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@「敗北は明確」参院選で亀井静香氏が総括 高村元外相も(アサヒコム)
自民党の亀井静香元政調会長は15日の亀井派の総会で、参院選の結果について「敗北は明確だ。厳しく受け止めなければならない」との認識を示した。亀井氏は「その場その場の選挙戦術だけに頼って未来があるのか。世界や日本のあるべき姿をきっちりしないと、自民党でなければならないという選択は生まれてこない」とも述べ、公明党との選挙協力に頼らず、党の独自性を発揮する必要性を強調した。
高村正彦元外相も高村派の総会で、「このような投票行動が次の衆院選に現れたら、間違いなく自民党は下野する。改革の中身が問われている。これからが自民党にとっての正念場だ」と述べた。
http://www.asahi.com/politics/update/0715/002.html
(07/15 19:07)
@参議院選挙の結果をどう見る?
僕としては、参院選挙の最大の争点は、年金問題と多国籍軍参加問題で、小泉政権を支持するかどうか? これが最大な争点だったと思います。
そうみたときには、公明党という異常な集団の支持があったにも関わらず、小泉政権は多数の支持を得られなかった。今回の参院選挙は、日本の民衆が大規模にこれまで支持してきた小泉政権にNOを突きつけたという画期的な意味を持っていると思います。
問題は批判の受け皿が日本共産党ではなく有事法制に賛成した民主党になったということにあります。
おそらく共産党に入れた多くのひとは、民主党に投票するような人たちをさげすみの対象とし、日本の大衆は愚かだと嘆く傾向にあると思うのですが、問題はそこにあるのではなく、まともな運動をやろうとしない共産党にあるのだと僕は考えます。
はっきり言って、共産党はもっとも良心的な層の期待に応える行動すらやってはいません。僕の知っている民青同盟の県委員長は、今回地方選挙区で立候補していましたが、ほとんど統一戦線で行われてきた大衆デモに、民青同盟員も、自分自身も参加しませんでした。デモにきていたのは、古参の共産党系のひとでした。僕は、共産党系でもデモに参加するような人たちは愛すべき闘士だと思います。
しかし残念ながら、統一行動のデモにくるような共産党系の人たちは、共産党の中では主流派ではなかったみたいなんですね。これは大きな発見でした。共産党を支持しているひとの中には、大きく二つの潮流が存在しているんですね。セクト主義のひとと、まともなひと。これはきれいに分かれているように感じます。
要するに僕がいいたいことは、今回の選挙で、落胆すべきひとは小泉支持派とロボット的共産党員だけなのであって、史的唯物論の広い視点でみれば、小泉帝国主義政権に対して、日本労働者階級は、強力な怒りを示したのだということだと思います。
この怒りを形にさせられるかどうかが、共産党によって踏みにじられたマルクス主義の復権の課題だと思います。