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(回答先: 「天皇」とか「責任」とか「大東亜戦争」とかについてのスレ 投稿者 アルファンド 日時 2003 年 7 月 15 日 20:04:24)
すみちゃん、ご回答ありがとう。
お望みどおり雑談板に移ることにしたよ。
（http://www.asyura.com/0306/dispute11/msg/1067.htmlへのレスだ）
>これに回答しなかったのは故意です。
〜〜〜
>私個人は決定権を持っていないのです（本当はこんなことを正直に言ってはいけないんでしょうね。 頭を疑われるかな。 だけど私はインテリゲンツァじゃないからいいんです）。
「答える資格を持っていない」というのには正直驚いた。
俺も生まれはあんたより遅いし「戦争責任」というものにも実感が湧かないのだが、責任をとって欲しいかとって欲しくないかの判断に「資格」が必要だとはまったく思わない。と言っても別にあんたを非難するつもりは無いんだ。ただ、すみちゃんでさえそういう答えになってしまうなら、他の連中はもう絶望的な迷妄に陥ってるんじゃないかと恐ろしくなる。
それはそれとして、あんたの親父さんへの愛と自分に決定権が無いという確信は、敬意を持って尊重したいと思う。
非論理を自認できるあんたは、頭を疑われる必要はまったく無いよ。
それじゃ、こっちの板での本題な。
阿修羅の雑談に来る連中には“まともな”ヤツはいないのでトバしていく。
一応前もって言っておくと、俺はあんたじゃないしあんたは俺じゃないから完璧に意志を疎通させることは不可能だ。だから全然噛み合わなくなって意味不明な展開になるかもしれない。しかし俺はあんたの言いたいことを出来る限り理解しようと努めるし、俺もかなりのとこまで腹を割ってあんたが理解しやすいような表現に努める。そしてあんたもそうしてくれるものと勝手に信頼する。仮にレスの応酬が長引く場合でも気長に待つし、止めたければいつ止めても良い。あんたの人生に支障が出ないよう注意してくれ。
俺が悪魔を過小評価してるとのことだが、俺にはあまり自覚が無い。
あんたが何を指して悪魔と呼んでいるのかは良く分からないが、俺はアイクの言うところの「低層四次元のアヌンナキ・レプティリアン」のような霊的悪性存在を含めて『奴ら』と呼んでいる。そしてそいつらでさえ、「もっと上」の連中にとっての「一配役」であり、下のななしさんへのレスで書いたように「悪役」に過ぎない。そいつらは、限りなく「絶対悪」に近いかもしれないが、決して「絶対悪」ではない。
犠牲者３００万というのは、『奴ら』の都合である以上に、俺は「神々の躊躇」を感じる。あの大戦において、主に東南アジア周辺の白人兵力を駆逐した段階で「日本」は一つの役割を済まし、その後明白に劣勢に転じて本土への爆撃という段階に移った。しかし本来なら沖縄だけでなく本土でも地上戦が行われるはずだったのが、そこに「躊躇」が生じ、「ご聖断」と言うカタチで実体化した。しかも歴史上最初で最後の原爆被害国という立場は、「神々の葛藤」の末の落とし所というムチャクチャなものを感じる。『奴ら』の側でもそれ以上の深入りは避けた方が良いと判断し、あのような敗戦とその後の占領統治、「平和憲法」という不可思議なものが据えられた。・・・あー、俺は「天皇」を「人格的存在」とは考えちゃいないんだが、それとは逆に「神々」は「人格的存在」だと考えている。もう少し言うと「日本人それぞれの高次意識体」の集合として「八百万の神々」をとらえているってことなんだが・・・
俺が「神々の躊躇」を実感する理由は、どうも“神の視点”から見た場合、この国の民、日本人ってヤツらはあまりにも可愛すぎるんだよな。それこそ目の中に入れても痛くないくらい可愛くて、それはもう猫っ可愛がりにしてきた。しかし一方で「日本」の総体としての役割を果たさせなきゃならず、維新以後の右往左往の果てに『奴ら』のワナにはまるカタチで大戦に突入した。この血みどろの戦に、多分耐え切れなかったと思うんだ、神々が。日本人一人一人が傷つけ、傷つけられするたびに発する魂の悲鳴に耳を塞ぎつつ、何とか本土決戦の段階にまで来たはいいが、もうそれ以上は無理になった。それでも進めようとした数少ない神に対しては、多分相当の「泣き落とし」があったと思う。そして、それで落ちた。結局「日本」は、あんたの言う「世界史をはるかに大きく本質的に変える」ための永い永い戦いをキャンセルすることになった。そして俺はその戦いにおいて、本来なら一千万できかない数の国民が死んでいたと思うんだ。
八百万の神々は、ある意味で「責任」を放棄した。日本人の、特に戦後の「無責任体質」はそこに根があると思う。神々ですら逃れた責任、人の身で背負えと言うのも筋が通らねえ。かくして、「戦争責任」を追及するヤツら自体が「責任」をとろうとしない、ハタから見りゃあなんとも馬鹿げた振る舞いが目立つようになった。「『戦争責任』を追及するヤツ」には、「戦争責任者を裁く責任」がある。何も「天皇」に限らない。軍部だろうが財界だろうがマスコミだろうが、そいつに「責任」がある、と決め付けた以上、「責任をとらせる責任」が生じるんだ。「決着」をつけなけりゃいけない。そうでなけりゃ、“摩り減る”だけだ。それは、くそっつまらねえ。
しかし、俺は誰の「責任」も追及しない。これは何も「天皇」に限らない。神々だろうが一般人だろうが、「責任」があるなら自分で好きなように勝手に「責任」をとればいい。どうしても「責任」をとらせたいヤツがいたら、全力で行動し、力づくでとらせてみせる。それよりも俺にとって興味深いのは、「平和憲法」という存在に代表される精神、即ち「命大事に」の心だ。幕末において「日本」は『奴ら』と真っ向からぶつかることを択ばなかった。大戦においても土壇場で逃げ出した。そしてこの半世紀、他国とコトを構える状況にとことん怯え、どこまでも金で解決、遂には目の前に吊り下げられた脅威のためには他国の民衆が虐殺されることを支持するまでになった。俺はそれに腹が立つが、同時に確信を得る。「日本は戦争にそぐわない」。「日本には戦争は似合わない」。日本人は命の奪い合いをするようなガラじゃない。北朝鮮だろうが、中国、ロシア、アメリカだろうが、もう戦争はできっこない。無理にやってもどこまでも“摩り減る”だけだ。
その一方で、「日本」は「命を懸ける」ことができる。「神風特攻隊」に結実したこの精神。「統率の外道」、その通り。「最悪の戦法」、まったくもって。しかし、その美しさを否定することは不可能だ。それがキチガイの所業なら、俺は心からキチガイでありたい。美しくなければ、“つまらない”。「日本は命を懸けられる」。
だから俺は「日本人が千年間浮上できない」とは思わない。まあ、現状ってものを考えるとそう思いたくもなるが、俺にはそれは我慢できない。今が美しくないならどうすれば美しくなるか。今がつまらなければどうすりゃあ面白くなるか。俺はやっぱり「あきらめ」たくないんだ。
大日本帝国が悪魔の真似事をしてドツボにはまったってのには同意できる。しかし一方で「一度気が済むまでドツボにはまってみるってのも良い」と言う風にも考えている。「ドツボ」をじっくりと体験して「ドツボ」だと確信できなけりゃ、多分空疎な思い込みで判断しただけに留まったと思うんだ。そんなんじゃ、この「ドツボ」を打ち破ることは出来ない。「歴史」は、“今”、“ここ”にある。「大日本帝国」を救うためには、そのおかげで俺たちが確信できる「ドツボ」から、俺たち自身が這い出さなけりゃいけない。
>これは現在についてもいえることだと思っています。
>まだ遅くないから、産業力のあるうちに方針を転換するべきです。
だからあんたの言うことに賛成だ。具体的な方向性は、確かに議論の価値がある。
そのためにも、過去についてできる限りの調査・研究は絶対に必要だ。
結局俺が言いたいのは、まだなんにも終わっちゃいない。ってことなんだ。
「歴史」も終わっちゃいないし、もっと言うと、「神話」の世界、「神代」すらまだ続いていると思っている。
仮に全てが終わっているとしても、それでも俺は「あきらめない」。
多分死ぬまで、いや、“死んでも”「あきらめない」だろう。
そういう心構えの上で、ようやく議論は意味を持つと思う。
でなけりゃ、何のための「世界最先進の高度文明国家」なのかも分からずに、ひたすら「永久革命」していくだけにもなりかねない。
それを想うと、すごく“つまらない”。
・・・「大東亜戦争」は俺にとって一万年に一度あるかないかの特別な戦だ。他の有象無象の殺し合いとはまったく違う。
あんたのレスには深く感謝。よかったら、また頼む。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。