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(回答先: Re: はっきりしているのは棄権は自公への1票と同じということ 投稿者 南青山 日時 2004 年 6 月 22 日 07:06:43)
南青山さん レスありがとうございます。
レスの内容についてはＫと完全に一致しています。
更に言うならば、Ｋの意見と同じ事を表現を変えただけとも言えます。
でも、南青山さんのご意見には致命的な欠陥があります。
それは、野党全てを（ある意味）平等に認めてしまっている事です。
自公の固定票はかなりのモノになります。（特に公明党固定票）
それに対抗するには対抗勢力も力を結集して一点集中で票を集めなければいけません
つまり、票の分散を助長する意見は「結果的には自公を利する意見」なのです。
本当ならば反小泉連合的な超党派での新党の出現（前にあった『日本新党』や『さきがけ』のような党）ができれば良いのでしょうが、すでに時間がありませんので、無理でしょうね
とすれば、共産党さんが千載一遇のチャンスに意を決し、党名を変更し「思想でなく国民の意見を聞く事により政党」に変身して社民、民主との協力関係を自ら積極的に求めていくのが最後のチャンスです。
前に社民（旧社会党）は失敗して終わりましたが、あれは赤松広隆氏が全ての原因です。社会党の左派を切るとして魅力のある人材を全て放逐してしまい。現在の新政党ができにくい選挙法造りに加担し、米の自由化に手を貸して外国依存体質を悪化させました。結果、ある程度まともな野党だった社会党は消滅し、残った社民党は「数において何の意味（影響力）も無い政党」になってしまいました。（実はそれでも期待しています）
赤松書記長（当時）の失敗は人間性を排除した官僚的合理主義を政治に導入した事だと思う、言わば社会党における「小泉純一郎氏のさきがけ」だった訳だ。現在の状況の悪の根元である赤松氏が中枢で頑張る党は小泉自民と「本質的に同じである」、本来ならば反自公の票は民主に結集するのが正解である。
反自公反対＝自衛隊海外派遣反対・改憲ＮＯ・地方切り捨て反対・福祉切り捨て反対
にならない事がジレンマなのである。実際、政策に方向転換を求めるならば民主が政権を取ったらイラク派遣部隊は撤退出来るのか？改憲論は収まるのか？と言えば私にはあやしいとしか思えない。
民主党議員は赤松氏一派を切って旧社会党（党名はともかく）を再結成する方向で党の再出発を考える時に来ていると思っている。その際に自民党の反小泉勢力との連携を模索し反（小泉＋公明党）で大同団結する事が本当の国益である。
上記がＫの思いだが、実現は多分無理である。ならば次善の策として「参議院での党議拘束の廃止」への具体策の考慮が正解かもしれない。前に一回試みたのだけど「党議拘束は憲法違反論」の有効な施策の一つと思っている。（これを正式に裁判所に訴えたらどう判断されるのだろう？著作権など主張しないので誰か挑戦してみたらいかがかな）
参考
http://ea.uuhp.com/~mr-k/cgi-bin/patio.cgi?mode=view&no=26
Ｋの考えでは今完全に党議拘束を外して各重要法案の投票をさせれば「改憲」も「自衛隊海外派遣」も「年金」も「地方への主権委譲」も「郵政」も全て現在の方向性が否定されてもおかしくないと思っている。
もしＫの推測が正しいならば小泉改革とは何ぞや？である。
更には小泉内閣の改革路線を根底から覆す政策案の提示
http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/149.html
も重要だと思っている。（そろそろ修正案も公開したいなぁ）
いずれにしても現在政党の思想、宗教観、理念を中心にした視点から政党が主導で国民を引っ張るのではなく、国民の意見を吸い上げる方向での視点から政策を作るタイプの健全的野党の不在が今の日本が抱える最大の問題である。
ここまで考えて45点ですので南青山さんは29点の赤点でしょう
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。