★阿修羅♪ > 雑談専用28 > 632.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: どんな勢力であっても、いい政策をやってくれるのであれば、全然構いません 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 1 月 07 日 00:55:32)
補足すると、
本流のベーシックインカムとは、市場原理重視・自己責任・民間重視・自助努力・高税率が特徴なので、実現性が高いワケですね。
が、
日本版ベーシックインカムは、市場原理否定・自己責任否定・お上に丸投げ・自助努力否定・低税率ということになっている。とてもじゃないけど実現性が少ない。んな財源ねぇよ(笑)
どんな勢力であっても、いい政策をやってくれるのであれば、全然構いません…というのは、まったく仰るとおりなのですが、残念ながら、今、日本の政治の世界において、ベーシックインカム!と連呼してる方々の発想では実現が困難というワケです。
共産党が典型で「増税反対・高福祉」と言ってます。無理です。残念ですが、諦めて下さい。可能なのは「増税賛成・高福祉」だけです。東欧各国を見て下さい。
無理して、やろうとすると、北朝鮮の食料配給みたいになって、お上がコミットする度合いが高まってしまいます。ベーシックインカムが「元々はリバータリアンの思想」=「国家から個人へ」だったことを踏まえると、方向性が180度違っています。
それはベーシックインカムではない。国家社会主義的な再配分というやつだ。旧・ケインズだ。
もちろん社民共産がそっちに流れることはない。
ただ、保守系新党のような「旧・保守の復活」の流れに巻き込まれてしまうでしょう。
保守系新党みたいな人の支持者の人は、それで構わないかもしれない。(※僕は支持ではないです)
しかし、仮に、リベラルの立場をとった場合、その流れは危険ということです。
日本のリベラル勢力は国家社会主義を間接的に望んでいるようにしか見えません。
ですから、真にベーシックインカムを実現できるのは、日本でいえば民主党中道左派勢力「だけ」。枝野や前原とか、あーゆーライン「だけ」です。ところが、あーゆーのが、じゃあベーシックインカムと言っているのかといえば、言ってないんですね(ToT) どうなってんだよ…コレ…。まさかイギリスで失敗した第三の道政策を日本でやろうとしてるんじゃないだろーな?
いずれにせよ、非・国家社会主義的再配分の、真のベーシックインカム議論が必要です。