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(回答先: 由比先生は、老人介護の問題で家族に迷惑をかけたくなかった一面があるのではないでしょうか 投稿者 偽の友をあばけ 日時 2006 年 9 月 29 日 08:41:32)
偽の友をあばけさん、レスを有り難うございます。
>由比先生は、老人介護の問題で家族に迷惑をかけたくなかった一面があるのではないでしょうか
表題の偽の友をあばけさんの疑問に関しては、私は否定的な見解です。確かに由比忠之進さんが焼身自殺を遂げられたときは73歳と当時では高齢であったかも知れませんが、エスペラントの重鎮として平和運動を含めた活動の渦中もしくは中心にいた人物がもし仮に重篤な病に犯されていたとしても、身内に配慮して己の死に場所(状況)を求めたとは想像し難いものがあります。この辺の事情は末尾に掲げるジャーナリスト岩垂弘氏のコラムを是非ご参照下さい。
>ただ、エスペラントを広めるには3S政策を採らねばならないのが悲しいところだと、わたしは思うのです。隣近所との地域の共同の話題とかオタク世代の感覚と致しまして・・・・。
GHQによる戦後日本の統治方針の骨子とも一部のナショナリストによって喧伝される3S政策(Screen,Sex,Sport)のことを示されているのでしたら、エスペラントの普及活動は元来その様な政策とは全く無縁であり、今後もその普及にあたって3S政策を採ることはあり得ないと確信しています。何故なら、エスペラント運動のベクトルが指向するものは今日の取分け日本に蔓延しているような“パンとサーカス”の世界とは対極にあるのは明らかだからです。
また、会いましょう。
<参考URL>
もの書きを目指す人びとへ <岩垂 弘(ジャーナリスト)>第62回 われ炎となりて――あるエスペランチストの抗議
http://www.econfn.com/iwadare/page170.html