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(回答先: かつて農作物は盗難の対象としては、誰も考えていませんでした。 投稿者 シジミ 日時 2003 年 9 月 22 日 21:22:30)
みなさん、こんにちは、横レスです。
農作物といっても、果物ですが、農業に従事している人が20%以上の地域に住んでいたことがあるので、書かせてください。(兼業をいれると、もっといく)
そこに住む人は、子供も、大人も、道路にはみ出た果物でも、手を出すことはほとんどありません。熟れすぎて出荷できなかった果物が、農家の人から、近所、親戚、というかたちで、必ず、購入しなくても、手に入るからです。また、こういう出荷できなかった果物は、その果物の木や、つるの下にまとめて捨てられたりしてます。また、ほんとかうそか知りませんが、地元の人は、子供が、そういう路地にはみ出た果物を子供が背伸びして取れる、あるいは、子供が盗める程度の泥棒は、泥棒という認識があまりないそうで、子供の行方不明事件なんかがおきると(田舎なので、子供が、道を間違えて、となり部落なんかに迷い込んでしまう事件が、結構ある。が、誘拐は、一度もなかった)この季節なら、だいじょうぶだ。という具合に、農作物をあてにして会話が進んでいます。
ところが、正規の泥棒は、本当に、夜中、軽トラでやってきて、収穫時の果物をどっと盗んでいく場合が結構あります。結構というのは、1シーズン、1品種、部落8−10の中で、1−2回、つまり、柿は、だれぞんとこが、やられた、葡萄は、どこぞが、という具合に、年に何回かになります。こっちの泥棒は、警察に届けが出て、事件扱いですが、たいてい、つかまりません。ただし、軽トラで、泥棒をする程度なので、トン単位では当然ないのですが、それを売ったとしたら、100万円以下50万円以上にはなるぐらいの泥棒です。また、盗むほうも、割の良いものを盗むので、そういう高価な農作物は、結構、農園の奥とか、家の敷地内にあったりして、盗みにくくはなっています。