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(回答先: 中国からのリンゴ濃縮果汁は危ないんでしょうか? 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 9 月 23 日 14:43:37)
中国の農薬問題は私もこちらからネタを仕入れているので皆さんと同じようなもんですが、
国内の農薬は詳しい方とのやりとりが多少あるので、少しはいえるのですが、りんごに
限って言えばですね、心配はしなくてもかまわんですね。散布時の即効性と後まで残る残効性
が考えられますけれども、シンナーとペンキみたいなもんですね、溶剤が入っているのがあって
溶剤が人には危ないけれども、それが抜けた後は人間に対する害が塩以下という薬品もあれば
銅と亜鉛と石灰を混ぜて殺菌剤として使うボルドー液なんてのがあるんですが、あれなんか
ミネラル分として食品添加物になっていたりしますしね。ビンや袋から開封しておくと1週間で
残効無くなるとかそういう次元みたいですし、殺虫剤だと虫特有の弱点をピンポイントで攻撃するから人には関係ないとか研究の人は言ってますな。去年騒いだダイホルタンとかあれなんかは
残効長くて安いってんで使ってたみたいですけども、農協に売ってないから一般的な百姓は
入手は困難ですわ。
第一我々が一番りんご食いますしね、時期になれば1日2個3個とかね。
カッパだけ着て雨みたいに農薬が降りそそぐ中専用の車両で何時間も作業するんですけどもね、
こっちの人は長生きですわ。年寄りから順番に死にますしね。
70で死んだらみんな「若いわ〜」だもの。
そういえば子供でアトピーとか・・・見かけないなぁ
そんなもんですな。
まぁ私が知ってるのはりんごだけですから、他の事はなんともいえないですけどね。
ジュースはね、都内でもスーパーの端っこのほうとかに透明な1リットルビンなんかに
入ってるのがね、ちょっと大きいところだと結構置いてある。
でもね、値段が高すぎてお勧めできない。
1本500円600円でしょ。気軽に買えないよね。
デパート行くとワインみたいなビンに入って、千いくらとかの値段。
同じ容量でアメリカとか中国とかから来て紙パックに
入ってるのが100円とか200円だから、勝負にならない。
1KLのでっかいタンクで船便で濃縮果汁どっさり持ってきて香料と砂糖ぶち込んで
水で薄めて1日何万本とかボトリングして、そういうのの方が明らかの儲かるんだよね。
こっちは近所の工場にりんご持って言って搾ってもらうとここで1本180円払わないと
いけないんだもの。これに1年の生産の経費のっければ黙っても400円500円に
なっちゃう。まぁ缶に入れれば安く上がるけど、缶に入れてくれる工場は無いから・・・。
それでも味が全然違うって買ってくれる人も居るから贈り物とかそういう方で
少しづつやって行ければって感じかな。