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温室効果ガス地球温暖化説の嘘(その35)=京都議定書は直ちに破棄すべきだ!
http://www.asyura2.com/07/nature2/msg/669.html
投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 3 月 26 日 07:43:05: 0zaYIWuUC0gac
 

http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6898465.html より全文転載。

「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月26日です。本日は、2005/12/30に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.170を転載します。

(以下転載)

【サマータイム制導入に反対する】 vol.170  2005/12/30 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20051230164630000.html?start=580

◎温室効果説に対する疑問(その34)

 サマータイム導入の論拠となっている温室効果(による地球温暖化)説に対する疑問を述べるシリーズの第34回目です。

●北極圏氷消滅の恐怖(その4)

 前回までの続きで、11月3日のNHK・ニュース10で放送された
 北極圏氷消滅の恐怖についてです。(前回、「●北極圏氷消滅の恐怖(その3)」という見出しの項を設けるのを忘れてしまいました。すみません。)

 前回、「●温度差の問題」というところで、排水が温暖化に関与することの話をしました。
 寒冷地では、温度差から、ただの排水でさえ温暖化の原因になり得るのです。
 そこで、今回は、排水の作用について、もう少し詳しく議論してみようと思います。

●比重の問題

 排水に関して見落とされがちなのは、比重の問題です。
 寒冷地の場合、排水の水温は、それが流れ出ることになる先の河川や海の水温よりも高めになるのが普通です。
 そこで気付かなければならないのが、温度の違いによる水の比重の違いです。
 冷たい水は重く、暖かい水は軽くなることは、みなさんも御存知でしょう。
 このため、両者が出会うと、暖かい水は上に、冷たい水は下になります。
 以上のことから、寒冷地では、排水が上の方に浮くことになるわけです。
 そして、このことが深刻な問題をもたらすことになるわけです。

●氷は軽い

 なぜなら、氷もまた、比重が軽く、水に浮く存在だからです。
 暖かい排水も、氷も、比重が軽いために、海水の上の方に存在することになる。
 そのため、暖かい排水が、まともに氷を直撃することになってしまうのです。
 すると、どうなるか?
 当然、氷はとけて無くなってしまう(水になってしまう)でしょう。
 こうして、氷の面積が減ることになるわけです。

●混ざらない

 排水の比重が(冷たい)海水の比重と同じならば、排水は適当に海水と混じりあって温度が下がり、氷を直撃することはないでしょう。
 ところが、比重が異なるため、上で述べたようになってしまうのです。

 ついでに指摘しておくと、排水と海水との温度差が大きくなればなるほど、両者は混ざりにくくなります。
 そのため、暖かい排水が、冷たい海水の上を走るような感じになり、より氷を直撃しやすくなってしまうわけです。
 寒冷地ほど、排水の氷融解作用が大きいことがわかるでしょう。

●表面を覆う温水

 海水の表面(上層)を暖かい水が覆うと、どうなるでしょう?
 まず、気温が上がりますね。
 それから、海が凍りにくくなります。
 氷は表面から張りますから。
 そして、さらに、すでにある氷を解かそうとします。
 すでにある氷は、厚さ(高さ)が減る以前に、面積が減っていきます。

 どうでしょう?、これって、北極圏で起きている現象に似てませんか?
 北極海が、周囲をユーラシア大陸や北アメリカ大陸に囲まれ、温排水が逃げにくい=溜まりやすい条件になっていることも、注目して欲しいところです。(メルカトル図法の地図では、このことは、なかなか気付かない。)

 もちろん、これも仮説にすぎません。
 当然、検証が必要です。
 ですが、もし、このような定説以外の説が真実だったとしたら…
 現在の温室効果ガスのことばかり気にする政策では、温暖化→氷融解→海面上昇→…といった環境破壊は止められないでしょう。
 そんなことをしていたら、それこそ手遅れになる。
 しかも、従来の政策には、弊害が多い。
 経済を萎縮させるところさえあります。
 そうなれば、正しい政策に切り替えようとしても、経済的余裕が無いから出来ない!…なんてことになってしまうかもしれませんでしょう。

 やはり、今のうちに、考えられ得るあらゆる可能性を追求してみるべきです。
 一つの可能性のことしか考えず、事実をそれに都合の良いように解釈する(彼らはそれを「具体的なメカニズムの解明」と言う)などという従来のあり方は、お世辞にも賢明とは言えません。
 それは思想の世界であって、科学の世界ではありません。

 まあ、これが“宇宙論”や“生物の起源”のように、多くの人たちにとってはどうでも良い分野なら、「ご勝手にどうぞ」ですむことなのかもしれません。(それでも、税金の無駄遣いや、教育上の悪影響にはなるのですが…。)
 でも、環境問題のように、どうでも良くない問題においてまで、こんなことをやられたのでは、たまったものではありません。
 マスコミは、流行にばかり目を奪われたり、権威に媚びへつらってばかりいないで、真実を追求してほしいものです。
 「権力のチェック」が必要なのは、科学でも言えることです。
 まして、温室効果説は、「政治との距離」が「≒0」なのですから。

●温帯の常識は寒冷地の非常識

 とにかく、これまでの話で最も認識していただきたいのは、温帯の常識は寒冷地では非常識になることがあるということです。
 つまり、温暖な地域では(ほとんど)問題にならない(故に、考えるに値しない)ことでも、寒冷地では大問題となり、ともすれば、その影響が全世界にまで及ぶことさえあり得る…ということです。

 非常に困るのは、科学が最も発達しているのは、経済が最も発達してる温帯であることです。
 そのために、温帯すなわち温暖な地域の常識が、科学の絶対的前提にされがちなのです。
 そんなことだから、温室効果しか思いつかないのです。

 日本国内に限ってみても、科学の中心は西日本(京都)です。
 これが困るのです。
 温暖な地域である西日本の人たち、もしくは、西日本志向の人たちは、寒冷地の特殊性が全然理解できていないように思えてなりません。
 加えて、彼らは、寒冷地のことを低く(軽く)見ている感があります。
 そんな人たちが温暖化問題研究の中心となっているのは大いに問題があると言いたいのです。

 そして、もしかしたら、熱帯や砂漠にも、寒冷地とはまた異なる、温帯の人たちが理解していない特殊性があるのかもしれません。
 いずれにせよ、インテリたちは、もっと謙虚になるべきです。

発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
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(転載終わり)

スパイラルドラゴン拝

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