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11月22日午後9時半頃、警視庁にコイズミツヨシと名乗る男が元厚生事務次官を刺殺したと自首したという。さいたま市北区の住民票とスニーカー、血のついたナイフや数本のサバイバルナイフをバックの中に所持していた。車は、川越ナンバーの軽自動車でレンタカーであると言う。後部座席に血痕がついていて、ダンボールも発見されたと言う。
このニュースは、ちょうどTBSのニュースキャスターの中で、このニュースについて、佐々淳行、住田裕子が、「つまらない男ですよ。40過ぎの一人暮らしで、気の小さい奴に決まっている」のような言い方をそろってやっていた最中に飛び込んできた。その少し前、元東京都監察医の上野正彦氏が、「あごのある出刃包丁などではなく、サバイバルナイフのようにあごのない、何度もさすことの出来るナイフで、返り血を浴びない様に心臓のところを刺している」と言う解説をやっていた。
奇妙なのは、上野雅彦氏の解説からは、殺しのプロと言うことが示唆されるが、それを聞いていたはずの佐々淳行、住田裕子とも、個人の犯行で、私怨であり、かっての部下がやったことでは無いか、と言うような解説を続けていたことだ。特に、佐々淳行は、自首のニュースが飛び込む前に40代の男では無いかというような発言をしていて、アナウンサーに、自首してきたのがちょうど40代でしたと言われるとちょっと慌てたような表情を見せた。
この自首について、やはり、あまりに不合理であると思う。その理由を次に書いておく。
1.動機がはっきりしない。私怨なら相手を殺して自分もその場で自殺を図るだろう。まさか、ペットを保健所に殺されたから厚生次官を
2.犯行が個人のものにしてはあまりに計画的:退官して10年以上も経つ、普通なら住所も分からないような人の住所を調べて、二日間に渡り、二人を殺して、一人を傷害。しかも、宅急便のまねをして、一応暗くなった午後6時以降に犯行を犯している。
3.犯行後もうすでに5日ほどたつのに、なぜ、血のついたナイフを持っているのか?逃げるなら、普通は、逃走途中で何とか始末しようとする。
4.肋骨が砕けるほどの強さで刺殺されていて、普通の人がナイフを使ってやる犯行とは多分まったく異なっている。また、上野氏の話では、刺す場所を分かっていて刺したということだから、通常人ではない。
5.犯人が日本語を話したと言う報道は今までなかった。つまり、東京での犯行で、元次官の奥さんは犯人と話したと言う報道はない。普通、「宅急便です」とインターホンで言われてドアを開けるのだから、このときに日本人か外国人かはある程度分かるはずで、このことも、多分、元次官の奥さんは最初に聞かれていたはず。この点についての報道がなかったのが不思議だった。つまり、この時点では、まだ誰を替え玉に仕立てるか決まっていなかったと言うことだ。
6.さいたま市での事件の一週間ほど前に宅配業者から制服が盗まれていたと言う。果たして、自首した小泉毅は、その制服を持ってきているのだろうか。もし、もっていないのなら、どこに処分したのか?その制服は発見されるだろうか?