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(回答先: つぶす前にすべき事があるでしょうと言っているのです。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 9 月 14 日 22:25:54)
>ワヤクチャさん どうもです。
>【労働基準監督署に訴えるのは公的機関を使って改善させる為でありつぶす為ではありません。】
この意見、今までのワヤクチャさんの意見と微妙に違っています。
今までのワヤクチャさんの意見は、組合の改善要求で改善させるべきで、言うならば「企業内部で処理して、倒産の可能性は回避すべきだ」という種類だったと認識しています。
しかし、今回は【結果的につぶれるかも知れませんがつぶす事が目的なのではありません。】と、つぶれる可能性も考慮されているようです。
ここで、良く考えていただきたいのですが、犯罪行為を行った企業の行為を「公にした場合には、潰される可能性が発生します。」
ワヤクチャさんは【自分が働いてもいない企業を外からブラック企業だと認定しつぶす活動をする】と「Kが勝手につぶす判断でもできるかのような論理展開をされています」が、最終的につぶすという判断を下すのは、「第三者的公的機関(=労働基準監督署)」もしくは「社会的世論」です。
ご存じでしょうが「雪印」は倒産解体されました。
それが、犯罪行為を行った企業への社会的な判断だったわけです。
K自身は必ずしも雪印が潰れるのを望みはしませんでした。
あれだけの大企業が潰れると「社会的影響も大きく、途方に暮れる小売店や従業員なども多数いる」ので、つぶすことは出来ないとも思っていました。
しかし、内部状況を「公にする。もしくは労基に駆け込む」と言う事は、実行する労働者に取っては「潰すことを覚悟して望む」という意味なのです。
「潰れたら困るから、遠慮する。」
「クビになるのは困るので、泣き寝入りする。」
「賃上げの要求をしたら、企業が困るであろうから、要求しない。」
確かに、現状では「仕方のない考え方でしょう。」
しかし、ここを打破しない限り、労働者の地位向上は望めません。
>【自分が働いてもいない企業を外からブラック企業だと認定しつぶす活動をする事がその企業で働く人間にとってどれだけ迷惑な事か考えて下さい。】
ブラック企業であることを認定するのは、Kではなく、その企業に働く従業員です。
その上で「その企業で働く従業員に見限られた」という状況になったのです。
この意味を、良く考えて下さい。
その上で、その従業員の主張が正しいのか?否か?を労基が調査して判断して「明らかな違法状況にあった」という認定がされるのです。
この時点で、業務改善は「当たり前のことで、罰ではありません。」
業務改善というのは「当然にやるべき事をやれ」という状況でしょう。
それ以外に「違法行為をした。罰則(=ペナルティ)と社会的制裁」のリスクを負わせるのが当然のことでしょう。
何も、Kは全ての企業で、一発で「潰せ」と主張するつもりはありません。
ブラック企業というのは「改善する気などない企業」ということです。
もちろん、改善勧告をすれば、表面上は改善したフリはするでしょう。
しかし、基本思想が「事業利益のためには労働者を食い物にするのが当たり前」と考えている企業がブラック企業でしょう。
良いですか?そこで働く労働者が「不幸になる企業」を存続させるということは「不幸な労働者を容認する」ということなのですよ。
>【彼らの生活を貴方は保障できるのですか?】
できません。
現実論として、ここが意見の分かれ目になるのでしょう。
できないから、あきらめるのか?
できないことを承知で、未来のために苦難の道を進もうとするのか?
この先に進むのは「危険だから」、ここで妥協しよう。
これでは永遠の負け犬です。
資本家層にとっては「都合の良い」考え方でしょう。
Kは「プロ奴隷」といわれても仕方がないと思います。
資本家層にとって「一番、嫌な考え方」は、「辞めるという覚悟」で正論を主張されることとは思われないでしょうか?
要は、覚悟の問題です。
交渉という行為は基本的には「ブラフ」の駆け引きだろうと思っています。
実際に「潰す」とか「辞める」というのは結果論として、「潰すのも厭わない」とか「辞めるという結果も想定」して交渉の場に臨むのではなく、「潰す」と「辞める」という2つの選択肢を最初から排除してしまって闘争しても結果が出るとは思えませんね。