現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ36 > 496.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
私は以前から、「丸腰国際クラブ」の結成を呼びかけております。今のところ賛同者は私一人ですが(大笑い)。これは「丸腰の者に刃物を持って襲うとは卑怯なり」を理念としたものです。姦しく聞えて来た、一国平和主義は国際社会の非常識との批判に応えるべく、多国平和主義を具現しようとして考えたついたものです。
ところで、この国の歴史を振り返ってみれば、江戸260余年間は一国平和主義を貫き通しました。その前には秀吉の明国征服の野望から、朝鮮出兵がありました。それ以前に、この国から出兵したのを探すと、奈良朝以前の百済救援(白村江の戦い)くらいです。それ以前のものは神話時代です。
ということは、一国平和主義はこの国の伝統であり、国是であったと言えるでしょう。この一国平和主義を誹謗中傷することは、日本の伝統に反し、国是を誹謗することです。とはいえ、国際社会と無関係に生きられない今日ですから、この伝統にしがみついてばかりはいられません。そこで、多国平和主義を唱え、賛同する国々と国家の安全を共に確保する研究に乗り出すべきです。
今日、武器商業主義者の財力によって、多くの一国平和主義誹謗論者を生み出しました。彼等は、戦争の悲惨さだけを財産にする平和主義者を砕く為に理論武装(と言うより、単に脅威論を振り回しただけですが)して、憲法九条を常識化していた人々を改憲是認に洗脳しました。
この一国平和主義誹謗論者の扇動に対抗する為には、憲法九条が現在どれだけ効力があるかを示す必要があります。未来を予測することで、憲法九条が護れると考えていたなら、改憲論者に敗れてしまうでしょう。というのはアメリカが発動している戦争が、脅威論を元気づけいるのですから。
繰り返しになりますが、憲法九条が改正されたら、未来がどうなるかを説くのではなく、現在憲法九条が果たしている役割・効力を、平和主義誹謗論者に洗脳されて改憲是認派に転じた人々に説くべきです。今まで護憲派が口にして来た常套句は賞味期限が切れてしまったから、改憲是認派が多数生まれたと考えるべきです。
憲法九条を武器として、丸腰国際同盟の結成を目指す理論武装によって、武器商業主義者の思惑を砕くべきではないでしょうか。(なお、丸腰国際同盟を以前は丸腰国際クラブと名付けておりましたが、同盟という言葉が氾濫している今日、クラブが弱々しく響くのではないだろうかと想い、同盟としました)
http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/tanishi.htm