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(回答先: Re: 常連の欺瞞 投稿者 傍らの草 日時 2007 年 12 月 25 日 19:15:08)
傍らの草さん、こんばんは。
>>「真実を探す」
>
> これが面白いのです。
>「真実」とか「真理」とか言い出す人というのは、自らの想像力の欠如
>と理解力の無さを何かで埋めようとしているに過ぎません。
>その何かを、格好よく「真実」などと称しているに過ぎません。
>ですから、基本的にそれが見つかったとしてもその人の想像力と知能
>に合わさったもの、つまりその人の腑に落ちるものでしかないのです。
世の中の出来事を「陰謀論」で説明しようとする人達はいます。特にここ阿修羅サイトは
そういった人たちが非常に多いと思います。
確かに「陰謀」が全くないわけではないでしょう。しかし実相は、ここ阿修羅サイトの
多くのビジターが思っているほど多くはない、と断言できます。
そもそも「陰謀論」とは、具体的な根拠がないから成立するのであって、明らかな根拠が
あれば、それは「陰謀論」ではなく、「周知の事実」になります。
「陰謀論」をこね繰り回していると面白いです。色々な事象が「陰謀論」の「傍証」に
なります。なかには「陰謀論」の「探求」にのめり込んでしまう人もいるようです。
そういう人は「陰謀論」に都合の悪い「事実」には目を向けようとはしません。
しかし、いくら探求しても「傍証」しか出てこず、誰もが納得する明白な根拠を
提示することができません。したがって「陰謀論」は「陰謀論」のままに永久に
「成立」するのです。
陰謀だ!と叫ぶより、事実に基づいた、地に足のついた思考から始めなければなりません。
現実から出発し、世界に広がる横糸と、過去から未来につながる縦糸との絡まりを解きほぐす
困難な道を進むことが誤りのない事実に到達する道だと思います。