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(回答先: 筋弛緩剤事件で最終弁論「事件は存在しない」と弁護団(読売新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 2 月 09 日 18:00:32)
最終弁論を聞く守大助被告(イラスト・木村顕彦)
http://www.kahoku.co.jp/news/2004/02/20040209t13026.htm
仙台市泉区の北陵クリニックで起きた筋弛緩(しかん)剤点滴事件で、殺人罪などに問われ、無期懲役を求刑された元職員の准看護師守大助被告(32)の最終弁論公判が9日、仙台地裁で始まった。弁護側は守被告を犯人視した捜査の経過に疑問を挟み、患者の血液などから筋弛緩剤成分が検出された鑑定結果の信用性を否定。「証拠評価の誤りによる事件のでっち上げ」と強調した。
弁護側は捜査経過の疑問点として(1)クリニック側は県警に事件相談するまで急変患者の症状に不審を持っていなかった(2)クリニックは筋弛緩剤の正確な在庫確認をしておらず、消費状況が不自然だったと証明できていない(3)別件逮捕で事件を立件しようとした―などを挙げた。
検察側が守被告の証拠隠滅工作とみている筋弛緩剤空アンプル入り針箱持ち出し行為については、「針箱には手術で使用した空アンプルしか入っていなかった」と指摘した。
弁護側は、患者の容体急変は、筋弛緩剤投与以外の別の原因があるとして、筋弛緩剤成分が検出された鑑定の手続きや結果の問題点を指摘した。
午後は各事件について事件性がないことなどを主張した。
2004年02月09日月曜日