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(回答先: 筋弛緩剤事件:弁護側、改めて無罪主張 仙台地裁最終弁論 [毎日新聞]【冤罪というより病院側免罪のでっち上げの可能性大】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 09 日 15:58:34)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040209-00000402-yom-soci
患者の点滴などに筋弛緩(しかん)剤を混入したとして、計5件の殺人と同未遂罪に問われている仙台市泉区の北陵クリニック(2002年4月に廃院)元職員で准看護師守大助被告(32)の最終弁論が9日午前、仙台地裁で始まった。
弁護団は「事件そのものが存在せず、被告人が犯人であるはずがない」などと、改めて無罪を主張。三百数十ページにおよぶ弁論を用意し、10日午後までの2日間にわたり、昨年11月に無期懲役を求刑した検察側の論告に対し、詳細に反論していく。最後に守被告が意見陳述し、2年7か月に及んだ公判が結審する。
弁護団は今回の事件を、一貫して「作り上げられた事件」と主張。この日の弁論では、元クリニック副院長らの捜査依頼をきっかけに、守被告への疑いを深めていった宮城県警の一連の捜査に対する批判から陳述を始めた。
弁護団はまず、「十分な裏付け捜査もなしに副院長らの申し立てを真実と思い込んで被告を誤認逮捕。その結果、5件の事件が次々とでっち上げられた」と強調。弁論では、<1>起訴された5件は病変などであって、いずれも「事件性」がない<2>被告に「犯人性」が認められない――ことを、「捜査経過の検証を通して明らかにしていく」としている。
守被告は2000年2―11月にかけ、患者の点滴などに筋弛緩剤を混入したとして、1件の殺人と4件の殺人未遂罪で起訴されたが、公判では一貫して無罪を主張。検察側は論告で「信頼を寄せる患者の命をもてあそんだ」などと断罪した。
この日午前9時半すぎ、仙台地裁101号法廷に姿を見せた守被告は、紺色のブレザーに白いシャツ、グレーのズボン姿。落ち着いた様子で、弁護団が弁論を読み始めると、手元に広げたコピーに目を通しながら聴き入った。(読売新聞)
[2月9日14時8分更新]