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(回答先: 民主主義と云うものは、多数決のことですか? 投稿者 haru 日時 2004 年 11 月 18 日 21:39:22)
>haruさん
民主主義=多数決か?と言う事ですが、Kは「そうです。」と回答しておきましょう。
勿論、民主主義は体制の形式であり、多数決は決定形式の手法ですので言葉とすると別とも云えます。
民主主義は独裁制に対抗して作られました。昔(一部には今も形式的に存在しますが)一部の自称優秀者が全てを決定する「独断制度」がありました。時の政府(政府と呼ぶのはやや問題ですが、便宜的にそう呼びます)の主要閣僚は親戚縁者と個人的な仲間の血族で占められ「他人の人権を無視するような政策」で国(現実的には今の地方自治体レベルが多く国とは云えないかもしれませんが)を治めていました。
それは間違っていると各地で反乱、革命が起こり、国民の多数決(日本では間接民主主義=間接的な多数決)により政治をする民主主義になったのです。
つまり、多数決と民主主義は切り離せない概念です。多数決による政治にするため民主主義革命が起こり、民主主義を実現する手法として多数決は存在します。
日本における多数決の決済方法が妥当か?本当に民意を(多数決として)表せているかは別にして、Kは「民主主義」=「多数決」として問題はないと思っています。
そうでなければ、「この選挙結果は民主的とは言えない」などという批判は起こらないはずです。少なくとも非常に多数の人が「多数決の結果を尊守する事が民主主義」と認識しているはずです。極一部の人は「屁理屈を主張して異を唱えます。」。心情的には理解出来る部分もありますが、結果を捉えて屁理屈を唱えても何も解決しません。結果に至る過程を何とかしなければいつまで経っても状況は改善されないでしょう。
現在の多数決が本当の意味で「多数の国民の民意」なのかは、大いに問題ですが、結果が出てから「違う〜!」と主張するのは駄々っ子です。