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「弱者切り捨ての政治を阻止するため」に「提案型の国民性」を獲得しよう。
http://www.asyura2.com/07/idletalk27/msg/395.html
投稿者 考察者K 日時 2007 年 11 月 30 日 21:21:13: JjkI8nWTpj0po
 

毎度ながら「NHKラジオニュース」からの情報なのだが、どうやら「生活保護の水準が切り下げられる」らしい。
なんでも「ワーキングプア層」との整合性を取るために切り下げるらしいが、ワーキングプアの人たちは「月の食費は約2万円程度で、一食は200円くらいらしい」

で、生活保護世帯については「働いていない」のだから「働いている人より、生活水準が高いのはおかしい」という訳である。

政治家は「自分らの政治によって出来上がった貧困」を「何とかしよう」とするのではなく、それを利用して「生活保護を受けている生活弱者を切り捨てる方向に走った」ということである。

「自己責任」という言葉がある。
確かに、人口の内の数%の割合で「今のあなたの生活は、あなたの過去の生き方によって出来上がった結果」としての「自己責任」という人もいるだろう。

しかし、今の生活になった大きな要素に「運」と「政治」という要因もある。

基本的に「政治家」というのは「人々が暮らしやすい社会を作ろう」として「なる職業」ではないだろうか?
それとも「肩書き・名誉・金儲け」などを「もくろむ者」が「なる職業」なのだろうか?

「政治家」が「暮らしやすくない社会」を作ったという「責任」は誰が負うのであろうか?
当然ながら「政治家という職業になった者のリスク」はあり「政治家の自己責任」というものもあるだろう。
「暮らしやすくない社会」を作りながら「生活弱者の自己責任を問おう」というのなら「その前に政治家は、暮らしやすい社会を実現できなかった責任を自ら償う」という必要がありはしないだろうか?

それが、政治の悪さは「全て、官僚機構や現場の窓口に押しつけ」という責任転嫁をするだけというのが実態だろう。

例えば「郵政公社」の職員であるが、取りあえず「国家公務員という職歴を、国の都合で変えた」のであるから、「割増退職金を支払って、解雇」して「改めて、条件提示してから再雇用の交渉をして、条件合意が出来れば再雇用」するというのが筋だろうと思う。

それが、有耶無耶の内に「国家公務員の身分を剥奪して、有無を言わさず、公社時の職を引き継がせ、更に、給与を下げようとしている」らしい。
これ、労働基準法的に言えば「労働者の人権を全く無視している」のではないだろうか?
国が「大手を振って、憲法違反のような労働者の条件変更を行う」ような国が信頼できるだろうか?

この事例を「憲法裁判」に訴え闘争したなら、どのような判決になるだろう?
最高裁で駄目なら、国連において是非を問うてみれば良い。
これ、常識的に見れば「あきらかに違法」だろうと思う。

「生活弱者」の足を引っ張り合って「低きに揃える」などという政治を「政治」とは言わない。

しかし、従来から反対派は単に反対と騒ぐだけだから、結局は「対案がないから」という理由で「それ以外の方向にはいけない」という結果を招いてきた。

国の財政は「国家破産しているレベルの大赤字」であるから、「それを理由にされて実施される。」

「国が招いた失政の責任は取らずに、逆に利用する」のが政治家である。
普段は「忘れたように言いもしない」のに「都合の良い時にだけ、国の累積債務が出てくる。」
その累積債務を作った者が「良く、恥ずかしげもなく、出してこられるもの」だとも思うが、政治家は「すでに、人間の皮をかぶっただけの魑魅魍魎」なのだから「人間の常識なんか通用しない」のだろう。

一つだけ、法案を提示しておこう「失政につながった法案を提出した政治家は自己責任の下、国賊の烙印を押し国外追放にすべき」である。
この法案が通れば「早計で、あやしげな安易な法案を提出する者は少なくなる」に違いない。
責任を取る気がないから「あやしげで馬鹿な法案を安易に提出する」のである。

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