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北朝鮮に麻薬密輸容疑で拘束されている日本人男性の身柄引き渡しを交渉するため、外務省アジア大洋州局などの複数の当局者が13日、北朝鮮を秘密裏に訪問した。
日本政府当局者の訪朝は、2002年10月に中山恭子内閣官房参与、斎木昭隆・外務省アジア大洋州審議官らが拉致被害者5人の帰国の出迎えに行って以来のこと。
訪朝した外務省当局者は17日まで北朝鮮に滞在する予定だ。北朝鮮側は昨年12月に自民党の平沢勝栄衆院議員を通じ、拉致被害者5人が平壌空港に迎えに来ることを条件に家族8人の帰国を認めることを提案しており、外務省当局者と、拉致被害者家族の帰国問題についても協議する見通しだ。
拘束されている男性は、昨年10月10日に成田発で中国に向かい、その後、北朝鮮入りした東京都内の暴力団員(42)と見られる。朝鮮中央通信が同月末、この男性は日本企業勤務の「サワダ・ヨシアキ部長」で、「貿易取引のために訪朝し、我が国民を金で誘惑し、第三国から麻薬を入手させた後、貨客船万景峰92号で日本に密輸しようとした」と報道した。
日本の警察当局の調べでは、暴力団員の旅券に記載された東京都板橋区内の住所地には現在、指定暴力団傘下の組事務所が存在している。
日本政府は、暴力団員の拘束後、北朝鮮側と水面下で引き渡しに向けて交渉していた。
(2004/1/14/01:54 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040113it15.htm