http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/502.html
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(回答先: Re: イスラム国がイスラエル攻撃を宣言しないのは、米国とイスラエルの傀儡だからだ、というリ論証にはならない 投稿者 仁王像 日時 2014 年 10 月 18 日 22:33:49)
・《戦争》 遂にイスラムと中国の戦いが開始か!?イスラム国が中国を復讐対象国に指定!新疆ウイグルの占領を計画へ!
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/750.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 8 月 15 日 14:15:05: igsppGRN/E9PQ
・「イスラム国家」、チェチェン、カフカスを解放とプーチン大統領を脅迫(ロシアの声)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/172.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 03 日 23:07:16: igsppGRN/E9PQ
・「イスラム国」野戦司令官、ロシア侵略を宣言 ロシアの声
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/423.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 10 月 11 日 12:52:48: mY9T/8MdR98ug
(上の三記事の信ぴょう性は棚上げにしたまま、話を進める)
上をよく読むと、イスラム教徒の多いチェチェンや新疆ウィグル地域に「イスラム国」を輸出したいということである。これが主張のコアであり、ロシアや中国(という国家)を攻撃するというのは、事を大げさに言い、大見得を切って、自分や仲間たちの意気を挙げようとしているのだ。しかもイスラム国家としての正式発言であることは確認されない書き方になっている。何か言っているのは、野戦司令官であったり単なる戦闘員であったりする。
イスラム国は、ロシアや中国に宣戦布告する大義はない。また、互角に戦えるほどの軍隊を投入できるプロジェクション能力もない。数年後、国が安定し力をつけたとしてもそうだろう。
それがインポ脳によると、ロシアや中国という国家そのものに攻撃を仕掛ける宣言ででもあるかのように大げさに受け止め大騒ぎするのである。他方でイスラエルの攻撃を宣言しないというのは、米国に都合の良いことばかりだ、だからイスラム国は米国やイスラエルの傀儡に違いない、と短絡するのである。
あきれるほど浅薄な思考法である。だから学芸会でもやっているつもりかと言いたくなる。中学生の学芸会でももっと論理の筋道は通っているだろう。
野戦司令官が言ったと言う1000人もの戦闘員を送ったとして、そこで何ができると言うのか。ロシアを敵に戦闘したら、全員闘死するのみ。何も残らない。新疆ウィグルだともっと話は遠くなる。
以上は、主張のコアの周りの尾ひれ・飾りの部分である。
話をコアの部分に戻す。これは21世紀の現代世界に起こり得ることである。大義もあるし、実現性も十分にある。そんな時代に舞台は回ってきている。
だから普通の凡庸な軍師が考えたとしても、様々な技能をもった工作者集団を送り込むこと。そこで現地勢力と結びついて、まずそれぞれの地域で武装蜂起など起こし、それを大規模な民衆蜂起に発展させていく。最終目的は、チェチェンなり、新疆ウィグル地域のロシアないし中国からの分離独立である。そこにイスラム国と同じ原理の国を造るのである。
イスラム国が現在でもそんな衝動・動機を持っていることは確認されている(現地入りしたジャーナリストがイスラム国は、同じ原理の国を世界に広める意向を持っている、と語っていた/フジTV、Mrサンデー)。
(注)いずれの記事もイスラム国のスポークスマンが公式に表明したものではない。また中国については新疆ウィグル地域までで中国全土を攻撃するとは言っていない。ロシアについても全土を攻撃するとは言っていない。
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