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Re: 死というものについて(全体と個ということの定義)
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投稿者 調和人. 日時 2004 年 5 月 01 日 18:46:42:vg1vIHjPiGcdE
 

(回答先: 死というものについて(全体と個ということの定義) 投稿者 調和人 日時 2004 年 5 月 01 日 14:19:04)

猪突猛進さんより頂いた情報(知識)を基に、色々と考えていき、最終的には生命は自らの意思で、ある時期が来ると死ぬのだという考えを導きます。

今、ここで重要なことは、人間は「多細胞生物」だということ。
であるから、人間は個というものではなくて、集合体に近いものであること。
人間の細胞は、有限ではなく無限に生きることができるのだが、ある意思による制限が加えられて有限というプロセスが施されているということ。

有限への制限を決めた意思とは何か?
人間は多細胞生物ということであるが、ここにおける人間の意思決定は誰か?


人間とは集合体です。
物質というものは、突き詰めていくと何らかの集合体であります。顕微鏡等で見ると固体に見えていたものが、ほとんどは物質と物質の空間でできていることに気づきます。
細胞レベルまで考えると物質というよりもほとんどが空気といっていいかもしれません。
その空気にも、目に見えないだけで物質というものが含まれています。
要するに今、我々が感じることのできる物質と物質でないものとの違いは、濃度の違いと言っていいと思っています。
さらに、どんな物質であれ、元を探ると同じものからできているといわれています。
それこそ、月(隕石等)も同じものから出来ているらしいです。
ということは・・・・。

人間の細胞は常に古いものから、新しいものへ変化していると聞いたことがあります。常に、古い細胞が死に、新しい細胞が生まれていると聞きました。
木を見てください。木というものは存在しますが、葉は何度も死に、また生まれてきます。
地球を見てください。やはりなんらかの生死のある物質の集合体です。
宇宙を見てください。やはりなんらかの生死のある物質の集合体です。
それも、星と星との間は、我々から見ると非常に遠く感じられますが、大きく見ると、ひとつの物質に見えるのではないでしょうか。
それも、我々と同じ物質からできたものの集合体。
宇宙全部を大きく見ると人間になるということを言ってはいませんが(ないともいいません)。
猪突猛進さんは、だから人間とは全体で言うところのがん細胞であると言われた。

では、集合体である人間に意思がある以上、この全体にも意思が、あるという事になる。それらを統率する意思とは何か。
要するに、人々が神と呼ぶ意思とは何か。
ただのがん細胞のわりには、突出した意思をもっているように思われる(井の中の蛙なのでしょうが・・・)我々とは何か。

私の考えでは(ここからは、ものすごく飛躍します)
創造主(神という言葉が皆さんお嫌いそうなので)は全体であり、全てであります。
そこで、私(意思)が創造主として思うならば、それはつまらないことと考えるでしょう。
それは、全体であり、存在するもの全てであり、要するにひとつのもの。言い換えれば「無」であるからです。
その考えは普通に我々も感じることができるはずです。
例えば地球上に何もなく自分しかいなかったとしたらどうでしょう。
つまらないですよね。

無であるから、自分が何者か(例えば善なのか悪なのか)も、体験することが出来ないと考えるのではないでしょうか。
自分を知るにはどうしたらいいか。
全体(無)を知るには、自分を比較できるものを創らなければなりません。
要するに、個(有)を作らなければ自分を知ること(体験すること)ができません。
しかし、自分は全てであるから、どうすればいいのか。
自分が分割するしかないのです。
そして意思は、無からエネルギー(意思)を集合させて(集合体として)物質なるものを作り、そこに自分の意思をすべて分割させた。
分割された意思は、ようやく自分は何者か知ることが出来るようになったのではないでしょうか。
しかし、自分を知るには全体である自分を忘れなければならない。

そこで、意思とは別の意思を作った。
要するにここではじめて、意思は二つに分かれたのではないでしょうか。
つまり、魂と意識(一般的にはこちらを意思という)。
すべてを知っている魂と、すべてを知らない意識。
故に魂は創造することはできないですが、意識は創造し、体験することができます。

長くなってきましたので、すこし、ここで休憩します・・・・。


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