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(回答先: Re: こんな場合は・・・・? 投稿者 36歳男 日時 2004 年 4 月 20 日 16:22:35)
36歳男さん、こんにちは。
論旨はわかりますが、あなたはそこらのおばさんの投稿趣旨を勘違いしてレスを書かれているように思えます。
そこらのおばさんは、人質になった人たちや川に落ちた子供を助けようとした人の「自己責任」を直接のテーマにしているわけではなく、彼らを解放前から「自己責任」論で批判し救出のために支出したと思っている費用を彼らに請求しようという言動をしている政府やマスコミそして一部の国民を問題にしています。
川で溺れかけている子供を目撃したという想定ケースですが、そこらのおばさんは、目撃した人は泳げないのならともかく衝き動かされるかたちで救出のために川に飛び込む人もいるだろう、その結果、子供は違う要因で助かったが救出のために飛び込んだ人は行方不明になり、大勢の人と機材を使って捜索するハメになったからと言って、それは「自己責任」である、「捜索費用」は家族(遺族)が負担すべきだと言えるだろうかと問いかけているものではないでしょうか。
あなたは、「そういった事故を目撃した場合、危険にも関わらず助けに行くという行為をする前に、まずは消防署に電話するのが筋なのではないでしょうか?また、泳ぎにかなりの自信があるわけでもなく助けに行くということは、誰の目にも二次被害の発生を予測できるものだと理解しております」と答えています。
ご説明自体はある意味で正論です。後半の部分は、泳ぎに自信があっても、二次被害の可能性はあるわけですから設定から外したほうかよろしいかと思います。
前半の部分も、近くに消防署などその役割を泳ぎが上手な一般人よりもうまく果たせるところ(人)があれば別ですが、それでは川で溺れかかっている子供を助けるのに間に合わないという状況もあります。
36歳男さんの論旨は、強盗に襲われた店の人が深追いして殺される結果になることなどには有効だとは思いますが、そこらのおばさんが設定されたケースにはそれほど有効だとは言えません。
結論的に言えば、36歳男さんの論旨は、「川で溺れた子供を救出した人を表彰する警察やそのような行為を称揚するマスコミ」や「強盗を追いかけて殺されてしまった人を英雄視するような政府やマスコミ」に対して向けられるべきものです。