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(回答先: Re: おっしゃることにはおおむね同意できます。 投稿者 傍らの草 日時 2007 年 12 月 26 日 01:22:28)
我ながら解り難いところがございましたので、付け足しを行わせていただきたいと思います。
私はこのように書きました。
『このレスは、結局のところ全ての言葉が自分に向いているというパラノイアックな妄想、つまり“自らに閉じた「解釈」”ですね、これによる対話の不可能性を見事に顕しています。
これこそ、人間が(氏のみならず、私もまた)自ら解釈した世界の外には出る事が出来ない、本当の意味での対話が不可能であるという良い例です。
念のため申し上げますが、これは氏個人に対する批判ではなく、人間に対する反省です。』
これをもう少し言葉で補いますと、氏は「傍らの草」をご自身の想像力と、断片的な情報によって、「このような人物」と仮定して、言換えれば「想像上の“傍らの草”」を創り上げて発言されておられるのでしょう。
故に氏の言葉は、私に対してではなく、氏の想像上の“傍らの草”に向けられたものです(故に、言いがかりのように見えるのです)。
このような状態は、日常行われているものです(無論、私も、貴方も)。
私に向けられているようで私に向かっていないという「事実」に対して人は目を瞑ったまま、不毛なコミュニケーションを続けているのです。
(コミュニケーションへの要求は、叶えられません。故に我々は求め続けるのでしょう。それも世界を構築する一要素でありましょう)
一方で、他者に対して完全な理解をしようという姿勢をもしとったならば、言葉を発するということすらおぼつきますまい。
このように、常に誤解をはらんでいるわけですから、「事実」や「真実」を求める事もまた、常に不可能性をはらんでいると言わざるを得ないでしょう。
我々は、その周囲をぐるぐると回り続ける事しかできないのです。