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日本人はブラック企業では働かない。
しかし、外国人奴隷を活用して、不当なコストカットをして、
安売り商品を市場に供給する会社が、山ほどある。
その結果、真面目に労働法制を遵守している会社が迷惑する。
下記は、その典型的な事例である。
中国人実習生:メーカー不正行為 実習生会見「人間として扱って」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000252-mailo-l29
◇劣悪な生活状況訴える
国の外国人研修・技能実習制度で禁じられた研修時間外の残業や人権侵害の疑いがあるとして、不正行為の認定を求めて大阪入国管理局に告発をする中国人実習生5人が11日、県庁で記者会見した。ユニットバスメーカー・日ポリ化工(香芝市)山添工場での勤務・生活状況について、「私たちを人として扱ってほしかった」と涙をこらえて訴えた。【泉谷由梨子】
支援団体「外国人労働者奈良保証人バンク」(斑鳩町)の山本直子事務局長は「(同社には)受け入れる資格がないという気持ちを入管に伝えたい」としている。
5人は06年から住み込みで働いている同社敷地内の寮について、「布団もずっと湿った状態」と訴え。下痢や湿疹(しっしん)など体調を崩して苦しむ実習生も多かったことを明らかにした。
張新〓(ちょうしんほう)さん(24)は春先になると特に、寮の水道からは黄色く濁った水が出たとして「どうしてそんな水を私たちに飲ませるのか、納得できない」と声を震わせた。
馮恩新(ひょうおんしん)さん(31)は「日本に来れば高い技術が学べて、それを国に帰って生かすことができると期待していた。(悪い環境に)とても驚いた。帰国させられるのが怖く我慢するしかなかった」と話した。
実習生らは、中国側の送り出し機関に保証金と手数料で1人約150万円を支払って来たという。
支援団体は12日に大阪入国管理局へ不正告発予定。損害賠償訴訟も検討している。
◇指導あれば受ける−−日ポリ化工総務部の話
不正行為とは認識していたが、残業は研修生から求めがあった。お金を稼ぎたいという意思をくんで、わざと仕事を作ってやらせてあげた。飲料水の水質や雨漏りについても、ペットボトルの水を与えるなど、その都度、対応してきた。入管からの指導があれば受け入れる。