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だがそれでいい
それが生命の本分であり
それを取り違えたものが心を縛るルールを生み出す
それが支配欲へと繋がる
支配欲とは即ち怖れそのものだ
故にそこに罪の意識や思いやりと云った情が利用されている
そこでは心が乾ききって掻き消えてしまいつつある
曖昧なままに捉えられて来たものはここで一度はっきりさせた方がいい
心とは情などではない
そこに情が抱え持つ罪の意識や恐れは介在しない
人々の中にあるべく発せられる自然でごく当たり前のものが
組織的社会を構築するあらゆる現場に抑制されてしまっている
心とは常に意識的なあなたと共にある
そのあなたが一定の感情及び思考に
支配されていない状態が
あなたの基本とするもっともあなたの望ましい状態だ
即ちそれが意識的な心の状態と云うものである
そしてあなたはそのあなたの状態に始終気付いていることにより
あなたの望ましい心の状態を維持する事に務める事が出来るのである
その為に瞑想が効果的だと云うのである
しかしそれは歩いていても何をしていても出来るものだ
つまりあなたがあなたにとって望ましい状態にあると言える時の感情が
あなたの基本的な至福の状態と云えるのである
その状態を感覚的に一度理解すれば
そこにあなた特有のセンスで言葉のラベルを貼りさえすればいい
あなたの付けた言葉の中にあなたの感覚や感情はいつでも呼び覚まされる
あなたの望みはあなただけが知るものだ
その感覚はあなたにしか言葉に表現できないものである
まさにあなたの世界はあなたにしか作れないのだ
そしてまたあなたの感情はあなたが受け容れた観念以外が作り出す事はない
あなたの基本的な行動と言えるものとは
あなたの中のどのような感情がベースであるかを知ることも大切だ
それは殆どの場合「無」や「空」といった言葉で表現される場合が多いが
そこに至る事だけが至福感を齎す訳ではない
その状態とは大抵あなたが穏やかで胸に暖かみを抱いている状態全般と言える
その基本的な感情とも呼べるものをあなたが常に維持しようと試みる事で
あなたは自然で基本的なあなたの意識の状態が
どうあなたに働きかけるものかを理解する事ができるようになる
その基本状態を突然揺さぶり動かすのは
あなたの受け容れた価値観念にあなたの意識が戻った状態の時であり
それら観念がどのような感情をあなたに齎すものかをそこで探る事ができるようになる
ある感情があなたにとって一定の不都合な事態をあなたに齎すのであれば
その感情を齎している観念を違うものに換える以外にはない
あなたは自在なる心の状態にあなたに効果的なルールをつくり出す事が出来る
そこであなたは法そのものである
心とは「理」そのものであるのだから
心が発動出来ている自然そのものとしての基本的なあなたの状態に
常に意識が浸っているのであれば
あなたは無限の貯蔵庫からそのエネルギーを取り出す事が出来る
何も大袈裟にそのような事を言うつもりもないがこれだけは言っておこう
「あなたの意識の状態に常に気付いている事だけが肝心なのである」
胸に冷めきったものを感じるのならそれはあなたではない
あなたの血潮の暖かみと温もりの情景を取り戻す事だ
それがあなたである
感情と云うものは時折あなたが制御出来ない程に
エネルギーの肥大化したものとなってあなたを変貌させてしまう事は
あなた方は経験済みだろう
しかしだからといって怖れてはいけない
何故ならそこに現れたものもあなただからである
それはあなたが抑えきれなくなる迄
あなたの中で溜め込まれた結果産まれたものであり
そしてあなたによって無視し続けられることにより
あなたから分離されたあなたの意識そのものであり
あなたが自身の声よりあなたの受け容れた常識といった観念に遵うことで
あなたによって作り上げられた「分裂したあなた」であるのだから
常にあなたが自身の望む通りの姿を夢見て
それを否定する事なくあなたの持つ力に遵ってさえいれば
善悪などと云った人のこしらえた基準の前にぶれる事はない
つまり分裂したそこでのあなたは
自身の心よりも他者の言う事をよく聞かなければならないといった観念が
築き上げて来たものなのである
そこにあるのは善悪の概念なのである
そしてまた個人や自身なども大した力もないといった考え方や
人の感情を野放しに出来ないと云った恐怖や
人の前で恥をかきたくないと云った強迫観念
評価されて他者を出し抜きたいと云った願望
人と同じでなければならないといった不要で不自然な想いもが
人に対しても自己に対する監査査定の目同様に
評価や批判の目として注がれているのである
それらがあいまって
あなたの行動そして考え方そこに於ける感情的な反応を生み出している
そこに不自然な思いやりやしがらみと云った
人情依存の歪んだ暗いドラマもまた生まれるのである
一度それが理解出来る様になれば世間から一歩身を引いて物事が眺められる様になる
自身の心の状態を常に意識的に捉える事で不要な観念に抑え込まれる隙はない
その状態であることを常に楽しめればよいのだ
心とはそれは感情的に反応しないことである
何故ならその状態にある事とは
何かを評価する必要性の在る状態ではないからである
故にそれは誰に対しても正当な評価を常に明晰に齎すのである
故にそこには低評価がないということであり
言い換えれば何かを批判することも何かを軽んじる事もないのである
人を批判しなければあなた自身もまた他者の評価を期待しないのである
故にあなたは感情的に反応する事がないのである
何故ならあなたは自身を正しく査定出来る唯一の存在だからである
これからの人は常にそう在る事が肝心である
ここから人は常に我が侭であり奔放であり自己中心的である事が肝要である
何故ならそうであれば心は常に自由で
縛られなければ人はあるがままの心を発揮するからである
そこで心は何が自身にとって必要かを知り
故に人々にとって何が必要で自然かをも知り
何をする事が最も有効でそれが自然かをも知るのである
そしていつそれをすべきか
何故それを果たすべきかをも知り
そしてすべて自然にただ事を動かそうとだけ働く事になるのである
自身の望む事を他者と奪い合う結果にならない事くらい
誰から諭される事もなく
その心をもって真の知に至る事になるだろう
何故なら何をも誤って捉えようとせず
故に何からもとらわれない身になるからである
かくして朗らかであり続けられる為に
意識的に心の状態に常に人は住まうのである
そのように特定の感情に囚われない為
不自然な思いやりなどを起こすこともない
そのような不自然な義務感や必要性は
刹那的な感情つまり不安の中にだけ介在するのである
人を低く評価しなければ人を軽んじることもない
故に人を批判しないのである
何故なら自身もまたそこに評価されようとはけしてしないからである
あらゆる観念による支配が
あなた方から本来の自由を奪って来た事に気付かせたいと思う
このように負の循環を断ち
ありのままありてただ巡る意識的な状態のことを
私は「心」と定義する
そこには善悪に囚われる事無く
「そうしたいからこそする」といった
ありのままのあなたを表現する全ての手筈が整っている筈である
ただ与えるだけのあなた
つまり豊かさと同化した本来の愛そのもののあなたがそこに居る
情というものに拠るこれまでの誤った取引依存にかまけたしがらみを断ち
ただ意識を有するものとして当然の関係のみに手を結ぶ
間違ったままの社会依存はもうこれ以上あなた方に暗を見せる事も出来ない
もうその時ではない
あなたという存在を限定し続ける思考や感情は「手放す」時である
もうそこにそこにしがみつかない事である
あなた方の取り違えた思い込みのひとつに
"「この世は修行の場」である"というものがある
本来何かを修める修行とは
成果というものが現れてはじめてその事が活きる事となる
ただ苦痛といったものを耐えるだけ耐えてみせて
来世やあの世に何かを持ち越すと云った考えは
ここに現存するあなたの生の一部を否定する行為でしかない
そのような中にも他者の評価を期待感が生まれて居り
道理と云ったものの中にも
思いやりと云ったものが誤用されて乱用されつづけている
自分を限定した評価の中に捉え続け
評価というものを常に自身の外に期待し続けると云う'苦行'は
何の成果報酬を齎すものか
敢えて言えば修行とは
「あなたの心を否定的な感情に支配されない事だ」と言浮ことができる
その為にどうするかを自身の内深くに求める事もまた修行の一環と言える
またあなたがその事をより深く知る為にすべての体験は訪れるのだとも言える
そのように常に自身の心の状態がどうであるかに
あなた自身が気付いておく事こそが謂わば修行なのだ
そのように理解して間違いはない
人の世を斜めに観る事がなければ
つまり批判したり低く評価することもなければ
あなたは何からも束縛されはしない
言いたい事ははっきりと伝えれば
何かを我慢し溜め込む事もない
あなたが先ず人と云うものがその心に理解し
それを口ではなく人前に行動で伝える事だ
世の中に活きた心のやりとりがないからこそ
未だ人が人を知らずに怖がると云った事態がまかり通るのだから
あなたを通じて人と云うものを評価出来るものとして
人前に公然に表現すれば良いだけだ
だから下手な思いやりはここまで
そのことが人の為になる
現時点迄曖昧なまま持って来たものが何かしら在るなら
今此処ではっきり清算しておいた方がいい
あなたが何か望まない状態に置かれていると感じているのなら
あなた自身の手でそれをはっきりと示すべき時が今だ
あなたがやりたい事を実行に移すのは常に今であり
言うべき事があるならはっきりと相手に示し伝えること
あなたが抑え込んでしまう事で世の中が良く回り出す事などはない
勿論あなたもそこにいつまでも疲れ臥したままでいるだけとなるだろう
あなたの我が侭を赦す事が出来ない世の中などと云うものは
誰に対しても手厳しいだけのものである筈だ
あなたは常に自身の全てを変える力を
周囲の環境より受けとっている
あなたは全てを変える力を秘めている
その力の発揮する方向性を間違えてはいけない
あなたの情熱の赴くままあなた自身を今の瞬間に塗り込める事だ
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