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(回答先: Re: 日銀は米金融資本日本支店だ。 お尋ねします。なぜそんな弱々しい、圧力しかアメリカはかけられないのか? 投稿者 hou 日時 2003 年 4 月 20 日 08:10:01)
houさん、横レス失礼します。
「生保向け劣後ローンなどに引当金」を積むようにという日銀の要請は、生保危機の本格化という受け止め方をしていますが、日銀が国際金融家の日本支店であるという認識は持っています。
「生保向け劣後ローンなどに引当金積み増し」は、銀行の財務指標を悪化させることは確かですから、“一時国有化”の条件に近づかせることでもあります。
田舎者さんは、その点を重視されて、「日銀を、金融機関の再建をもくてきとする日本国の機関と解するのではなく、崩壊を目的とした米金融資本の機関と解するならば、日本崩壊に向かうこと確実な金融政策を次々と採用してきたが筋道だって理解できる」と書かれたのではないかと推察しています。
>本当に日本の銀行がほしいと思っているなら、シティ・HSBCならTOB、を行う
>と思うのだが。
houさんもご理解されていることですが、現状のままメガバングを手に入れても、何もいいことはありません。
ですから、TOBで支配権を手に入れるという愚かなことはしません。
(TOBは市場で拾い集めるよりも高コストの買収になります)
新生銀行のように、政府が一時国有化し膨大な“掃除代金”で過去の汚物を清算したあと、経営効率もよくなったものを超破格値で手に入れるのが良策だということは自明です。
新生銀行の所有者は、当時既に株式評価総額として1兆円を超えるだろうと言われたものを1千10億円で手に入れることができたのです。
また、現状で銀行業を営んでいるところを様々列挙されていますが、新生銀行も投資グループが買収したのであり、銀行業を看板にしているところが買収したわけではありません。
国際金融家とは、シティ・HSBC・BOA・BNPパリバのことではありません。それらは、自分たちの身を隠しつつ金融利益を上げるための手段でしかありません。
新生銀行のようなかたちで日本の銀行を買収できれば、株式売却益で膨大な利益を上げることもできれば、業務利益で持続的に利益を上げ続けることもできます。
また、株式売却も、支配権を維持できるかたちであれば、売却益という短期利益を得た上で長期的利益も確保できます。