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(回答先: 自衛隊派兵と北朝鮮との緊張関係 投稿者 Q太郎 日時 2004 年 1 月 16 日 19:04:42)
レスありがとうございます
北朝鮮問題を解決困難だと思っている人が多いようですが、米国・日本・韓国・中国そして北朝鮮が一致して問題を解決する方向でここまで動き、今後もそうであり続けるようですから、北朝鮮問題はそう遠くないうちに解決すると見ています。
昨日の韓国外交長官の更迭『「自主的外交に失敗」 尹永寬外交長官を更迭 ［朝鮮日報］』（ http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/695.html ）も、その一環だと思っています。
韓米同盟派と自主外交派の対立のように言われていますが、韓米同盟＝北朝鮮敵視政策という従来的思考ではなく、韓米同盟＝北朝鮮融和政策への転換を表明したものだと思っています。
米国に尻を押されて行った小泉首相のピョンヤン訪問と類似的な政治パフォーマンスです。
（ノ政権を自主外交派だとか反米と考えるのは錯誤で、ノ・ムヒョン氏が大統領になったことを含めて米国政権の意に沿ったものであり、今回の解任も米国政権の意に適うものとして行われたはずです）
＞拉致カードが原因で６カ国協議がスムーズに進行しないという見方も
＞確かにうなずけますが、６カ国協議はたぶんアメリカから見れば
＞解決せずにまだ引っ張っておきたいトピックでしょう。
＞日本に再軍備をさせたいのでは？
米国政権は、ミサイル防衛計画に参加を表明しイラクへの自衛隊派兵を決定した日本政府にはもう北朝鮮カードを使う必要はないと考えていると思っています。
日本に再軍備をさせたいわけではなく、防衛的な軍備開発に資金を提供させたり、“下請け”軍事行動（とりわけ地上後始末作戦）に参加させたいだけのはずです。
日本が巡航ミサイル・ＩＣＢＭ・核兵器・爆撃機など攻撃的兵器を保有することは望んでおらず、北朝鮮問題がぐずぐず続くと日本にそのような動きを誘発することになるので早くケリを付けたいと思っているでしょう。
＞民主党がここへ来て国連維持部隊（でしたっけ）の創設を言い始めたのも
＞不気味の一言に尽きます。
建前だけですが、イラクも、アフガニスタンと同じようにＵ．Ｎ．管轄に移行させるはずです。
民主党が打ち出した国連待機部隊は、錦の御旗の下で武装部隊を派遣できるもので、米国政権も文句はないでしょう。
ただし、イラク派兵を既に始めたので、イラク関連で国連待機部隊構想が具体化する可能性はないと思っています。
（小沢氏へのリップサービスが主たる狙いかもしれません。憲法問題や法律制定というハードルもあります）
＞自社さ政権時代に政官ともどもこの事を取り合わなかった人間が
＞うようよいて、その事が明るみに出ないうちに、
＞事実を闇に葬りたい人間がいるのではないかという事です。
＞で、福田さんは急いでいるのでは？
北朝鮮問題が解決するということは拉致問題も解決もしくは解決の道筋がつくということであり、そのような心配はあまりしていないと思っています。
それ以上に、その種の問題は、政府・与党＆メディアの力で「社民党」におっかぶせたかたちになっているので終ったこととも言えるでしょう。
北朝鮮との国交正常化が実現されたら、北朝鮮と接点がある「この事を取り合わなかった」政治家が利権漁りで動くことになると思っています。
福田官房長官は、まっしぐらに米国政権の意を実現しようと動いている人物と考えたほうがいいのではないでしょうか。
（外務大臣よりも総理大臣よりも、外務省官僚とつながった福田官房長官が外交を仕切っていると見ています）
＞中山参与が外務省でトカゲの尻尾きりになる可能性は
＞今までの外務省の所業を見れば充分にあり得る事ですね。
＞それを拉致被害者として帰国した当事者が
＞果たして黙ってみているか、はわかりませんが。
品がよくやさしげに見え、内閣参与でもある中山さんは、切られることはないと思っています。
「ごめんなさい」で終わりになる人だと思われているから、そういう役回りになったはずです。（田中審議官や藪中局長そして斉木参事官ではそれで済まないでしょう）
帰国した拉致被害者や家族会に対する融和策は現在進行形だと思っています。
平沢代議士たちがリークを続け、政府は、それに対する世間（メディア）の反応を見ながら拉致被害者や家族会が「裏切られた！」と思わないようあれこれ手を尽くしていくと思っています。
（７月には参議院選挙もありますしね）
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。