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(回答先: 筋弛緩剤点滴事件最終弁論2日目 「犯人性に矛盾点」と指摘(河北新報) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 2 月 10 日 19:36:32)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040211-00000006-khk-toh
仙台市の筋弛緩(しかん)剤点滴事件で殺人罪などに問われ、無期懲役を求刑された准看護師守大助被告(32)の2日目の最終弁論公判が10日、仙台地裁であった。弁護側は守被告の犯人性と自白の信用性を否定。守被告も「どの患者にも筋弛緩剤を点滴に混入したことはない」と無実を主張した。審理は終わり、畑中英明裁判長は判決期日を3月30日に指定した。
弁護側は、5人の患者ごとに容体急変の経緯とその際の守被告の行動を検証。「患者への点滴投与中に薬剤を注入したのは別の看護師だった可能性が高い」「勤務状況上、被告が点滴に筋弛緩剤を混入する時間はなかった」などと、守被告の無関与を強調した。
逮捕段階で犯行を認めた自白調書については「取調官の誘導や強要で作成された」と任意性を認めず、「取り調べのすり込みで被告は『自分の犯行』と思い込み、裁判官の拘置質問でも、うその自白を維持してしまった」と信用性も否定した。
動機については、「ストレス解消や自己顕示欲」とした検察側の主張に反論。「元上司や同僚は被告に好印象を持っており、検察の想定する犯人像とは全く結び付かない」と述べた。
守被告は意見陳述で捜査の在り方を批判した上で、「准看護師でありながら、患者を殺そうとした人間として疑いをかけられること自体大変悲しく、悔しい」と述べた。
(河北新報)
[2月11日7時4分更新]