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(回答先: Re: 敗北に学ぼうとする自民党と居直る共産党本部 投稿者 happyblue 日時 2004 年 7 月 15 日 23:27:29)
共産党があまねく労働運動の味方(代弁者)、労働者の味方(代弁者)というのは幻想と思います。
共産党は、共産党を支持する人(ある特定の理念を共有する労働者層)の味方であり、そうした支持者(ある特定の理念を共有する労働者層)に奉仕する党と考えた方がいい。
そうした意味では、創価学会に限りなく近いと思っています。
共産党の主張(理念)と広義の共産主義の理念と一致する必要はないし、共産主義と異質なものを感じるからといって、共産党を批判することは無意味とは言わないまでも、あまり生産性のあることとは思えません。
そもそも労働者階級とひとくくりにする考え方自体が、すでに無効な時代に入っていて、現実の共産党は、そうした事態に(かなり以前から)対応していると考えることもできます。
もちろん、問題なのは、特定の理念を共有する労働者階級の味方でしかないのに、あまねく労働運動の味方(代弁者)、労働者の味方(代弁者)のふりをしているところがあることでしょう。
さらに問題なのは、周囲のほとんどの人が共産党のそうした振る舞いにとっくに気づいているのに、内部の指導者層の多くが自覚していないように見えることです。
ただ、小生はそれにしても現状ではまだまだ共産党的な政党は必要と考えているので、もう少し発言権を増してもらいたいと思っています。
少なくとも労働者にとっては、自民党や民主党よりはましなはずです(本来の意味での財政構造改革には不向きかもしれませんが)。
具体的には議席増ですが、その際の戦略、戦術は、公明党・創価学会の手法が参考になると思います。
その意味でも、共産党は公明党・創価学会に限りなく近い政党ですね。