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(回答先: 丸腰国際同盟 投稿者 愚考 日時 2004 年 7 月 25 日 21:16:30)
愚考さん、はじめまして。
愚考さんの投稿はけっこう好きなので、異論を唱えたくはないのですが、
自衛隊という軍隊を持つ以上は、やはり憲法を改正すべきだと思います。
一票の格差や政教分離が守られないのは、ひとつにはこういう憲法と実際の差が
放置されているような状況から来ていると思うことがひとつで、
もうひとつは軍隊を持たないという選択(丸腰)は、他国に支配されることになると思うからです。
武器が原始的ゆえに強力な武器を持つ相手にはほとんど丸腰といっていい状態の原住民が
ヨーロッパにどういう目に合わされたかを知れば、丸腰が危険なことを知るのには十分です。
もちろん、世界全体が丸腰でいても大丈夫だと認識できるような環境になれば話は別です。
ただ、今の世界はそういう状況ではないと思います。
また、江戸時代は平和な時代でしたが、武力を持つことを放棄していたわけではないですし、
国際紛争を武力で解決しないと決めていたわけでもありません。
実際、初期の頃には外国に武力で実力行使をしたこともありました。
ですから、武力を持たないこと・国際紛争を武力で解決しないことが
平和をもたらしたわけではありません。
もし、江戸時代に日本が武力を持たなかったら、おそらくフィリピンのように植民地になっていたでしょう。
そして、そのときにヨーロッパが宗主国であれば日本人は家畜以下の残酷な扱いを受けたでしょう。
さらに、日本の伝統が一国平和主義というのはちょっと変です。
日本は昔から日本というひとつの国だったのではありませんから。