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(回答先: もっとリアルに物事をお考えになられたほうがいいと思います。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 6 月 30 日 23:59:33)
あっしらさんこんにちは。
【もっとリアルに物事をお考えになられたほうがいいと思います。】
あっしらさんの定義するリアルとはどういうことでしょうか。その必要性は？
自分の命を捨てることを覚悟して子どもを殺すという「覚悟をもって子どもを育てる社会」を作りあげることはリアルなことなのでしょうか。その具体論は？
「自衛隊を撤退させてイラクの人質を解放すること」はリアルでしたか？
▼あっしらさん
【子どもを生む資格なぞ論じてはいません。
覚悟がなくても子どもは生まれます。しかし、生んだら覚悟をもって育てるべきというものです。】
これはあっしらさんが【「自分たちが生んだ子どもにきっちり責任を取る」ことができるだけ可能な社会構造をつくっていくほうが理に適っていると考えています】ということを仰ったので、言及したことです。
（自分の命を捨てることを覚悟して子どもを殺す等）「自分たちが生んだ子どもにきっちり責任を取る」という社会構造を実現するためには具体的にどのような形で進行していけばよいのでしょうか。
ただの道徳的指針ですか？
上記政策をリアルにするには、子どもを生む資格に制限が加わるものだと私が判断したものです。
▼あっしらさん
【自分の命を捨てることを覚悟して子どもを殺すことは、私にはそれなりに立派な覚悟であり責任ある態度だと思えます。（またまた、油に火を注ぐことになるのでしょうが．．．）
発作的突発的に後先を考えずに子どもを殺すのではなく、おかしな言い方ですが、冷静かつ合理的な判断のもとに覚悟をもって子どもを殺すことを想定したものです。】
「立派な」とは何に対して「立派な」となるのでしょうか。
たとえ自らの命を犠牲にするとしても子供を殺す行為のどこに責任ある態度があるのでしょうか。
それが覚悟ある行動ですか？
それが健全な社会構造なのですか？
自爆するなら自分の子供を殺してよいのですか？
子供に対する覚悟というのは、そういう問題ではないと私は考えます。
もし覚悟というのがあるのなら、「子供が生きる為に適切な環境を提供することができる」という覚悟であり、それが可能な社会構造を作っていくことが健全であり、よりリアルなことだと考えます。
▼あっしらさん
【国家機構や他人の認定ではないことに救いを覚えますが、「親が自分は適任ではないと判断した場合」としても、それまで親と濃密なつながりをもってきた子どもの思いはどうなるんですか？】
ここで子供の思いをとりあげるなら、私もそうしましょう。
「自分の命を捨てることを覚悟して子どもを殺すこと」において、それまで親と濃密なつながりをもってきた子どもの思いはどうなるんですか？
▼あっしらさん
【親がそうしないで、他の誰かが平均値的な親相当の責任・覚悟・愛情・慈しみをもって子どもを育てる社会状況がいつかは到来するとしても、親がそうするのが私にとっては好ましいことです。（親に恵まれない子どもには、より良い社会状況だとは思います）】
もちろん親が見ることのできる適任者であれば、そうするのが私も理想だと思います。
今回の問題は、見ることのできない親（虐待してしまう親）の場合というのを想定としていることではないですか？
▼あっしらさん
【「私物化」をどういう意味で使われているかわかりませんが、子どもが死ぬまでいい暮らしができるほどの資産家がごくわずかで、ひとり立ちしてまっとうに生きれるようになってもらわなければ困る親がほとんどですから、「私物化」なぞできるはずもありません。
「私物化」とはどういう意味か、「私物化」に代わる関係性としてどのようなものを考えられているのか教えていただければ幸いです。
私は、「何ものにも代え難い私の愛すべきもの」として子どもを育てるほうがより好ましいと考えています。】
安易に子供を殺すというのは子供を「私物化」していることではないですか？もちろん子供がひとり立ちすれば、私物化の概念は弱まるかもしれませんが、それでも子供は自分の所有物だと考える親もおります。
つまり所有物である子供は自分の言うことは何でも聞くし、聞かなければならないと考えることでしょう。そして自分に反抗した場合は自分の所有物として、相手の意を無視して殺すという考え方に及ぶものであると考えます。これは子供の私物化以外何があてはまりますか？
また私物化に変わるものとしては私物化ではない関係性（根本的な考え方の変換）を作るということではないでしょうか。つまり子供を私物化しないのであれば、子供の意を尊重することもできるし、子供が生きる為適切な環境を提供することができます。もちろん親のもとにいることが最も適切であるし、その環境が無理のないものであり、親が自ら適任だと判断すれば特に問題はないし、良好な関係であると考えます。
これは親が、自らが適任ではないと感じ子供を殺し自害するのとは考え方がまるっきり違うものです。
そして、この人間を私物化するという問題は、イラクの人質問題についても適用は可能です。
▼あっしらさん
【置き換えることはもちろん可能です。
私はその問題に関して政府は他にやるべきことがあると考えていますし、上述のようにも考えていますから反対ですが、それを望ましいと考える方は、その実現に向けて運動を行なってください。
もちろん、反対ですから、その運動にも異を唱え続けます。】
私は、この問題を解決するためにおける、その時々の解決策を言っているのではありません。
それは状況が異なる為、そのつど諸問題における適切な対応策が違ってくるのは当然です。
私が言いたいのは、大きく捉えた場合の根本となる原因を作り出す問題が、今回の問題とあてはめることができるとしたものです。
つまり人間を人質にとったり殺したりする行為だとか、命についての考え方、国と家族の問題等の考え方についてです。
そこに照らしたときに今回の幼児虐待の対応と、イラク人質問題の対応において、私から見れば、あっしらさんが全く違う対応をされていることに矛盾を感じたということです。
ただ、あっしらさんが根本的には矛盾はなく、ただその時々の諸問題を解決するのみにおいて今回の問題と違った対応をされているということでしたら、私の考え違いです。
▼あっしらさん
【他国から人を受け入れるかどうかは、その国の判断（政策）に拠るべきだと思っています。 】
もちろんその国の判断（政策）で、他国から人を受け入れるかどうかは決定すれば良いと私も思っております。その国の自由判断です。
私が言いたかったのは、その自由判断に制限を加えてしまうのはおかしいと言いたいのです。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。