海からの締め出し?

ISILと戦うという呪文の下で、アメリカが、エネルギー・インフラを意図的に破壊しているシリア国内の状況も、同じ石油政治学というプリズムを通して見るとわかる。天然ガスシリア、レバノン、イスラエルと、ガザにひろがる、膨大な天然ガス埋蔵量があるレヴァント沿岸沖。ここでもアメリカはロシアを追い出し、東地中海のガス埋蔵地を支配しようと動いている。

2000年以来、ロシアの建設土木会社ストロイトランスガスは、シリア国内で積極的に活動し、ホムス地域に、二カ所のガス精製所を建設し レバノンとシリアを、ヨルダンとエジプトを結ぶアラブ・ガス・パイプラインのシリア部分を建設する契約を得た。別のロシア・エネルギー企業、ソユーズネフトガスは、2004年、ダマスカス政権から、イラクとの東部国境で事業を行う落札をしている。2007年、シリア・ガス会社(SGC)とストロイトランスガスは、ホムスのガス田で発見された天然ガス資源開発を共同で行うことに合意した。2013年12月25日、シリア危機の最中、ソユーズネフトガスは、ダマスカス政権と、重要な沖合での探査契約を締結した。

しかも、シリア、イラクとイランの間で、世界最大の天然ガス田から、シリア沿岸までのガス・パイプラインを建設する交渉の最中に、たまたまシリア危機が勃発したというわけだ。2011年6月25日に、ダマスカスは、イラクとイランとの契約を締結していた。契約が、2009年にキャンセルされるまで、ストロイトランスガスが、石油の豊富な都市キルクークと、シリアの港バニヤースの間をパイプラインで結ぶものと想定されていた。

カタールとトルコは、天然ガス輸出者とエネルギー回廊としての両国の出番を無くすので、イラン-イラク-シリア・ガス・パイプライン協定に敵対的だった。イラン-イラク-シリア・パイプラインは、アメリカLNGに対する低価格なライバルとして、ガスをEUに輸出するのにも利用できる可能性があることも、ワシントンから否定的に見られることになった理由だ。

シリアとイラクでの戦闘の結果、このプロジェクトを中断させ、政権を転覆すればそれは無効になる。

(引用終了)-------------

彼等にもこういう事情があるならば、ミッションが完了するまでは「解散」は無いんだろう。
おそらく最後は幹部連中は見事にトンズラ、末端で戦闘に参加していた「足軽」たちだけがウロウロと取り残されて、捕縛されて国際法廷に引きずり出され、この「奴隷制度」に関してもばっちり責任を取らされる・・・
ということならまだいい方で、もしかしたらグァンダナモみたいなところにまとめて放り込まれてそのまんまってことになるかもしれない。
たとえ、そうなっても「性奴隷にも関わったテロリスト」という烙印が押されているから、出身国政府も知らん顔ってことことになって返してくれとは言わないんじゃないか?
「死をも恐れない覚悟」じゃなくて「そういう目に遭ってもいい覚悟」ならば止めないが。


03. 2014年10月16日 11:05:43 : nJF6kGWndY

>世界中から批判されてもイスラムの法律を守るんだと、イスラム法の中で奴隷制度が認められているのであれば、それをきちんと復活させるというアピールだと思う

理屈としてはそうだろうが、単に悪乗りしている感じもあるな


wiki/シャリーア

奴隷制度[編集]
シャリーアには奴隷に関する規定があり、奴隷制度自体を肯定している。 預言者ムハンマド自身が奴隷を所有していたこともあり、奴隷所有者を悪人と断ずればムハンマドが悪人だったことになってしまうため、現代でも奴隷制度を悪と明言されていない。このため、イスラム教国では奴隷制度の廃止はかなり遅く、最後に廃止されたモーリタニアでは1980年まで奴隷制度が存続していた。 ただし、奴隷解放を善行として奨励していることや、主人の死亡時点を持って奴隷身分から解放されるなど、欧米のような終身、子孫まで継続することはなく、奴隷の獲得数が減少するに伴い奴隷の人数も減少をたどり、耕作地と水資源の少ないアラビア半島では農奴制が発達しなかったことから、アラビア半島では16世紀には奴隷人口は極めて少なくなり、奴隷を所有できるのはごく一部の権力者のみとなり、実質的な意味合いとしての奴隷というのは部族外から雇用された雇い外国人のようなものとなり、欧米のような悲惨な扱いをされる者ではなく、高給優遇される者が大半をしめるようになった。奴隷が軍人や官僚を占めるようになると奴隷が国を支配してしまう奴隷王朝が誕生するなど、奴隷が逆に高い身分になってしまうという逆転現象も起きている。 奴隷が部族地域における実質的な高級官僚となってしまったサウジアラビアでは1962年に奴隷制度の禁止を発令した時に部族解体政策が平行して行われていたこともあり、諸部族から強固に反対され、奴隷制度は憲法であるクルアーンで認められた物であると反論され妥協した結果、新規奴隷のみ禁止で既存の奴隷で希望者のみ奴隷の身分を継続してよいことになった。このため、現在では奴隷といえば権力者の腹心という意味合いになり奴隷が高貴な身分となっている。アラビア半島社会で現代の実質的な奴隷は法制度上は自由民である外国人出稼ぎ労働者となっている。
また、ムハンマドが所有していた黒人奴隷のビラール・ビン=ラバーフはイスラム教初期における聖人の一人であり、その直系子孫であるハバシー家の称号は「預言者ムハンマドの教友たる黒人奴隷」であり、黒人奴隷が高貴な家柄となっている。このような事情からアラブ社会では奴隷という言葉には欧米ほどネガティブなイメージはない。
イスラム社会で欧米的な農奴制が始まったのはエジプトがイスラムに征服されてナイル川流域の肥沃な土地が手に入って征服されたエジプト人が農奴となってからで、このシステムは西へと伝わって行きモーリタニアが最西端となっている。気候的な事情からエジプトの農奴制がシナイ半島より東に逆流することはなかった。 アラビア半島では早い時期に奴隷売買そのものが縮小していったが、エジプトから東のアフリカ大陸北部地域を征服したイスラムはアフリカ大陸北部の住民を奴隷としてヨーロッパ人に売りさばき、その多くがアメリカ大陸へ輸出されていった。このため、イスラム教国でもシナイ半島を境に奴隷制度そのものが大きく異なる。
宗教警察[編集]
イスラム教国にはムタワと呼ばれる宗教警察があり、彼等は治安維持を行う警察とは別にイスラムにおける道徳を守ることを目的として活動している。 厳格派ではイスラムにおける勧善懲悪の実施を掲げており、これが人権侵害となる事例が多くあり、時にはタリバンのような破壊活動にまで発展する。


04. 母系社会 2014年10月16日 18:05:47 : Xfgr7Fh//h.LU : oc9LnD1wGc

●貧しくて結婚ができないイスラム教徒の男性は世界に大勢いる。そのような
貧しいイスラム教徒には、「結婚」ができる「イスラム国」は大変な魅力で
あり、これで益々、世界中から大勢の貧しいイスラム教徒や、イスラム教徒
ではない人も、イスラム教に改宗して「イスラム国」に集まるだろう。

貧しいイスラム教徒には、貧富の格差を放置している既存のイスラム諸国は、
平等な社会の建設を目指した本来の「イスラム教」を裏切って腐敗している
としか思えないのだろう。

事情は、ヨーロッパの貧しいイスラム教徒にとっても同じなので、彼らの
「奴隷制度」=「貧しいイスラム教徒の男性のための結婚制度」を根絶させ
たいなら、既存のイスラム諸国もヨーロッパ諸国も、自国の貧富の格差を
無くすべきなのである。

★結婚もできない社会に、帰属意識も忠誠心も、持つことはできないだろう。

●「希望は戦争」という議論があったが、日本の結婚もできない非正規社員も
彼らと同じなので、やがて彼らも「反乱」を起こすかもしれない。

(既に、「誰でも良かった・・・」と言って「反乱」を起こしているのだが)

★人間は「衣食足りて礼節を知る」のである。

★立場により、「正義」も異なるのである。

●リビアやアルジェリア、ニジェール、マリ、チャド、モーリタニアなどの
サハラ砂漠で遊牧生活をしているベルベル人系のトゥアレグ族(人口100
〜350万人)はイスラム教徒で、サハラ砂漠の乾燥化が進み、遊牧が困難
となったために、トゥアレグ族は危機に陥った。

それで1990年代から、危機に陥ったトゥアレグ族を救済しようとしない
各国政府に対して反乱を起こすようになった。

カダフィは、戦闘的民族でもあるトゥアレグ族をリビア軍の軍人として雇い、
トゥアレグ族を救済し、反乱も防いだ。そのために、彼らはカダフィ軍側で
戦ったが、敗れて重武装化したままサハラ砂漠に逃れ、マリ北部で独立宣言
して「マリ北部紛争」を起した。

マリ軍は、重武装化したトゥアレグ軍に敗北し続けたので、旧宗主国である
フランスが軍を派遣し、トゥアレグ族をイスラム原理主義の過激派と非難して
いるが・・・

彼らがサハラ砂漠の乾燥化で家畜が死に、民族絶滅の危機に陥ったこと、また、
各国の政府は危機に陥ったトゥアレグ族を救済しないことは、欧米のマスゴミ
は報道しないのである。

★トゥアレグ族はイスラム教徒だが母系社会なので、普通のイスラム教社会
とは逆に、男性が顔や体を青い布で隠している。

男性神信仰のキリスト教が、神と言えば女性神で、女神信仰が強かったローマ
帝国への布教のために、新たに「マリア信仰」を取り入れて「カトリック」に
変身したように、あるいは日本の仏教も、日本の風土を取り入れて、事実上、
地獄を無くした親鸞の「浄土真宗」という世界に例が無い画期的な宗教=誰でも
天国に行けた縄文時代の古神道系仏教=を産み出したように、イスラム教も各地で、現地の風土と融合して変身する。

女性教育を軽視するタリバンのイスラム教も、この奴隷を認める「イスラム国」
も、現地適応の例なのだろう。

★★「イスラム国」の奴隷制度は許されないのは確かであるが、現在の日本の
ように結婚もできない社会も、事実上の<奴隷社会>であるのも確かである。


05. 2014年10月16日 22:19:50 : AYnBdVFRuE
奴隷制度の復活とは誰が言っているのか。
アメリカや西欧側がイスラム国がそういっていると言っているだけだろう。

奴隷制度の本家本元がアメリカに西欧だろう。イスラムの思想に奴隷制度はないが。


06. 夏も爽席 2014年10月17日 06:42:50 : YlJzBCjjO2yEw : vWyhEYEI66
まあ全世界の貧困層が
奴隷同然の境遇なんだろう
イスラム国とやらは
その現実をつきつけてる
とも言える
一種の仮想国家だろうが
富裕層への挑戦なのかな
しかし資金の供給も
その連中なんだろうし
現実と夢想のはざまで
全世界がもがいている様相だ

07. 2014年10月17日 15:46:36 : nJF6kGWndY

>>05 イスラムの思想に奴隷制度はない

あるよ

>>03
シャリーアには奴隷に関する規定があり、奴隷制度自体を肯定している。 預言者ムハンマド自身が奴隷を所有していたこともあり、奴隷所有者を悪人と断ずればムハンマドが悪人だったことになってしまうため、現代でも奴隷制度を悪と明言されていない


08. 2014年10月17日 16:16:04 : LBtbDXFoS6
イスラム教だって「積極的に奴隷を持ちましょう」と奨励しているわけではないはずだ。イスラム教と言うのは日常生活の規範まで聖典で定めているから、それが作られた当時が奴隷がいる社会であれば、それにも触れざる負えなかったということに過ぎないだろう。

仏教が生まれた時も奴隷はあったろうが、だからって「お釈迦様は奴隷はいけません」とは言わなかったから仏教は奴隷制を肯定しているなんて、誰も言わない。

そういえばアメリカで黒人奴隷が完全に解放され、奴隷を持つことが法律で禁じられたたのはいつなんだ?

ともあれ、ISISの「偽悪ぶり」は酷過ぎるが、性奴隷に関しては実際にやっている疑いがある。

そんなものを「結婚」とは呼べないし、そんなことを目当てに行く男はそれまでの奴と決めつけるから覚悟しな。


09. 仁王像 2014年10月17日 19:38:35 : jdZgmZ21Prm8E : O1i4OKq24Q
 >>03
 >>04

 勉強になりました! ありがとう。


10. 2014年10月18日 20:32:10 : LBtbDXFoS6
>>04

>●貧しくて結婚ができないイスラム教徒の男性は世界に大勢いる。そのような
貧しいイスラム教徒には、「結婚」ができる「イスラム国」は大変な魅力で
あり、これで益々、世界中から大勢の貧しいイスラム教徒や、イスラム教徒
ではない人も、イスラム教に改宗して「イスラム国」に集まるだろう。
貧しいイスラム教徒には、貧富の格差を放置している既存のイスラム諸国は、
平等な社会の建設を目指した本来の「イスラム教」を裏切って腐敗している
としか思えないのだろう。

>事情は、ヨーロッパの貧しいイスラム教徒にとっても同じなので、彼らの
「奴隷制度」=「貧しいイスラム教徒の男性のための結婚制度」を根絶させ
たいなら、既存のイスラム諸国もヨーロッパ諸国も、自国の貧富の格差を
無くすべきなのである。

「奴隷制度」=「貧しいイスラム教徒の男性のための結婚制度」
なんて、考えに同調する女は、今時、イスラム教徒だろうが日本の仏教徒だろうが、まずいないよ。
少なくとも今回の「奴隷化宣言」で、亭主(恋人)と一緒にイスラム国に渡ろうとか、“聖戦戦士”の「花嫁」になろうとか思って進んでイスラム国入りをしようという女たちは激減するだろう。
(「自ら進んでくる女は奴隷になんかしないよ、戦争で分捕った女たちだけだ」なんて言い訳は通用しない)

そもそも無理やり奴隷にした女とでも「結婚」出来ればいいと思っているような男が女に好かれるか?
(女の側は、そんなのが「結婚」だとはけして思わないだろう)
「あの国へ行けば金の無い俺でも、暴力でかっさらって来た女を分配してもらえるから行く」なんてあまりに情けない。
何処の国へ行こうが、何教徒だろうが、そんな男に女が惚れるわけながない。
「俺たちが働いても働いても貧乏で、妻子も養えないのは不当だ」と本当に思うなら、自分の国で戦え。
たとえ金なんか無くても、そんな男にこそ女は惚れるんだ!


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