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(回答先: 70年代、音楽は本当に平和を招いたのでしょうか? 投稿者 haru 日時 2007 年 1 月 09 日 19:26:08)
haruさん、こんばんは。
ヒッピームーブメント・・・フラワーチルドレン、ビート・ジェネレーションなどの言葉に象徴されるカウンター・カルチャーは60年代がピークだったのではないでしょうか。
70年代の音楽というと、内省的で私小説的な唄を歌うシンガー・ソングライターの台頭やロックではグラム、ハードロック、プログレetc...自分は60年代の生まれなので70年代ロックには思い入れが深いですがポリティカルな唄は60年代のほうがむしろ多いのではないでしょうか。
>音楽や芸術は、本当に反戦というものの力になったのでしょうか?
当時の状況を生で知る者ではないので、何とも言えない部分がありますが、60年代の一時期にはそうした力は今より遥かにあったのではないでしょうか。
>音楽や芸術にそこまでの力と影響力があるのであれば、
これからの未来を担う力として、尊重しなければなりません。
音楽に関して言えば、70年代後半のパンクムーブメントは数年であっという間に消え去ってしまったし、AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック=例えばボズ・スキャッグスなど)やディスコなどのヌルい音楽に推移していって、80年代を境にして完全に産業化してしまって、今や音楽は消耗品でしかない有り様ですから(メジャーなマーケットでは)、もはや影響力など望むべくもないでしょう。
山下達郎が言った言葉に「歌は世につれるが、世は歌につれない」というのがありますが、正にその通りだと思っています。
>ブームには仕掛人と、その為の資金が存在しているのだと云う証拠の様な気もいたします。
仰るとおりだと思いますが、誰かの掌の上で踊らされていたにせよ、踊っている人は真剣だったに違いない、とも思いますが。
>あのブームは、民衆の力だったのか否か、、、
そして、今なぜあの運動が再燃しないのか?
疑問は尽きません。
この辺のことは、あの時代の空気を知っている人に聞かないとわからないでしょうね。
阿修羅の投稿者の方々は、その頃の世代の人が多いと思いますけれど。