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(回答先: 第二章 雛形経綸 3 現在の日本について -その3 神業団体、大本は現代でも作用しているだろうか?/霊界物語に描かれた、 投稿者 謝寅 日時 2004 年 12 月 18 日 09:41:43)
*現在の日本について -その4*
*大本教は現代宗教界の写し鏡なのだろうか?*
世界一切の事が、良い事も悪い事も皆大本に写って来る。という点から考えてみると、世界中に敷延された宗教が、写っているとも考えられるのです。
大本で起きた事が世界に起きる、という預言的な要素を持つ以外にも、太古の因縁の型として(直子氏と王仁三郎氏の神懸かり時の葛藤等)太古から未来まで、時間・空間の関係無しに、色々な要素があるのではなかろうかと、考えています。
その意味では、最初の「皇道大本」が、真の「惟神の大道」であるとすれば、途中からの大本教や、枝葉的に出てきた既成宗教も、又腐敗化した、世界のキリスト教・仏教・神道を顕しているのではないか?とも、思えるのです
それは、王仁三郎氏の歌や『霊界物語』に、時折パリサイ人という名が登場しますが、パリサイ人とは、旧約聖書にでてくる、ユダヤ教の一派で、形式的・独善的・排他的な宗派で、キリストはパリサイ人を「偽善者」と呼んで、厳しく批判していたといものです。何かウラナイ教の高姫や、現代大本教などは、独善的・排他的・形式的という点で、このパリサイ人に良く似ています。
世界的に見ても、プロテスタントとカトリックの宗派の争い等も、テロ事件に発展したり、エルサレムを取り合うイスラエルとエジプトやイスラム各派の中東戦争の危機なども、総て派閥や宗派の争いという点では、似たような物です。更に政治に関しても、また同じ事が言えます。
大本も、ろくでも無い感じがしますが、大本は世の中の『鏡』だという点で、よくよく冷静に見ると、大本=鏡であれば、乱れた世の中で、先駆的に大本が乱れるのは、或る意味において正しいのです。逆に「大本=インチキ教団」であれば、凡俗な教祖や信者達が、やりたい放題であっても、何ら不思議では有りませんから、判断というのは中々難しい物です。
*ナチス・ドイツは大本の悪の写し鏡か?*
又、実は菜食主義を主張し、血液が穢れると言って酒も飲まなかったヒトラー(及びファシズム)は、もしかすれば大本の悪の写し鏡ではないかと、そう思います。
あくまで想像ですが、当時の大本ではむしろ、国粋主義的な面が有り、日本至上主義・血液の交わり(つまり混血)を嫌い、又血液が濁るという事で、菜食をしていました。
これは神示中にも、日本は尊い国で、神国であり外国の体主霊従の、物質文明至上主義を非難し、更に皇国主義的でしたから、自然に国粋主義者、右翼系の人間が出て来るというのも、致し方ないかも知れません。
ヒトラーも又、アーリア人種至上主義、国粋主義者であり、人種の配合による混血を忌み嫌っていました。そしてそれが他国排斥の思想となり、ドイツ国家の領土広大の為に、戦争を繰り返していったのです。
もっともヒトラーの場合、菜食とはプロパガンダであり、隠れて肉食をしていたという説がありますが、ともかく霊主体従(物質・体よりも精神・霊を重んじる)を指して、日本魂と王仁三郎氏は定義していましたが、日本の国旗では、白地に赤の日の丸ですが、ナチスの党旗は赤字に白の丸。
更に日月神示上に「十(かみ)が動いた姿が卍ぞ」という意の一節がありますが、それと反対の鈎十字ですから、何か日本魂と反するもの、つまりは体主霊従の象徴ではないかとさえ、思えます。
*フリーメーソン世界支配説*
●日本の人民が皆邪神界の政治のやり方で、末代世が続くやうに惚れ込みてしもうて居るなれど、十年先を見てござれよ、邪神界の悪のやり方は化けの皮をはいで見せてやるぞよ
-『大本神諭』/出口直子伝達より-
大本神諭等に、盛んにイシヤの仕組みや、外国の政治の批判などが散見されますが、この筆先がでて9年後に世界中を震撼させた『シオンの議定書』(或いはユダヤ・プロトコル)が発見され、それが周りまわって日本の当局にも、やって来る事となりました。大本でもこの議定書を指して『マッソンの仕組み』等と呼ぶようになったのです。
恐らくは、マッソンの仕組み、或いはユダヤ人を根絶やしにする。等という危険思想を持った人物が、大本内部に居たかも知れません。その様な記録は見た事がありませんが、悪に対し殺戮を持って成敗する、という体主霊従的、短絡的思想が、大本内部にあった可能性は強いと思われます。
それは、オウム真理教も「麻原教祖が毒ガスに狙われている」と幹部連が言っていたのも、フリーメーソンが仮想の敵であったからです。
同じくヒトラーも「シオンの議定書を読んで、確信(ユダヤの政界支配)するに至った」というのが、ユダヤ虐待に向かわせた大原因であったのを思えば、何か一連の繋がりを感じさせるものがあります。
又オウムの麻原教祖も、ヒトラーに憧れていたというエピソードも何か、不思議な因縁を感じさせますが、善くも悪くも全く大本は、世界の写し鏡であったという気も致します。
*我を折って集まる仕組みとは?*
しかし、もし仮に現代の日本の状況が、昏迷を期しているのも、大本が分裂して現在も裁判で公判中というのが、政界に写っているのであるとするのならば、これを平和的に解決すれば、良いであろうという事になります。
△ 大本神諭や日月神示に「何れも我を折って、集まる仕組み」という一節があります。
これはひょっとすると、大本が分裂して「大本教」「愛善苑」や、又大本裏神業と称する「錦之宮」や、日月神示の「至恩郷」等、各派が、精神的に「立て替え」「立て直し」を行って、先ずは組織的、形態的な統一ではなく、精神的・道義的「統一」を行えれば、いずれか、日本の政治機構も建て代わり、世界中の精神的「統一」が果たせるのではないかと、思います。
自分は、大本教や愛善苑とかと、何の関係も無いですが、一応足の引っ張り合い風な発言は、政治の与野党各派のそれを感じるので、精神衛生上痛烈な批判は控えます。
霊界物語では、三五教の宣伝使達は、大変辛抱強く、ウラル教やウラナイ教等の妨害に耐えながら、無抵抗主義を貫き、改心を促していきます。そのスタンスとして「いずれも国常立大神様を奉祭する事に変りはないのだから、互いに協力しながら、神業に励んで行きましょう」という物です。
また、イシヤの仕組みと呼ばれている、ユダヤとも、日本は提携しなければならない様ですが、大本関係が立て直る事で、世界的には、その様な事が起きて来るのかも知れません。
『型』の大本は世界を救う鍵?
大本の型の思想を考えていると、人間とは自我で、自意識で行動しているようで、知らない間に一つの枠の中で活動してしまうのだろうか?知らない間に、何かの影響を受けているのだろうか?というそんな感じを受けます。
無論、人生上に何らかの影響を受けた人物とか、TV・新聞の報道で、社会風紀的に影響を受けたとか、色々あると思いますが、それとは関係の無い所で、何かの影響があるのかも知れないと感じます。
王仁三郎氏は、変性女子で、瑞月という名を持ちますが、あたかも女性の月経が月に、出産が潮の満ち引きという、目にみえない力に感応する様な、何らかの影響があるのかも知れないと言う、そんな気を起こさせます。
その意味で、現代の政治家、大本教、宗教戦なども、本人は自我のつもりでも、知らない間にこうなってしまった、いわゆる「魔が差した」という事かも知れないので、そう非難も出来ないかも知れないと感じます。
人は大抵、個人の問題・男女間・家族や地域・所属する会社や学校・国の違い等、自分に属する部分に優位になるように、立ち振る舞ったり、弁護するものです。
その事を、世界中の人に言って歩いているのでは、とても限りが無く、むしろここで、世界の型として、大本やその周辺の団体が、変る事が『鍵』を握って居るのだとしたら、少しばかりは人類にも、光明があると言えるでしょう。
勿論、日本という国自体が、世界の雛形国だという観点からすれば、全く大本教がどうのこうの、と他人任せではなく、我々日本人全体の意識として、関わって来る問題であろうと思います。
やがて新しい民族が台頭する。その民族は一切の政治も宗教も科学も、ただ一なるものの各部分である事を認める。その日には、苦しみも涙も嘆きも災いも消え失せ、地上は唯、微笑みと幸福の国と変るだろう。
-『シルバー・バーチの霊訓/第二章、明日の世界』より-
(前略)またあらゆる宗教や宗派の差別は消えていく、各宗教はやがて悟だろう、各宗教は神の真理の一部ずつを持っていて、他の宗教の核心は、また自宗の貴重な本旨と矛盾するものではないということを。
-『シルバー・バーチの霊訓/第一章 神の計画』より-
上記は、シルバー・バーチという古代インディアンの伝えた啓示ですが、王仁三郎氏の思想などと考え合わせてみると、非常に興味深いものがある為、引用致しました。