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(回答先: 日銀は米金融資本日本支店だ。 投稿者 田舎者 日時 2003 年 4 月 20 日 07:01:04)
本当に日本の銀行がほしいと思っているなら、シティ・HSBCならTOB、を行うと思うのだが。
そんな、遠回りしてもモルガンには余裕がない、BOAも国内重視。
国際的な営業ができる金融はBISにより限られている
そうすると、いったいどこが日本の金融機関を買うというのだろう?
それより、欧米金融機関は、中国の不良債権の回収事業と新規金融機関の買収に躍起になっている。
いわば、日本の銀行の市場的価値は少なくなりつつあるということ、もし国有化したいのならもっと早くからもっと露骨に圧力をかける。
しかし、その兆候は弱まるばかり。
日本の国内ファンドがはげたかファンドをまねてもそれは、所詮まねであり、国内資本に縛られるかぎり瑕疵担保をつけても周りの資本にお伺いを立てながらの回収になる。
それが意味することは、収益率の低さ。
日本では、不良債権の回収も法律で苦労したのは外資も同じ。
いま、外資の国際金融機関が日本の銀行の株を連結持分比率に入れるには抵抗があるだろう。
経営戦略的にもあまり意味がない。
シティはすでに日本の金融機関の買収に手を焼き、国内に自己資本で店舗網と顧客を形成している。
JPモルガンは、投資銀行としてITに投資しすぎたためリストラを慣行中。
今日本をみる余裕があるのは、メリルリンチぐらい。
HSBCは、TOBの方針だが、国内競争を引っ張られるような戦略をだしたくないはず、背後にはロイヤル バンク
オブ スコットランドや、HBOSなどが控えている。
また、ワールドバンクとしての地位をシティやサンタンデール・セントラル・イスノパ銀行・ABNアムロと
競争している
ドイツ銀行もリストラ進展中、ワールドリテールバンクに生まれ変わろうとしている。が、ほかの国の銀行と競争が激しい。
フランスのBNPパリバ銀行、クレディリヨネ銀行、VSソシエテ・ジェネラル銀行、も国内で激しい預金獲得競争やTOB戦略の展開で余裕がない。
スペインのサンタンデール・セントラル・イスノパ銀行
ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタイア銀行
は、アルゼンチンやブラジルでの業務拡大で不良債権の引き当て金を計上し余裕がない。
また、テレフォニカを通して南米のIT投資を回収中
はたして、日本の銀行はどこが買収するのでしょうか?
そしてそのときの経営戦略は?
田舎者さんにお尋ねします。