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(回答先: ブッタシはすぐに ミクロ経済とマクロ経済をごっちゃにしたがるようだ。 ←元に戻ります 小生の主張 投稿者 hou 日時 2008 年 12 月 15 日 23:40:21)
このMKの話はミクロと思っているようだが、違う。竹中の考えは金融政策重視でこうやって投資に金を”マクロ”的に流しまくって、そして人々がそういう環境で働き、競争が加速すればするほど豊になる、という説だ。ミクロの話じゃないよ。金融政策の点で明らかにマネーを増大させている。だが、一方でマクロの点では逆に絞ってきたのは誰もが知っていること。それでは需要<供給 で物価がどんどん下がっていった(ついでに、限界が来て偽装に手を出したという分かりやすい現象も起きた)。
これはマクロ経済学などを勉強すれば習う事。
消費C+投資I+公共G+輸出Eー輸入I=需要と、供給のバランス。投資Iが増大し、一方で当然、生産物が溢れ供給が増大。だが、一方で公共が減っていった。輸出はご存知の通り、経団連企業が内部保留をためまくった。一方で輸入Iが輸入物価で上がっていった。そして消費=給与もどんどん下がっていった。その結果、どうなるかは実体経済が分かりやすく証明している。竹中の提唱してきた仮説は、これからも反証ができる。奴の経済学は、アメリカの都合になるようなペテン経済学に過ぎない。
わかるでしょ?金がなければ、企業は価格を下げて競争するしかない。そうすると従業員の給与も減っていく。そして消費も落ちていく。将来不安で貯蓄が増えていく。hou氏が理解している「正常な状態ならインフレ兆候」というのは、まさにそういった不安がない状態だ。その真逆のデフレスパイラル状態がずっと続いてきたのは誰の眼、体感でも明らかだ。
竹中の論理はB層は騙せても、マクロ経済学を習った人間は騙せないんだよ。以上です。