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(回答先: Re: 丸腰国際同盟 投稿者 れれれ 日時 2004 年 7 月 26 日 21:59:55)
どうもです。
>自衛隊という軍隊を持つ以上は、やはり憲法を改正すべきだと思います。
>一票の格差や政教分離が守られないのは、ひとつにはこういう憲法と実際の差が
>放置されているような状況から来ていると思うことがひとつで、
自己防衛は基本的人権の一つだと思います。それを国家規模でどう達成するかには、多用多彩な方法があるでしょう。なにも「自衛隊、先にありき」に囚われる必要はないと考えます。
>もうひとつは軍隊を持たないという選択(丸腰)は、他国に支配されることになると思うからです。
>武器が原始的ゆえに強力な武器を持つ相手にはほとんど丸腰といっていい状態の原住民が
ヨーロッパにどういう目に合わされたかを知れば、丸腰が危険なことを知るのには十分です。
もちろん、世界全体が丸腰でいても大丈夫だと認識できるような環境になれば話は別です。
ただ、今の世界はそういう状況ではないと思います。
時代認識の違いを見るようです。今、植民地というものがどれだけあるでしょうか。先祖返りして心配するより、何ゆえに植民地がなくなってしまったかを考えた方が前向きではないでしょうか。
>また、江戸時代は平和な時代でしたが、武力を持つことを放棄していたわけではないですし、
>国際紛争を武力で解決しないと決めていたわけでもありません。
>実際、初期の頃には外国に武力で実力行使をしたこともありました。
>ですから、武力を持たないこと・国際紛争を武力で解決しないことが
>平和をもたらしたわけではありません。
>もし、江戸時代に日本が武力を持たなかったら、おそらくフィリピンのように植民地になっていたでしょう。
>そして、そのときにヨーロッパが宗主国であれば日本人は家畜以下の残酷な扱いを受けたでしょう。
歴史を持ち出したのは、一国平和主義の事実を指摘する為であって、武力所持の有無を論じる為のものではありませんので、誤解されませぬよう御願い致します。
>さらに、日本の伝統が一国平和主義というのはちょっと変です。
これは、武力所持の有無と、外征による武力紛争を起こさなかった長い年月の説明をごっちゃに解釈された結果でしょう。この国の歴史の中で、長い間外征を試みなかった事実を今の言葉で「一国平和主義」と称するのは的外れではないと考えます。
>日本は昔から日本というひとつの国だったのではありませんから。
本論は歴史の知識をひけらかすものではありません(この国が日本という国号を名乗ってからの一般的な歴史知識は私も少々持っております。東北北部が中央権力に服したのは何時頃であったとか、蝦夷地が服したのは何時頃だったとか、琉球国はいつ頃併呑されたのかなどは、それなりに知っております)。