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(回答先: Re:はっきりと固有名詞を挙げた方が意図が伝わりやすいですよ 投稿者 パルタ 日時 2007 年 2 月 11 日 13:38:16)
>バルタさん どうもです。
あまりKに絡みますと「プロ奴隷」にされてしまいますから、ご注意申し上げます(笑)
当方の掲示板にも「パルタ」なる人の書き込みがあったりして、何か悪意が渦巻いているという気もしていますが、採り合えずレスには感謝しておきます。
K的にはバルタさんについては「悪意とか何かを感じているわけではありません」
念のためにその点は明記しておく事にします。
理数系と文科系という部分については「思い付きであり、煮詰めているわけではありません」が、制度を作って割り切ろうという考え方に疑問を呈したと云うところです。
個々の事案を煮詰めれば「当て嵌まらない」という部分はあるでしょう。
しかし、人材を量と考え、賃金コストの圧縮をしようという「企業論理」には理数系的合理主義があり、全てを数値に換算して割り切ろうという部分があるのだろうと思います。
労働力の海外依存も「賃金コスト」が先にあるのでしょう。
日本の労働者に支払った賃金が「日本の市場の購買能力になる」という部分が忘れ去られ、支出面のみに焦点を絞ったという「不完全な合理主義」が「日本市場に歪みを生んでしまっている」のでしょう。
海外市場がある巨大企業は「業績が伸びている」ので、景気は「いざなみ越え」とか言われていますが、中小企業・地方を中心に「雇用賃金の低下」は「戦後最大最長の不況」を生み出し、年収200万円以下の「文化的生活が成り立たない、生きているだけの人」を増殖させています。
Kも一時期「朝から晩まで働くだけで休みも取れないし、昼食すらまともには取れない」と云う状況下を経験しました。通勤時間も入れると朝7時から夜10時までが企業に拘束されている時間であり、昼食時間は0分〜15分程度、それが、3ヶ月も続くと「何のために生きているのか分からなくなる」という精神状況になります。
「人間ではなく、職場での歯車の一つであるために生命の維持をしている」と云う感覚は経験した者でないと理解は難しいのかもしれません。
多分ですが、そのような人が増殖しているのでしょう。
ですから、過労自殺が起こるのでしょう。
しかも、この不幸極まりない自殺について平然と「過労自殺した人には、その人の自己責任」という意見が出されるのが現状でしょう。
「辞めればよかった」「労働基準監督署に訴えるとか法的手段を採るべきだった」というのは簡単です。しかし、それもまた「理数系的合理主義」からの意見です。
「様々なしがらみ、人間関係」「お世話になった人への恩という気持ち」「一緒に働く同僚に対する想い」「世間体」「他の人には勤まったのに自分には出来ないのか?というプライド」等が足枷になり「決断に至るには、自殺の選択に近い物がある」のでしょう。
今の職場を「辞める」のも「職場の制度を法に訴えて破壊する」にも、収入源の放棄に繋がり「今の生活を放棄する」と云うことです。
自分だけならば良いとして、家族の生活もあるでしょうし、昨日まで一緒に苦楽を共にしていた同僚には更なる長時間過密労働の危険もあり、色々とお世話になった上司の立場を悪くするという「恩を仇で返す」という部分も考えられるでしょう。
そこまでするなら「自分ひとりで抱え込んで墓場に持っていこう」という選択は当然ながら生まれるのだろうと思います。
ですから、Kは外部からの改善を訴え続けています。
しかし、法を作っているのは「経験も想像力もなく、社会の底辺などには縁も所縁もない輩」なのですから、この方向は絶望的に時間が掛かる気がします。
企業を辞めても「生きられる社会」は早急には実現できないでしょう。
国民ではなく企業優先と云う政党には何も期待は出来ないでしょう。
「国民主権」と言いながら「権力主権・企業主権」が今の日本の現実でしょう。
政府・政党・制度に頼っては駄目なのかもしれません。
そうであるならば「社会が自立を容認する」という思考転換が必要です。
【「様々なしがらみ、人間関係」「お世話になった人への恩という気持ち」「一緒に働く同僚に対する想い」「世間体」「他の人には勤まったのに自分には出来ないのか?というプライド」等が足枷】
を社会が破壊するしかないのでしょう。
個人の自己責任に帰結するのではなく「社会システムを構築する」と云う事で「足枷」を破壊すると云うことです。
ついでに触れますが「特定グループの弾圧」云々については、固有名を挙げた方が良いのではと云う意見ですが、この部分は「書くついでに触れた」と云う部分で深く考える必要性はありません。
あらゆるグループは「社会の縮図」という面も持っています。
その事だけを、理解されれば十分でしょう。