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(回答先: 外務省職員が訪朝 政府間交渉に期待 拉致問題「進展ない」慎重論も [産経新聞] 投稿者 Q太郎 日時 2004 年 1 月 16 日 15:13:32)
Q太郎さん、こんにちわ。
>福田官房長官と中山参与のコメントの違いが気になります。
>ここに来て「早く解決したい」理由は?
国会議員を使った日朝交渉の背景(「早く解決したい(せざるをえない)」理由)については、
『大詰めを迎えた日朝交渉 − 平沢代議士らと北朝鮮政府高官の接触劇を読む −』
( http://www.asyura2.com/0311/dispute15/msg/1174.html )
をご参照ください。
中山参与の役割は、
● ここにきて態度が変わった平沢代議士に不信感を募らせている家族会の矛先が政府=外務省に向かないようにする防波堤
政府=外務省までが、平沢代議士のように、「外務省の誰かが北朝鮮に5人の帰国を約束したのなら謝罪すべき」・「家族の帰国が保証されるのならピョンヤンに飛んでもいい」という態度をこの段階では見せるわけにはいかないと思っているようです。
政府=外務省がこの段階で平沢代議士的態度を見せれば、家族会は、大見得を切って解決を1年以上も引き延ばしてきた政府=外務省に許しがたいという気持ちを持つはずです。
平沢代議士が持ち込んだ風向きを調整する役割が中山参与だと思っています。
● 約束を反古にした責任を中山参与にとらせる
北朝鮮に謝罪することはないと思っていますが、5人がピョンヤンに飛ぶことになっても政府=外務省の大失態です。
(5人は帰さず家族を取り戻すと大見得を切ってきたのですから..)
それを大きな波風を立てずに正当化するためには、誰かの過ちのせいにするのがてっとり早いでしょう。
斉木参事官・中山参与・藪中アジア太平洋州局長・田中審議官のなかのだれかが、「5人の帰国がスムーズに行くことを願って、つい、2週間ほどで戻すと北朝鮮に約束してしまった」というシナリオにするのか穏当です。
候補は斉木参事官か中山参与かだと思われますが、中山参与がこの期でいろいろ発言しているところを見ると、その役回りが予定されているのかもしれません。
(田中審議官は北朝鮮とのパイプ役なので温存され、藪中氏もそれをかぶるような玉には見えません)