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(回答先: 陰謀論なんですかね 投稿者 姫 日時 2006 年 9 月 09 日 05:20:16)
>論証する無意味さを覚えています。
いや、僕は、論証せよとは言っていないのです。 どうしてそのように観るのか? −その見方の筋道(=論理)、そしてそれには前提となってる(論理を可能にする)理論があるはず、と言っているのです。 例えば「人工地震」ですが、僕は決して否定するものではありませんし、僕なりの論理と理論は持っております、勿論情報もね。
お姫様が問題にしている「カシミール」にしても、決して有り得ないことではないと思っているのです。 だって、国際政治の焦点になってる処ばかり、これほどたて続けにとなると、単なる偶然と片付けるわけには行きませんからね。 その意味で、注意を喚起しておくこと自体は、決して無意味とは思いません。
ただ、人工地震=地震兵器については、オウムの正体について論じる時が有ればその時にでも触れようと思っておりますので、ここでは割愛します。
ただ、石油に関して、「ブッシュ・田中」と一括りにするのは明らかに誤りだろうと思います。 何故なら、田中角栄とは、決して体制(権力)の中枢なり主流では無かった、所謂「エスタブリッシュメント」ではなかったからです。 ずっと間近で角栄氏を見ていた平野貞夫氏が、元々彼は首相になる気は少しも無かったと証言しておりますが(「ロッキード事件の真実」)、首相になる気などなかった角栄氏を首相の座に押し上げたもの-70年代当時の国内外の政治の考察を抜きにして、現在の政治を(或いは現実を)理解することは出来ないだろうと思いますし、その点から僕は一連のレスは付けた積りでした。
>アメリカと戦争する国が、どうして、アメリカの言う通りに石油を輸入しないんです??
>(略)イラクもそうですよね(略)どうして戦争する国の言いつけを守るんでしょう。
???ひょっとしてお姫様は、日本にせよイラクにせよ、前後の事情を存じてないのかな?
>投機を止めろという人は未だに少ないんですよね。
だって、投機こそは資本主義の最も資本主義らしいところですから。
>70年代というと投機が浮かんだものですから。
これは、原因と結果を取り違えております。 当時の議論を観れば解かる通り、’金余り’現象=資本の過剰流動性、即ち 実体経済との乖離が始まった、別の言葉で言えば国家の機能がおかしくなり出したのがこの時代、ということです。
>原研→過大報告→ホロコーストでも頭の中で結ばれています。
これはそういったレベルで捉えるべきではありません。 「ホロコースト」という言葉が公けに流通し始めたのが、ブラント首相による「東方外交」で、ドイツが再び国際政治に存在感を高めつつあった時期で解かるように、ドイツの政治的な封じ込めーそれを通した欧州の封じ込めこそが本当の狙いでした。 ソ連をジュニアパートナーとする欧州の封じ込め(分割支配)、勿論、「冷戦」の本当の意味もそこにあったのです。