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(回答先: 他力本願とは 投稿者 愚民党 日時 2004 年 11 月 20 日 03:54:58)
愚民党さん、こんにちは。
遅くなりましたが、お妹様のご不幸、心よりお悔やみ申し上げます。
レスを頂きまして、大変感動いたしました。
また、すぐにお返事できなかった事をお詫びいたします。
他力本願について、読ませて頂きまして、大変励みになりました。
私は、価値観と云うものが、全ての人間の事象の根幹になっていると思っております。
この価値観を作るのが、教育であり、宗教であり、大人なのだと思っております。
たまたま読んだ本で、他者を捉える事に於いて、自己の延長の他者と捉えるか、
敵と捉えるか、と言ったものに出会いました。
私は、どう逆立ちしても、他者を自己の延長としてしか考える事が出来ません。
この事は、他者(人ではなく動物であっても)に対して、寛容であり、また、
無防備であるという欠点を有するのだと思います。
好きな作家に、熊に殺されてしまった星野道夫さんと云う方がいらっしゃるのですが、
彼は、死に面してまで、熊は決して他者ではなかったのだと思います。
優れた思想や、発明は、他者を敵として認識する事により産まれたのかもしれませんが、
凡人である私は、その認識を持つ事が出来ません。
他者は、あくまで、私の中の一部分なのです。
他力を信ずる、一人として、ご投稿に感謝しております。