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(回答先: ●死後の世界 投稿者 てんさい(い) 日時 2003 年 5 月 31 日 11:24:11)
●臨死体験者の話
http://tekipaki.jp/~gon/park//A020928B.kiuti1.htm
先ず、死んだらどうなるか、先ず最一番初に頭に浮かぶ事なんだと思います?これ
から皆さん経験すると思いますけど。先ず、一番最初に経験することは、荼毘(だび)
に付される瞬間って、気になりませんか? 焼かれる、熱いかとか、熱くないかとか。
あれ、気になるんですよ。あの、本当に気になりますよ。焼かれるっていうのは熱い
のかなあって、死んでしまっていれば関係ないとは思うんですけど、あれ、気になる
んですよ。細かいことですけどね。 で、その次何を考えたかというと、珍しい病気だ
ったんで解剖されるという。解剖される時って石のベッドに寝かされるというね、そ
れが冷たいのかなあとかね、何かそういうもの想像したりとか。で、焼かれて骨にな
ってるのに埋められると考えたんですよ、僕。それは僕の記憶の中に土葬というのが、
僕等小さい頃に土葬が多かったんで、それがダブッっちゃったんですが、今関係ない
ですよね。骨になっちゃって壷の中に入ってポンと置かれるだけですけども。あの当
時は土葬ってあって、土葬のこと想像しちゃうんですね。そうすると何か土がこれへ
入ってきたりとか何か息苦しいと、死んでるよ、その前に。そういう状態になるんで
すよ。気になるんですよ。そういうのが。22歳だったから余計感じたのかもしれな
いけど。そういうのがもう溜まんなくなってくるんですよね。
そのうちにね、人を恨むようになるんですよね。なあんで、俺ばっかりそうなるん
だ。他にいっぱいいるじゃないかよみたいな。もっと先に行ってもいい人いるんじゃ
ないかと思いつつも、なあんで俺ばっかりこうなるんだというような事とかそういう
事考えていくんですよ。そのうちそれがもう極大になるんですよね。死に対する怖さ
というか、もの凄い極大になります。このままだったら、どこか飛び降りて死にたい
と思うんですが、残念ながら私身体が動かなかったんです。そうすると、ベッドで寝
たきりなんですね。そういう状態で死の直前を迎えてくるんですが、これがまた面白
いんですが、後1週間と言われて夜寝るじゃないですか。次の朝、眼が覚めるんです
ね。そうすると1日近付くんですよ。死刑執行の日が近付くみたい。あれはいやです
ね。一日一日近付いてくるのがいやですね。で、近付いて来る度に、すぐ近くに保育
園があるんですが、保育園の子供達の声が聞こえてちゃんと決まったように音楽が流
れてる。これが何とも不思議でしたよね。お昼の時間になると、仲良く手を洗おうな
んて音楽が流れてくる。何か世の中良いんですよね、平和で。俺が今死ぬっていう時
にね。
そこで一番考えたのは何かといったら死の世界というのはいったい何だと考えたん
です。だって、今からこれから死ぬわけですから、人がどう思うか関係ないですね。
僕がそこで想像したのは、どういうことを考えたかというと、宇宙の始まりは、無か
らビッグバンによって誕生したって教わってきたんですね、今迄。だから、無からビ
ッグバンによって誕生したんだ。そして死んでしまえば無に戻る。つまり、無から始
まって無に戻るんだというふうに思うようにしたんです。これは別に思うだけですか
ら、本当にそうなるかどうか知りませんが。そうなることによって死ぬということに
対する思いが段段良くなっていくんですね。良くなるっていうか、自分で許せるとい
うか、もう行くとこないですから、そうすると死という世界を想像するようになるん
です。そうして、段段段段それに近付いて行くわけです。 それが段段今度は楽しみに
なってくるんですね。死の世界って本当はどうなんだろうってね。行くとこないです
から、それしか考えない。そのうち、今日死ぬという日の朝、眼覚めるんですよ、こ
れが。今日、死ぬという日ですよ。それを迎えるんですよ、自分で。で、やあ、やっ
とこれで死ねるなんて思わないですよね。重いですよ。とうとう、来てしまったなと
いうね。それもまた子供達のはしゃいでる声とか、まあ能天気に聞こえてくるんです
よ。俺が死ぬっていうのにね。もう、世の中癪に障るななんて思うくらい、そういう
のが聞こえてくるんですよ。そこでもって、回診の先生は今日死ぬんですねとは言わ
ないんですけども、まあ一応回って来るんですね。どうですかって、良いわけねえじ
ゃねえかと思いながら、どうですかと来るんですね。で、成る程、成る程なんて何だ
かわかんないけど、そうしてやる時、うちの親父が面白いこと言ったんですね。 うち
の息子はどういう病気で死ぬんですか。原因がわからない。良く考えてみたら。ただ、
この状態でそのまま死んで行くってわけですよ。俺も良く良く考えたら、俺はどうい
う原因で死んで行くのか良くわかんないですよ。倒れて、こういう状態になっちゃっ
たんだけど、何がどうなんだかさっぱりわからない。これでは俺はちょっと死に切れ
ないなと思ったら、うちの親父もやっぱりこのまま行かせたくないという気持ちで、
先生に言うんですね。先生、うちの息子、どういう原因で死ぬか、1回検査してくれ。
そう言ったら、先生何て言ったと思う?検査したら死にますと言うんです。今日死ぬ
んだから良いと思うんですが、先生は自分のやったことで死なせたくないんですね。
だけど、余りにもたっての願いで、やるかという話になって、検査したんですけども、
それは透視という器械、昔あった透視というので、こう身体をこんなことやりながら、
写ってくるそれ見ながら、ナンダカンダと、そんな器械しかなかったですから、そう
いうのでやって、ああ、ここが原因ですねなんて、いろんな話をしている、原因がわ
かりましたねって、はいって、それでお終いなんですけどね、それから病室から連れ
て来られてまたベッド、病室まで入ってきて、そして、寝てるうちに、今度姉達がそ
こに言ったりするんだけども、大抵コソコソコソコソ話が始まるんですね。あれ面白
いもんですね。うちの母親、母親ってのは凄いですよね、段取り、手回しが。何か余
り進んでかれると、ちょっと待ってちょっと待って、未だ行かせないでくれという思
いになるんですが、うちの姉達がそれで1回帰るんです。で、うちの親父とお袋が残
るんですね、で、お袋がベッドの脇にいて、うちの親父が、まあその時は未だ起きて
たんですけど、その頃から意識がフッと消えるんですよね。
次に意識が戻った時に、これ真っ暗闇の中、這いずり回ってるんです、自分が。真
っ暗闇の中。で、どうもこうやって土を握る時に土がグシュと出てくるから、ぬかる
みのようなとこ。そこ、どういうわけか、這いずり回るんですね。そのうち、遠くの
方にポツンと小さな明かりがポツンとあるんですね。それ凄く明るいわけじゃなくて、
あんまりにも、暗過ぎるのでその明かりが際立ってるんですね。全体を見た時に何の
当ても無いからその明かりを目指して行くんです。で、ズ−ッと這ってくんですね。
何で這ってたのか良くわかんない。とにかく、這ってくんですけども。そうすると、
その明かりが段段遠くなっていくんですね。要するにこういうトンネルのように段段
なってくるんですよ。とにかく、そこに向かって出てくるんですが、で、その外に、
それで穴から出たわけですね。 すると、外が薄暗いというか明るくはないんです、薄
暗いというかね。そして、遠くの方に薪を、青白い炎があって、薪を焚いてるような
ボヤ−ッとしてて、その明かりで全体が照らされているぐらいの暗さ、だから明るく
はないんですね。出て来た時、草がボウボウと生えてる、草が結構生えてるんですけ
ど、で、裸足ですから歩いてその感触があるんですね。これはいったい何だろう、僕
しかいないんです、周りに人がいないんです、その情景しかないんです。で、そこか
ら立ち上がって、何だろ、これと思って歩いていくんですよね。ドンドン歩いてくと
やがて川にぶちあたるんですね。で、そこで、ふと考えるんですよ。 あっ、これが三
途の川かと思ったんですよね。エ−ッ、これが三途の川か。で、こう見てると、川が
ゆっくり流れてるんですね。その光の光点、一番元になる所ってのは、その対岸にあ
るわけですね。とにかく、その対岸迄行ってみたいと思ったんですね。で、とりあえ
ずその対岸迄行くには、舟、三途の川とそれから船頭さんがいて舟で渡してくれる。
ねぇ、良く言われるじゃないですか。思い出したんですけども、六文銭忘れたんです。
私、六文銭がないと気が付いたんです。あれ結構焦るもんですね。これから皆さん経
験するから、六文銭というのが凄い気になったんだけどなかったんですよ。どうしよ
うか、船乗り、誰かいる筈だ。誰もいないんですよ。で、葦の生えてる所に一艘の木
造船が捨ててあったんです。それに乗っかって、こう押して飛び乗って、舟の先端に
行って両腕入れて、こう掻くんです。 苦労するでしょ。あの世へ行くのに、俺どうし
てこんな苦労するのか良くわかんないんですけど。とにかく、凄い腕が疲れるくらい
やってくるんですよ。やっとの思いでこう行くんで、途中で1回休むんですね。後ろ
見て、前見るんだけども、どっちも行けない距離でもう行くしかないかとまたそれで
漕いで行くんですね。 俺、不思議だなあと思ったのは、川ゆっくり流れているんだけ
ど流されないで真っ直ぐ行くんですね。あれも不思議なもんだなあと思いつつ、まあ
まあいいやと、とにかく向こう岸に着いたら疲れて腕がパンパンになるんですよ。 で、
飛び降りてゴロッと横になって伏せていたんです。暫くして、こう目を開けると丁度
10mから15mぐらい離れた所にそのモア−とした薪を焚いたようなのが見えてる
んですね。良く見ると、人間のような影というか、五体ほどフワフワフワとしていて
その一つが近付いてくるんですよ。ズ−ッと近付いて来て、良く見ると喪服を着た美
しい中年の女性だったんです。で、これ後でわかるんですが女性がこう近付いて来て、
私の名前を呼ぶんですよ。鶴彦、お前何しに来たって。別に何しにって、来たくて来
たわけじゃないし、思ったんですけど喋らなかったですけど、そう思ったんですよね。
来たくて来たわけじゃない、こういう状況になっちゃったんだからしょうがねえだろ
みたいな思いがあったんですけども。そして、いいから付いておいでと言われて、そ
こから立ってス−ッとその薪の焚いてるところに段段近付いて行ったら、3人のお年
寄りがいて一人が若い青年だったんですね。その若い青年というのは、僕が中学の時
にブルト−ザ−に挟まれて亡くなっちゃった従兄弟なんですよ。その従兄弟とはいろ
いろ話をしたりして、今叔父さんの家ではどうのこうのとかいろんな話をしていて、
だけど他のお年寄りは良くわかんないですね。わかる、この人しか知らねえなあと思
いつつ、この美しい女性わからねえなあと思ってズッといたんだけど、ま、従兄弟と
話したんですね。 暫くして、一目話してたら、その美しい女性が、お前もっと良いと
こいかなければいけない、付いておいでと言うんですね。付いて行ったら、そこから
ズッ−ッと離れた所、丘の上に登って行くんです。ドンドンドンドン登って行くんで
すが、そのうち空が金色っぽいというかオレンジ色っぽい空なんですよ。それで、ド
ンドンドンドン登って行ってその丘の頂上あたり迄来た時に、全体が見渡せるように
なった時、それがもの凄い巨大な洞窟、地下帝国みたいな、凄い洞窟のようで空がみ
んな金色なんですよ。そして、太陽みたいなもの、太陽ではないんだけどもその光の
元みたいな所、もの凄い強い金色に輝いているんです。そして、その明かりで全体が
照らされてる感じで。そして、丘はズ−ッとこう下がって、ズ―――ッと下がって遠
くの方まで行って地平線のように広がっているんですね。 で、もの凄い心地良い風が
吹いてくるんですよ。そこを、その女性と後先になりながら降りて来るんですが、も
うこう深呼吸して気持ち良いんです、それが。でも二人しかいないんですよ。降りて
行く間に、その中心でもの凄い明るい光がフワ−ッと何か絡むようにして、すると、
人の顔のように見えたりとか、いろんな、あれもしかしたらお釈迦様とかマリア様と
言うのかもしれないけど、俺良くわかんなかったんだけど、綺麗な何とも言えない姿
に見えたりする。そういうものをこう眩んだりして、足元は全部膝ぐらいの高さ迄の、
芥子に似たようなので、もの凄いいろんなのが輝いていましたね。そういうような情
景でそこを降りて行くんですね。もの凄い気持良いんですね。そうやって降りて行く
時にふと見たらその女性がいなくなったんですよ。
あれ、どうしたんだろうって周りを探したらいきなり今度はベッドでまた寝ている
自分に意識が戻ったんです。そこまでが第一段階。これは、立花隆さんとお話させて
頂いたんだけども、その時に世界中のいろんな人達を調べてみると、いわゆる臨死体
験者ってのは脳の機能が低下して仮死状態になると見る現象幻覚が多分国の違いとか
いろいろあって、あれあるんですが、お花畑と光と水のものをどうも見るらしい。こ
れは、共通してるらしいんですよ。人間の機能の中にそういう機能があるみたいなん
ですね。先ず、これ第一段階。殆どの人はこのまま、生き返るんです。 だから、光に
包まれた時、自分が何かさもお釈迦様とかマリアとかイエスとか何かわかんないけど、
何か信仰されてる特に強いものがある人はそういう姿に見えて、何か、何も言ってく
れないんだけど何となく悟ったような気がして何か神から啓示を受けて生き返るよう
な形になる。どうも、そういうのが多いって話ですね。これは脳の機能の中のものだ
ということなんです。そういう状態でありながら、たまたま空中から自分の姿を具体
的に見たような人達もいる。立花隆さんが言うには、そういう人達を調べてみて、一
つだけわかることはみんな脳を強打してる。交通事故とか、或いは何でも良いんです、
転がったとか、頭を強く打ったり、頭の障害が一瞬ポンと起きる時、そういう時には
脳の機能の中ではない状態を一瞬見る。それはたまたま上から下を見たりとか、いう
現象はあるそうです。そういう話は聞いてる。で、それを調べてみると、だいたい多
いのが交通事故やすべって転んで頭打ったとか、いろいろなことで脳に障害を受けた
人、それは空中から見るような現象を見ると。それ以上の人はいないそうです。