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大宇造船海洋の役員: 「天安」老朽化 「疲労破壊の可能性は低い」【朝鮮日報】 http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/800.html
http://www.chosunonline.com/news/20100403000035 哨戒艦沈没:専門家「障害物衝突・疲労破壊の可能性低い」 「軍艦の整備徹底で疲労破壊ほとんどなし」 哨戒艦「天安」沈没事件で、沈没の外部原因とされるもののうち、魚雷または機雷攻撃を除き可能性があるのは暗礁との衝突、そして老朽化による疲労破壊の二つだ。二つの仮説について、金泰栄(キム・テヨン)国防部長官は2日の国会答弁で、その可能性は薄いとの旨を述べたが、専門家も「科学的な説得力に欠ける」と話している。 まず、暗礁衝突説の根拠としては「事故海域に暗礁が存在する、もしくは水深が浅いために船底が海底にぶつかった可能性」「海軍が事故直後に海洋警察庁との交信で『船が座礁した』という表現を使ったこと」などが挙げられている。確かに「天安」が暗礁に衝突したとすれば、最悪の場合は穴が開き、沈没する可能性もある。しかし、事故海域の海図を作成した国立海洋調査院は「事故海域の海図には暗礁がない」とし、金国防長官も2日、国会緊急懸案質問の答弁で「捜索中に発見された暗礁は、事故海域から10キロ離れていた」と述べた。 一部には、「ペンニョン島近海の水深は浅いので、船底が海底にぶつかったのでは」とも言われているが、事故海域の水深は25−30メートルある一方、「天安」の喫水(船体の最下端から水面までの垂直距離)は3メートル前後なので、論外だという指摘もある。「天安」が交信した際、暗礁に乗り上げたことを意味する「座礁」という言葉を使ったのも、軍当局は「混乱した状況下で『沈没』を一般的に表現したもの」と説明している。「天安」艦長は事故直後、第2艦隊と最初に交信した際、「攻撃された」と報告したと言われている。 専門家は、「事故海域に暗礁があり、衝突したとしても、今回の事故のように『天安』が真っ二つになるというのは考えにくい」という見解を示している。韓国機械研究院の本部長クラス研究員は「暗礁に衝突した場合、タイタニック号のように、まず船体に穴が開き、その後徐々に沈没する可能性はあるが、「天安」のように短時間に真っ二つになることはない。特に、軍艦は旅客船と違い、水密隔壁構造になっており、万が一暗礁により穴が開いたとしても、短時間に沈没する可能性はない」と説明した。金国防長官も「暗礁で軍艦が真っ二つになったことはない」と言っている。また、沈没時に発生した人工的な地震波から推測する爆発規模も、「当時6−7ノットで航行していた『天安』が暗礁に衝突した場合に生じる震動の大きさではない」と指摘されている。ある専門家は「『天安』級の軍艦が6−7ノットで航行し、暗礁と衝突したとすれば、観測された地震の規模(マグニチュード1.5)の1000分の1程度、最大速力32ノットで計算しても40分の1程度のマグニチュードしか観測されないだろう」と話している。 また、「天安」が老朽化による疲労破壊で沈んだ可能性についても、軍当局はもちろん、船舶専門家は「ナンセンス」と言っている。ソウル大学造船海洋工学科のチャン・チャンドゥ教授は「疲労破壊はまず局所に亀裂が入り、かなり長期間にわたり亀裂が進んだ後に起きる。船体があっという間に真っ二つになったという例はほとんどない」と言った。また、「軍艦はたとえ疲労破壊による亀裂が入ったとしても、随時点検・補修するので、(『天安』のように)船全体が崩壊する可能性は薄い」としている。特に、「天安」は2008年に大々的な点検・整備を受けている。大宇造船海洋の役員は「疲労破壊は鉄板に亀裂が入る過程。事故前に亀裂が少しずつ、長期間にわたり入れば、騒音もかなりなものだが、こうした状況が観測されたという証言はないので、疲労破壊の可能性は低い」と話している。 崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者 李竜洙(イ・ヨンス)記者
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