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(回答先: 温室効果ガス地球温暖化説の嘘(その35)=京都議定書は直ちに破棄すべきだ! 投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 3 月 26 日 07:43:05)
http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6898479.html より全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月26日です。本日は、2006/01/09に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.174の訂正版を転載します。
(以下転載)
【サマータイム制導入に反対する】 vol.174 2006/01/09 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20060109003810000.html?start=580
◎温室効果説に対する疑問(その35)サマータイム導入の論拠となっている温室効果(による地球温暖化)説に対する疑問を述べるシリーズの第35回目です。
●北極圏氷消滅の恐怖(その5)
vol.170の続きで、11月3日のNHK・ニュース10で放送された北極圏氷消滅の恐怖についてです。
今回は、番組後半のテーマ、シロクマ君(正確にはホッキョクグマ)の恐怖と悲劇について検証してみたいと思います。
●餌付けになってるんじゃないの?
場所は、番組前半で出てきた島から、さらに北の、アラスカ北岸の村です。
ここにも先住民が暮らしています。
そして、ホッキョクグマが餌を求る姿が、ここ数年、村の近くで目撃されるようになった…と報じてくれます。
これが、温暖化による影響だ…というのです。
でも、ホントにそうなの?
先住民と言いますが、番組前半で出てきた島の先住民と同様、生活スタイルはかなり近代的です。
なにしろ、車まであるのですから。
そこで、NHKは、毎年、伝統行事として、クジラ漁が行われていることを報じます。
伝統的であるというイメージを強調し、信じ込ませたいたいわけですね。
ところが、その後が、お粗末。
「漁が終わると、骨はそのまま海岸に残します」ときます。
そして、これを狙って、ホッキョクグマが来るようになった…というのです。
そして、御親切に、多い時には50頭にもなる…と煽ってくれます。
これは大変だーと。
でもさー、骨を海岸に残したりするから動物が寄って来るようになったんじゃないか?
当たり前の結果でしょう。
ところが、NHKの手にかかると、これも温暖化の影響…ということにされてしまうのです。
つまり、温暖化によって、ホッキョクグマたちの生活の場である北極海の氷が減り、そのために陸に上がってくるようになったのだ…というわけです。
そう信じ込ませるための手口を、以下に見ていくことにいたしましょう。
●カラスとの差別化
動物の餌を探し当てる能力には、すごいものがあります。
生ゴミなんか出しておくと、猫やカラスが続々と寄って来るでしょう。
餌があるなんて、どこで、どうやって知るのやら…。
ですから、ホッキョクグマの上陸(笑)も、別に驚くべきことではないのです。
これが、ホッキョクグマの話ではなく、カラスの話だったら、NHKは、間違いなく、カラスの賢さ=脳の進化のネタにしているはずです。
現に、進化論オタクのNHKは、そうした類の番組をこれまで多数放送してきました。
子供向けの番組まであったんですよ。
ところが、話がホッキョクグマになると、このザマです。
「新生」でも、強硬ダブル・スタンダード路線は全く変わりません。
カラスとの差別化のために、NHKは得意のイメージ操作を行います。
番組では、以下のような二人の住民の証言を報じます。(字幕そのまま)
「家の前にホッキョクグマが来たの 怖かったわ もう外出したくない」
「ホッキョクグマに用心するために、みんな犬を飼ってるよ」
さらに、取材した男性カメラマン(どこのカメラマンだ? 信用できるのか?)が、ナレーションの最後で、こう語ってくれます。
「地上最大の肉食獣の生活が今脅かされています」
要するに、ホッキョクグマは獰猛な野獣で、知能は低い、故に、
これはカラスのような賢さから出た行動ではない…と信じ込ませようとしているわけです。
NHKは、得意なんすよ、こういうの。
●専門家を登場させ権威を装う
さらに、NHKは、得意の権威主義に訴えます。
専門家であるアメリカ野生生物局の人物を登場させ、権威を装うわけです。
NHKは、彼に、こう語らせます。
「食べるのも 寝るのも 子育ても ホッキョクグマの行動は氷に依存している」
「だから 氷に変化があれば 直接 ホッキョクグマに影響してしまう」
でもさー、影響が出るほど氷は減っているのなら、温度がかなり高くなっているということでしょう。
それなら、ホッキョクグマは、より北の方へ移動するのではないか?
なぜ、より南の方にあるアラスカに上陸してくるのよ?
おかしいじゃないか。
それに、氷の減少が、それほど深刻なら、ホッキョクグマ同士の生存競争すなわち闘争が起きているはずですよ。
そう、誰かさんたちが大好きな“闘争”です。(笑)
そんなことが実際におこっているのでしょうか?
男性カメラマンは「こぐまの体重が減るなど、成長に影響が出ているという報告もあります」と煽ってくれます。
でも、それって、氷の減少のせいなの?
「ホッキョクグマはアザラシを主食にしています」
「陸上では餌は確保できません」
この男性カメラマンは、そう語ってくれるのですが、これって、アザラシが減少してることを意味してるんじゃないの?
そして、その原因は、排水による水温上昇や水質汚染なんじゃないの?
あるいは、まさか乱獲なんてことは…。
他の可能性は考えないのが、文マル科学の特徴です。(だったら、懐疑精神なんか説くなっつーの!)
●予測を実現してくれるもの
番組では、この専門家に、さらに、こうまで語らせています。
「ホッキョクグマは 今後35〜50年で 30%以上減少すると予測されている」
「あまりに衝撃的な数字です」
そして、先ほどの男性カメラマンのナレーション「地上最大の肉食獣の生活が今脅かされています」が最後にくるわけです。
煽りまくってますね。
温暖化の脅威には「地上最大の肉食獣」でもかなわない、と。
ま、温室効果説に固執し、温暖化の真の原因を追求しなければ、予測通りになるでしょうね。
それも人災だと私は思うのですが…。
●氷の減り方
余談ながら、氷の面積が15〜20%減っても、氷の周の長さは約4〜5%程度しか減りません。
となれば、ホッキョクグマが生活できる場が狭くなったことが、ホッキョクグマ減少の主たる原因とは考えにくいでしょう。
もっとも、氷の解け方しだいでは、生活の場が狭くなることはあり得ます。
たとえば、減る前の氷が、下図のようだったとします。(等幅フォントで御覧下さい。)
/\ [図1]
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横線が水面、中央の菱型の部分が氷だと思ってください。
さて、この氷が下図のように減ったら、どうでしょう?
/\ [図2]
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____│ │____
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氷の薄い部分が無くなって、絶壁になってますでしょう。
これではホッキョクグマは暮らせません。
ですから、こういう減り方なら、彼らの主張も筋が通るのです。
ただ、こういう減り方は、温室効果では不可能で、海水上層に漂う温排水が原因としなくてはならなくなります。
つまり、原因が北極圏にあることになるのです。
ちなみに、温室効果による場合は、大体、こんな減り方になります。(かなり大雑把な図ですが。)
[図3]
/\
____ / \ ____
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全体が小さくなってますでしょう。
この場合、ホッキョクグマを減らすほど生活の場を狭めるためには、氷はかなり小さくならなければなりません。
つまり、面積15〜20%減ぐらいでは、全然不足なのです。
以上のことから、番組後半の、シロクマ君の恐怖と悲劇もまた、偏向番組であったことがわかるでしょう。
このように、NHKは、自分たちの思想・教義を信じ込ませるために、様々なトリック・屁理屈・こじつけをやるのです。
こんなものに、みなさんは受信料を納めているのです。
馬鹿馬鹿しくなってきませんか?
次回は、同番組のエピローグを検証してみたいと思います。
発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
お手数ですが、件名(Subject)に ST とご記入願います。
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(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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