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(回答先: 外国人労働者と連帯して労働条件の改善を求めていきましょう。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 9 月 13 日 20:41:48)
>ワヤクチャさん どうもです。
一般論として、イメージだけで考えるなら、このような考え方は「正しい」と思う人がいるのは理解できます。
外国人労働者だって、同じ労働者であるから団結して仲良くしていく方が良く、同一の交渉相手である資本家層に対抗していくのは「一種の理想」ではあるでしょう。
しかし、理想論は所詮理想論でしか無く、スポーツで言えば「たった一つしか存在しない優勝の椅子を奪い合うライバル関係のようなもの」なので、本当の協力関係は構築できず、できるのは「正々堂々と競い合おう」というようなエールの交換までである。
実際の所、外国人労働者が日本の労働者に比べ、能力的に優秀と言う事で就労出来ているという例は皆無で無いにしても、それだけの理由ではない。
基本的には「日本人の労働者のように権利主張をせずに文句を言わずに働くから」という理由が「就労が増えている理由」でしょう。
これを裏がえして考えてみれば「外国人労働者が組合運動に参加するようになれば、多くの企業が、言葉のハンデがある外国人より日本人労働者を選択するようになる」と言う事が容易に考えられるでしょう。
つまり、外国人労働者は「自分の雇用を守るためには、不平不満を言う組合活動には参加できない」のです。
ワヤクチャさんは資本家層の「労働者分断政策にマンマと乗せられている」のですよ。
「組合運動に参加できない労働者の比率が多くなる」のは労働者にとっては不利益です。
これくらいは、説明しなくても自分の頭で論理考証していただきたいものです。