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補足です
http://www.asyura2.com/0311/idletalk6/msg/688.html
投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 12 月 26 日 16:39:46:xnvpUXgHxuDw6
 

(回答先: Re:JVC(ヒト・ポリオーマ・ウイルス)のうちEU(ヨーロッパ)型ウイルスは世界では欧米人と日本人の一部にしか存在しない。 投稿者 やめて 日時 2003 年 12 月 25 日 11:53:56)

こういうのもありました。
わりとまともな解説文ではないかな?

ある意味で補強証拠になると思います。
おそらくご存じでしょうが。

私も昔はこの関係の本を読みましたが、
最近は全然です。 だから最近の進展はさっぱりわかりません。

文中に書かれていませんが、HTLVウイルスの発見者は、
京都大学の日沼頼夫教授です。

また、HIV−1ウイルス(エイズウイルス)は、
HTLV−1ウイルスと、
スローウイルスであるビスナウイルスとを接合した遺伝子操作の産物であるという説があります。

古層の縄文人は、「白人」だと思います。
色が白いからです。

それがスラブ人と同種かどうかは、私は知りません。
ご紹介の書籍も未読です。
金田一京助がアイヌ−コーカソイド説を出しましたが(明治時代)、
今のところ定説ではないと理解しています(たぶん)。

広い意味で「北方系」人種であることは間違いないと思いますが。

印象ですが、いわゆる白人は、「白い」というよりは「赤い」という感じがします。
それに肌の木目が荒いです(一般論かつ印象批評です)。

古層縄文人の虐殺はかなりの規模であっただろうと思います。

古代の文献的証拠はもちろんありません。
一つ推測できる(かもしれない)文献があります。

魏志倭人伝で魏に献上される奴隷(生口という中国風の表現です)は、
(侵略)モンゴロイドである倭人の仲間内ではなく、
縄文人であったのかもしれません。
なぜならこのころは倭人の内ゲバは納まっていたからです(魏志倭人伝の記載です)。

この代償として、倭国は「鏡」(確か三角縁神獣鏡など)を賜っているはずです。
これを全国の部族長に配布し、
それを権威の象徴として古墳に埋設したのかもしれません。
北九州各地の古墳からは鏡、剣、玉が確認されているというのを読んだのですが。
(近畿の重要古墳を発掘できない理由はこれかもしれません)。

http://dandoweb.com/backno/970619.htm


「人口膨張シミュレーション

 しかし、この巨大な建物・遺構を伴う大集落は「三内丸山遺跡の不思議」にある通り、4,000年前になると急速に姿を消す。上のグラフを見ていただくとお分かりのように、気温は下降に転じ、現在よりも寒い時期になる。海面は陸地から遠のき、海の恵みと山の恵みとを併せ享受した時代は終わる。縄文人は森がもたらす資源豊かだった八ヶ岳の周辺に集まる。「八ヶ岳西南麓に縄文王国を見る」などに紹介されている。かつてのような豊かな時代は再び訪れることなく、縄文は末期の人口7万5千人程度に落ち込んで、弥生にバトンを渡す。

 この人口が1,000年ほど後の古墳時代には、540万人にもなったと推定されている。約70倍の膨張である。稲作が伝わって食糧事情が改善されたのは確かだが、人口年増加率0.4%は世界各地で人口学者が推計している農耕初期の増加率の何倍も高い。この間に大陸から渡来した人々がいた。渡来人の存在を計算に入れて、埴原和郎・東大名誉教授が試みた人口膨張シミュレーションは学界にショックを与えた。純粋の人口増加は年0.2%とすると、1,000年間に渡来人口が150万人必要になり、7世紀初頭の人口構成は縄文系56万人に対して渡来系480万人だという。基礎にした数字に誤差を見込むとしても、渡来系の相当な優位は動くまい。発掘の人骨からみて、背が低く、顔の上下が短くて幅広め、鼻が高い縄文人に対して、北アジアからとみられる渡来系は身長があって、のっぺりタイプの面長だったようだ。最も混血が進んだ近畿から東の北海道アイヌまで、混血度合によって国内にはさまざまな地域差が生じた。

 '96年秋に佐賀医大で、人類学会と民族学会の連合大会があった。国立遺伝研などのグループが、遺伝子分析の手法による「ミトコンドリアDNA多型からみた日本人の成立−東アジア5人類集団の比較解析」を発表している。「注目すべきことは、琉球人やアイヌでは大陸由来の特異性をもつ割合は20%以下であるのに対し、本土日本人の5O%が、中国人や韓国人が多数を占める大陸由来の特異性をもっていることである」「これらの結果は、現代日本人の起源についての縄文・弥生混血説と合い入れるものである。さらに本土日本人の遺伝子プールの約65%は、弥生時代以後に大陸からもたらされたことが示唆された」。その琉球人、沖縄の人々やアイヌこそ、渡来系と混血の少なかった縄文人の系列なのだ。

◆ウイルスの語る故郷

 南西日本の人たちの体に特異なウイルスが存在することが発見されたのは、'80年代初めのことだった。成人T細胞白血病を引き起こす。白血病は血液の癌だから、長らく予測されながらなかなか存在を証明できなかった「人に癌を起こすウイルス」の実質第1号として、医学界の大トピックになった。実はこのウイルスと同じものをカリブ海の黒人も持っており、日米の医学者がほぼ同時に見つけ出した。そのため、表記の仕方に2通りあって、「ATLV」とも「HTLV-1」とも書く。

 そして仲間にはあのエイズウイルスがいる。人の免疫系の重要な中核になっているT細胞白血球を、エイズウイルスは集中攻撃して免疫不全を引き起こすのに対して、この成人T細胞白血病ウイルスは異常増殖させて白血病にしてしまう。破壊と増殖と全く逆の作用をする。

 感染の仕方もまるで違う。エイズのように激しい感染力も、病気を起こす力も無い。母から子へ母乳を通じて伝えられるため、母系遺伝と似ていて集団の外には勝手に出ない。九州南部や沖縄では何割もの人がこのウイルスを持っているが、圧倒的多数は発病することなく一生を終える。その後の調査でウイルス保有者は北海道や離島部にもかなり存在することがわかった。推定で全国で100万人、半数が南西日本にいる。

 このウイルスの分布が現在、縄文人の血を濃く残している地域と一致している。縄文人はウイルスと共存した集団だった。発見当初、日本とカリブ海と、途方もなく離れた地域にしか見つからなかったが、しだいに情報が増えている。再び人類学会と民族学会の連合大会。埼玉大などの「新判定基準に基づくパプアニューギニアにおけるHTLV-1の分布」は「マダンを中心に海を挟んで東西に広がる3つの州(西からエンガ、マダン、西ニューブリテン)では3.9〜4.2%の感染率を示した」と報告している。この感染率は南西日本のひとつ外回りの地域、本州や四国よりも高い。」


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