現在地 HOME > 掲示板 > 昼休み4 > 370.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 今は無き『日之本研究ホームページ』の再現です。 投稿者 謝寅 日時 2004 年 12 月 17 日 19:13:12)
*大本と日本の対比*
*大本=世界の雛形!?*
●世界にある事変は、皆明治三十二年から大本の内部に模写(かた)がしてみせてあるぞよ
●この内部のごたごたが世界に出来るぞよ。いつ大本にこういう事がありたという事を、つけとめておいて下されよ、世界の鏡になる大本であるから、世界にあること、雛型(かた)をして見せるぞよ
●大本にあった事は必ず日本と世界に実現する、大本は世界の模型であるから、箸の転んだ事までつけとめておいて下されよ
-いずれも『大本神諭』/出口直伝達より-
上記引用は、大本で起きた事件や出来事などが、日本と世界に起こって来るという一節ですが、これらはかなり大本神諭等に散見されるものですが、実際にどのような事が起きたのであるか、大本と日本の歴史を、抜き出してみたいと思います。
ちなみに、この事は比較的に有名なことであるので、既にご存知の方も多いと思いますが、一応参考がてら、ご覧ください。
ただ、残念ながら弾圧によって、大部分の資料は焼かれてしまった為、判断できませんが、恐らく上記の神諭の様に、大本内部の出来事を細部まで記録していた資料が、もし在ったのならば、更に色々な事が分かったのではないかと思います。
年月日 大本に起きた事件 年月日 6年後の同じ日
S.9年7月7日 東京九段の軍人会館で S.15年7月7日 東京九段の軍人会館で
昭和神聖会を発足。 近衛内閣と陸相の東条
この時の副総裁は日本 秀樹が大政翼賛会を発足。
右翼運動の創始者、 以後、日本は急速に右翼化
内田良平。以後大本は
急速に右翼化
S.10年12月8日 憲兵特攻が、松江の S.16年12月8日 海軍の特攻隊がハワイの
宍道湖(しんじこ)近くに 真珠湾に停泊中の、アメリカ
滞在していた王仁三郎 太平洋艦隊に奇襲攻撃をする。
を奇襲、検挙する。
S.11年4月18日 綾部・亀岡の聖地所有権 S.17年4月18日 米軍機が東京・名古屋・
が町に移され、ダイナマイト 神戸等の本土上空を空襲、
1500発にて全国の大本関連 爆撃によって日本の各所
施設が破壊され、瓦礫と化した が廃虚と化した。
S.20年9月8日 大審院にて大本は無罪 S.26年9月8日 サンフランシスコ講和条約が
となる。王仁三郎は国に 結ばれ、太平洋戦争が終結。
対する賠償請求を放棄。 戦後連合国は日本に対し
賠償を一切放棄した。
これを見る限りにおいて、大本で起こった事件は、6年後の全く同じ日に、日本に似たような出来事が起きている事が分かります。又6年後という事で、4年に一度ある閏年まで一致しています。大本弾圧事件発生〜最終解決までの期間は9年9ヶ月で、太平洋戦争〜サンフランシスコ講和条約が結ばれる迄の期間も9年9ヶ月でした。
年月日
昭和10年12月8日〜昭和17年8月7日、 大本、王仁三郎が投獄されていた期間
6年8ヶ月(2435日閏年2回はさむ)
昭和20年8月27日〜昭和27年4月27日、 日本が連合国の占領下にあった期間
6年8ヶ月(2435日閏年2回はさむ)
しかし、実際にはこれだけではなく、王仁三郎氏曰く、当時大本に対して盛んに「邪教集団」「危険思想集団」と罵詈雑言を浴びせられた事は、そのまま日本へと移り、世界から「日本は信用置けない」「侵略主義である」といった盛んな排日運動に至ったのだと、説明しています。又大本の役員の中にも、私利私欲によった、権力闘争などが、少なからずあった様ですが、これらも、突き詰めれば、日本の政府の内情が大本に写り、又大本の内情が、政府に写っている、との事です。
*善と悪、両方の鏡*
一般に大本とは宗教団体であると、認識されていますが、それにしては大本内部には、素晴らしい善の部分と、悪の部分が内包されています。要するに、良い人も居れば悪い人も居る訳ですが、そこが又俗な集団とも、下衆な集団とも採れる所であり、そこが又大本という所を、わかり難くさせている部分でもあります。
●この大本は万古末代、善と悪との鏡を出して善悪の見せしめを致す、世界の大本となる尊い所であるぞよ
●何時になりても善い鏡と悪い鏡とができる、大望な所であるぞよ
●大本は善悪二つの世界の型を出すところ
-いずれも『大本神諭』/出口直伝達より-
人々の鏡として、大本には身霊相応に、『善の鏡』もあれば『悪の鏡』も出現する所で在るようです。
一般的には、「あの人は主婦の鏡だ」などと、模範的な人物を指して、つまり誉め言葉で使うのですが、大本では善と悪の、両方の模範を出すところの様です。
そして、その行動を見て「ああ、こういう事はいけない事だな」と改心する、という事であるのかも知れません、実際の所「悪い事は出来ない物だ」と反面教師的な人も、沢山居るのではないかと思います。
またそれが世界に移る事によって、世界の人間も、改心するようになってくるのではと思います。
以上の出来事は、そのまま神諭系の簡素な、少し分かり難い内容と、王仁三郎氏の、お筆先の内容を、事分けて教えると言う役目と、みごとな対応になっています。
大本神諭の、世界の型がどうのという内容を、王仁三郎氏が具体的に、分かり易く実行している訳です。これは恐らく、王仁三郎氏の論語以外に、行動も含めて、注目する必要があるのではと思います。