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http://www.zakzak.co.jp/top/200812/t2008121205_all.html
エムケイタクシー(MK)は11日、失業者を中心に約1万人の運転手を新規雇用する「緊急全国雇用計画」を発表した。すでに経営体力が限界に達しているといわれるタクシー業界関係者らはどうみるのか。MKの来襲を迎え撃つ福岡市のタクシー協会代表、中村和則さん(68)に聞いた。
−−MKの大幅増員、大幅増車の影響は?
「2002年の規制緩和で自由競争になってしまった以上、公式には反対できない。しかし、タクシー業界は成り立たなくなる。破滅まっしぐらの“最終戦争”だ」
−−具体的には
「博多では1台あたりの1日の売り上げが2万8000円以下。運転手の平均年収も250万円を切り、生活保護に毛が生えた程度。それでいて余剰台数は1300台に達している。さらに台数が大幅に増えれば、どういうことになるか…」
−−低価格、高サービスが進めば利用者にはメリットだが
「同じパターンの大阪では、運賃が異なることが利用者の混乱を招いた。運転手の待遇も最低レベルで、モチベーションが維持できない。業界全体で考えれば、過剰競争が利用者の満足に直結するとは思えない」
−−業界活性化にはつながらないのか
「看板やブランドがない中小の会社は間違いなく死滅する。そして、すべてのしわ寄せは乗務員が被る。こうなることは、14年前の(規制緩和の)時点で分かっていた」
−−本音はやはり反対
「業界としては本当に深刻な問題。1万人の失業者雇用というが、その前に政治主導で全国的な過剰競争をやめて、現行運転手の加重労働、超低待遇を改善する方がよほど効果的だ」
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森田実氏が城内氏に本を寄贈。「いまだにカルト宗教の様に市場原理主義を信奉している思考停止の人達について」【城内実ブログ】08 年 11 月 30 日
http://www.asyura2.com/08/senkyo56/msg/360.html
コメント
いまだに市場原理主義を信奉している人間たちがこうしているが、メディアで最初からこうして非難される点だけ、ちょっと前とは時代が変わったんだなぁという感想。前は疑いもしない人間が多かった。体感でやっと、需要と供給が分かってきた人が増えたようだ。小泉・竹中のやってきた事は、供給を増やすだけで逆に需要を絞ったキチガイ政策だ。まさに非論理的なカルト。カルト公自政権の下、行われた政策。国民の大半がカルトに洗脳された3年前。