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自己責任論と云うものが、跋扈している昨今ですが、
多数決と云うことならば、その責任は国民にあるとでも云う話でしょうか?
確かに、人間には価値観があり、その違いによって
様々な意見がまとまりにくいことは仕方がないことだとは思いますが、
ごく一部の人たちの利権や、欲、思惑の為に、
マスメディアを利用して、民意を左右させられて、
その挙げ句に、あなた方が選んだからこうなったのだ、と言われるのも
判然としません。
政治と言うものは、難しく、堅苦しく、やっかいだ、と言うイメージがあり、
人を遠ざけている印象があります。
平和ぼけと言う言葉がありますが、戦後六十年の間に平和に慣らされ、
政治に対する責任を、いつしか我々に転嫁されていることに多くの国民が気が付いていないのではないでしょうか?
それは、他力本願ということでしょうか、、
無知の自分を恥じつつも、知らぬ間に世の中が変わってゆくことに、
危惧する思いを禁じ得ません。
また、少子化のせいでしょうか、若者にかつてほどのエネルギーを感じません、
閉塞してしまった現代になにかカンフル剤のようなものはないのでしょうか?
私こそが、他力本願ではありますが、、、
余談ですが、ニュースと言うものが多く報道されることにより、
人間は麻痺していくような気がいたします。
もし、多数決で政治が成り立っているのなら、
有権者と言う言葉を、もっと真剣に伝えてゆける大人が増えるべきなのだと
思いました。