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(回答先: 今井・郡山記者会見の新事実だけ報告する。 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 4 月 30 日 21:06:11)
人質体験生かし悲惨さ伝える…郡山さん・今井さん会見
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040430i115.htm
会見の冒頭「ありがとうございました」と頭を下げる郡山総一郎さん(左)と今井紀明さん
イラクで拘束され、4月18日に帰国した今井紀明さん(18)と郡山総一郎さん(32)の2人が30日夕、東京都千代田区の弁護士会館で、解放から約半月ぶりに、初めての記者会見を行った。
◆会見
「ご支援、ご協力をいただいた日本の、世界の、イラクの皆様、本当にありがとうございました」
弁護士と一緒に会見に臨んだ2人は、緊張した表情で感謝の言葉を述べ、頭を下げた。一緒に拘束された高遠菜穂子さん(34)は、体調不良のため、北海道千歳市の実家で静養しており欠席したが、郡山さんは「高遠さんも同じ気持ちだと思います」と話した。
拘束されたことについて郡山さんは「若干、甘さがあったと思う」としながらも、「こんなに日本で大騒ぎしているとは思わなかった」と述べた。
◆拘束時の状況
4月7日に武装グループに拘束された直後、今井さんは、高遠さんと一緒に、郡山さんとは別の車に乗せられ、手投げ弾と小銃を突きつけられた。今井さんは「本当に怖かった。死の恐怖に襲われ、高遠さんは泣いていた」と振り返った。
3人は当初、「スパイなのか」と疑われたが、身ぶり手ぶりを交えながら、英語で否定すると、指揮官と見られる人物が「ソーリー(すみません)」と言って命を保証したという。
ビデオ撮影時には、「泣け」などと命令され、郡山さんは「あの状態では言うことを聞くしかなかった」と話した。3度にわたって「解放する」と言われたが、監禁は続き、今井さんと高遠さんは相次いで体調を崩した。
◆自己責任
自己責任について問われると、郡山さんは「ジャーナリストは危険だから、現場に立って伝えるものがある。リスクを背負っており、僕らには当てはまらない」と話した。今井さんは「今回の体験や、イラク戦争の現実を伝えるのが責任と思う」と述べた。
今後について、郡山さんは「この体験を生かし、イラクといわず世界中を自分の目で見て伝えたい」。今井さんは「劣化ウラン弾の被爆や戦争の悲惨さの問題を伝えて行きたい」と話した。
(2004/4/30/21:26 読売新聞 無断転載禁止)